これからタイに旅行してみようという人に、タイの魅力をできるだけ分かりやすく説明することを目的にした記事になっています。
タイの治安、観光地、食べ物、物価や人々の暮らしに焦点を当て、実際に訪れて感じたことやアドバイスをご紹介します。
初めての異国における「旅行の予習」として目を通して頂ければ幸いです。
タイという国(物価と暮らし)
タイの物価は日本と比べるとかなり安いです。
ざっくり日本の三分の一とか言われたりしますが、今回は旅行における衣食住という視点で比較してみました。衣食住の比較の後には、タイに関するデータをいくつか集めてきたので紹介しています。
衣
タイでお土産のTシャツは1,000円くらいです。
お土産価格なのでそこまで安く感じませんが、ローカルのデパートなどで買えば500以下で買うことできます。1,000円あれば上から下まで揃えることもできちゃいます。
激安で買い物を楽しめるバンコクの人気のデパート「プラチナムファッションモール」の地図を置いておきます。
食
道端に並ぶ屋台やローカルレストランでは一食数百円で楽しむことができます。
例えば僕の大好きなカオマンガイ(タイ風チキンライス)は以下の写真のものが60バーツ(211円 ※2020.02.18)で楽しめます。
住
タイはホテルも安いです。普通のホテルも安い上に、ゲストハウスやホステルといった安宿がかなり充実しています。
ホテル比較サイトのブッキングドットコムで調べてみたところ、バンコクで1番安い部屋は一泊348円でした(※2020.02.18)。下にスクリーンショットを貼っておきます。
海外ホテル検索、Booking.com
バンコクのオススメ安宿情報もまとめているので参考までに↓↓をどうぞ。
ビックマックの価格
世界中にあるマクドナルド。その代表的なハンバーガーの「ビックマック」の価格はその国の物価を知るための一つの指標として使われることがあります。
タイのビックマックは115バーツです。日本円で約405円(2020.02.17)です。
The Economist
日本のビックマックが390円なので少しお高めに感じますが、これはタイの物価が高いというよりはマクドナルドがタイでは少し高級ということだと思います。
その他のデータ
人口:6,660万人
平均月収:468USD(約51,393円 ※2020.02.18)
失業率:1.2%
観光収入:580億USD(約6兆3,690億円 ※2020.02.18)
入国者数:393万人(2018年12月次)
CEIC
タイの治安
タイの治安は世界で第116位です。
これは「The Institute for Economics & Peace」という機関の「Global Peace Index Rankings 2019(世界平和度指数ランキング)」が発表した順位です。
ちなみに日本の順位は第9位です。タイは日本よりもランキングが107つも離れており、治安に関してはそのくらいの差があるという事を頭に入れておきましょう。
実際の犯罪被害
ソンテオ(乗合タクシー)の助手席(タクシー運転手の隣)に乗車したところ,人気のない場所で,タクシー運転手にナイフで脅され,現金等を強取される。
外務省
パブなどから連れ出した女性や,親しげに声をかけてきた人物と飲食をしていたところ,飲み物に睡眠薬等を入れられ,眠り込んだところで金品を盗まれる。このとき,朦朧としているが,昏睡するわけではないため,犯人が言うままにキャッシングをさせられるケース,またその後,被害者がバンコク都内から地方の県に運ばれ,路上に放置されたというケースもある。
外務省
親しげに「日本人ですか?今度日本に行きます。家族が日本に住んでいます。円のレートを教えてください。その前に日本円を見せてください」など英語と日本語を話しながら,近づいてくる。会話中に財布の中から現金が抜き取られる。
外務省
防犯対策
・貴重品はポケットに入れない
・ソンテオ(乗合タクシー)には1人で乗り物に乗る事を避ける
・夜間は不必要に出歩かない→出歩いても常に警戒心を持つ
・人から渡されたものに口を付けない
・席に戻った時は飲みかけのドリンクに注意する→飲まない、または信頼できる人に見ておいてもらう
・財布、金銭に干渉してくる輩には警戒度をMAXにする→日本円見せて、カード見せて、換金してなどはみんな詐欺
・2人きりになる相手は選ぶ→タクシーやトゥクトゥクのドライバーもなるべく身なりの綺麗な人間を選ぶ
あまり考えたくはないですが、被害に遭遇するかもしれないと考慮に入れて保険をかけておくことも重要です。短期間の旅行であればわざわざ海外保険なんかには入る必要はありませんが、せめて海外保険が自動でついてくるクレジットカードを一枚持っておきましょう。
オススメのカードを一枚ご紹介しておきます。
エポスカードの公式サイトです。年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯してくるので作っておいて損はないのかなと思います。
外国での盗難対策についても詳しくまとめているので↓↓をどうぞ。
主な観光地
北部
・チェンマイ ・チェンライ ・メーホンソーン
・ランパーン ・ランプーン ・スコータイ
・ターク ・カンペーンペット
東北部
・ウドーンターニー ・コーンケーン ・ナコーンラーチャシーマー(コラート)
・ウボンラーチャターニー(ウボン)
東部
・パタヤ(チョンブリー) ・トラート ・ラヨーン(サメット島)
中央部
・バンコク ・サムットソンクラーム ・アユタヤ
・ナコーンパトム ・カンチャナブリー ・ホアヒン(プラチュアッブキリカン)
・チャアム(ペッチャブリー)
南部
・プーケット ・サムイ島(スラーターニー) ・クラビ
・ランタ島 ・トラン ・パンガー
・カオラック
参考:タイ国政府観光庁
上記に挙げた場所にはそれぞれにたくさんの観光スポットがありますが、これだけでも観光地のほんの一部にすぎません。
タイを旅行する際には目的別に行き先を決めるのが良いと思います。友達とワイワイ騒ぎたいのか、食べ歩きしたいのか、秘境を求めて冒険するのか、恋人とビーチでゆっくりするのか、なんでも揃っているのがタイランドです。
観光する上で多少の障壁になってくるのが言語です。
仮に自分が英語ペラペラだとしても、日本のように英語を話せない人間の方が圧倒的に多いです。ボディランゲージと気持ちでなんとかなりますが、不安な方には翻訳機持って行く事をオススメします。スマホのアプリなんかよりもずっと便利で使い勝手が良いので紹介しておきます。
ポケトークという翻訳機です。オススメする理由は以下の通りです。
・Wi-Fiなしで74言語対応 ・126の国や地域で利用可能 ・保証サービスあり
・受取、返却は空港カウンターでも国内宅配でも可 ・ノイズキャンセル機能付き
レンタルする日数で価格を決められるので短期〜中期旅行に便利です。英語はもちろんタイ語にも対応しています。
タイの食べ物
タイは美食大国です。
ザクッと代表的なタイ料理たちを箇条書きしましたがこれでもほんの一部です。
最後に画像付きのタイ政府公式サイトを置いてあるので興味のある方は覗いてみてください。
ご飯料理
・カオマンガイ ・カオカームー ・カオムーデーンムーグローブ
・カオトム ・カオパット ・ガパオ
麺料理
・カオソーイ ・クイッティアオナーム ・バミーへーン
・バッシーユ ・クワイジャップ ・パッタイ
・カノムジーン
スープ
・トムヤムクン ・トムカーガイ ・ゲーンチューウンセン
カレー
・イエローカレー ・レッドカレー ・グリーンカレー
・ゲーンソム ・マッサマンカレー
肉料理
・ガイホーバイトゥーイ ・ガイヤーン ・ラープ
・ナムトック ・ヤムヌア ・ヌアナムマンホイ
シーフード
・プーパッポンカリー ・オースワン ・ホーモックタレー
・クンオップウンセン ・プラーヌンマナーオ ・プラージャラメッラープリック
その他
・トートマンプラー ・ボーピアトート ・ソムタム
・ヤムウンセン
デザート
・トーンイップ ・タコー ・カオニャオ
・ルークチュップ ・ブアローイ ・ルアムミット
・タップティムグローブ ・サンカヤーファクトーン ・カノムブアン
・クルアイトート ・カノムクロック
写真付きのタイ国政府観光庁のグルメガイドを置いておきます。以上に挙げた料理が画像付きで紹介されています。
画像参照↓↓
実際に訪れてみて
タイは人々が明るく、ご飯が美味しく、とても発展した国というのが率直な感想です。
バンコクではどこに行ってもコンビニがありますし、電車やバスといった交通網も発達していてとても便利です。タクシーもかなり安価で利用できますが、値段交渉が必要な場合もありますのでその際はコチラを参考にしてもらえればと思います。
歴史的な建築物や遺跡といったスポットも少なくなく、郊外へ行けばキレイなビーチを持つ島々や地獄寺と言った珍スポットまで観光には飽きることはないでしょう。
僕のオススメの観光方法としては、郊外や島でバイクをレンタルしてツーリングすることです。バンコクでは道路がゴミゴミしていますが、都心を離れればゆったりしていて運転のハードルはそこまで高くありません。
もし運転免許証をお持ちなら、費用も大してかからないので国際運転免許証を持って行くことをオススメします。
〜国際運転免許証について〜
— すぴ@旅と御茶ノ水のシーシャ屋ワープ (@tabishisha) February 18, 2020
自分用メモ
•全ての国で運転できる訳ではない
•日本の運転免許証あれば取得可能
•住民票のある地域で申請可能
•運転免許センターなら即日発行
•有効期限は1年間
•費用は2400円くらい
•縦5×横4㌢の証明写真が必要
•パスポート、航空券などの渡航を証明する書類必要
タイに関しての関連記事もいくつか紹介しているのでコチラの一覧をどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!