タイには離島がたくさんあり、どこの島もとても魅力的だと思います。ラン島は中でも本土からそう遠くなく、気軽に行けて人気のある島です。
夜の街パタヤから日帰りで遊べるのも、多くの人に支持される理由の1つです。パタヤに拠点を置き、昼はラン島に、夜は繁華街に繰り出す旅行者は少なくありません。今回はそんなラン島の魅力、行き方、そして全てのビーチ7つを周った感想をランキング形式でご紹介していこうと思います。
ラン島の魅力
・パタヤからフェリーで40分ほどの場所という好立地。
・日帰りで島を周り尽くせる。
・美しい海。
・7つのビーチ。
・島の中心部にある小高い丘からの絶景が壮観。
・アクティビティが豊富。(シュノーケリングやパラセーリング、ジェットスキー(水上バイク)、シーウォーカー、丘からのパラグライダーなどなど)
・動物たちが可愛い。(主に子犬)
・離島なのに物価が高くない。(パタヤと大して変わらないかむしろ安い)
・お店が充実。
ラン島への行き方
ラン島へ行くにはパタヤに拠点を置くか、島に拠点を置くかを決める必要があります。どちらにせよ出発地点はパタヤにある港になります。港の地図を置いておきます。
フェリーには30バーツ(約110円くらい)で乗ることが出来ます。ざっくり1時間に1本ほど出ており、ラン島からパタヤへの最終は6時くらいでした。シーズンで時間割も変わるそうなので、日帰りの場合は時間割をチェックしておいた方が良いと思います。
30バーツのフェリーは港の奥の方に待機していますが、その途中でスピードボートに乗らないかと声をかけられると思います。
これはフェリーよりも早く、自分の好きなタイミングでラン島まで行くことができますが、価格が交渉次第ということになります。僕が声をかけられた時には150バーツから200バーツくらいでした。
ラン島の周り方
ラン島の周り方は以下の4つです。
・徒歩で周る。
・バイクタクシーで周る。
・ソンテウで周る。
・レンタルバイクで周る。
写真にあるたくさん人が乗っているのがソンテウです。大人数の場合はこれを丸々チャーターすることもできます。
僕のオススメは絶対的にレンタルバイクです。料金は200バーツくらいで貸してくれます。デポジットのお金を預けるか(1000バーツくらい)、パスポートを預けることになります。ちなみに免許証を見せろと言われることはまずありません。
そして驚いたことにヘルメットを被っている人は島に1人もいません。レンタル屋さんでも貸してくれませんし、全員ノーヘルです。
島の道はパタヤやバンコクのように混雑しておらず、のんびりバイクで潮風を感じながらビーチツーリングすることができます。控えめに言って最高です。
外国でバイクを運転する際の注意点を簡単にまとめているので、置いておきます。
ラン島ビーチランキング
7位 トンランビーチ
トンランビーチが7位の理由は工事中だったからです。小さなビーチで、1年以上工事をしているらしくそれが終われば穴場的なスポットになりそうです。
こんな感じの細い抜け道を使って行くのですが、中々にそそられる小径でした。辿り着くまでがワクワクのピークで、工事完成が切望されるポテンシャルを秘めたビーチでした。
6位 タワエンビーチ
このタワエンビーチは人によっては1位に選ばれるビーチだと思います。僕は6位にしましたが、目的によってはもっと上の順位になっていたと思います。
ここは港が近いというのもあり最大級に活気のあるビーチです。たくさんのお土産屋さんや露店、レストランにコンビニエンス、アクティビティなんかも豊富に用意されています。
5位 サンワンビーチ
サンワンビーチは穴場的なビーチスポットです。港から近く、みんながタワエンビーチに向かう中で反対側のサンワンビーチにはあまり人が来ません。
こじんまりとしていますが、お洒落なカフェがあって落ち着けます。タワエンビーチの喧騒から少し休憩したい時などにピッタリな場所です。
ここは他のビーチに比べて少し波が高いように感じました。サーフィンしている人はいませんでしたが、シュノーケリングしている人は見かけました。
カフェの値段が他のビーチよりも少し割高でしたが、りんごのシェイクが果肉たっぷりでとっても美味しかったです。シェイクは1杯100バーツでした。
4位 ティエンビーチ
ティエンビーチはビーチの奥行きが広く、マングローブの林があるのが特徴のビーチです。木陰でゴロゴロしたり日光浴を楽しんでいる人たちが多くみられました。
割と大き目なビーチですが、そこまで騒がしくないので過ごしやすかったです。
アクティビティやレストランも充実していました。たまたまかもしれませんが、バナナボートに乗っている人たちが一番多かった印象です。
縁結び的な(おそらく)何かもありましたが、日本語がなかったので詳しいことは不明です。もしかしたら他のアジアの国では有名なビーチなのかもしれません。
3位 タヤイビーチ
タヤイビーチはとても綺麗で静かなビーチです。レストランは1つしかありませんが、それで十分な感じです。ゴリゴリとアクティビティで遊ぶというよりは浜辺でのんびりとする場所という感じでした。
岩場ではシュノーケリングを楽しんでいる人たちもいましたが、道具を貸し出しているようなお店は見当たりませんでした。
2位 サマエビーチ
サマエビーチは活気のあるビーチで、ワイワイするにはピッタリのビーチです。人は多いですが海はキレイで他の大きなビーチと比べるとあまりゴチャゴチャしていなく、調度いい賑わいでした。
透き通った海も魅力的ですが、近くに歩いて登れる高台もあり、そこからはサマエビーチを一望することができます。
もし1つのビーチにしか行くことが出来ないのなら、僕はここのビーチをオススメします。アクティビティ、レストランが充実していてうるさ過ぎないので友達同士でも家族連れでもカップルでも1人でも楽しめると思います。
1位 ヌアルビーチ
ヌアルビーチは何と言っても居心地の良さが最高でした。ラン島の中では中くらいの大きさのビーチで、海が透明で美しく、人が少ないのもの魅力的でした。
僕はビーチ巡りの一番初めにここへやってきたのですが、良すぎたので最後にもう一度戻ってきてゆっくりしていました。
犬もいましたが人間には目もくれずにビーチを横切って行きました。
ブランコもいくつかありましたが、遊んでいる人はほとんどいませんでした。
僕がここを1位にした理由の1つに、ヌアルビーチまでの道のりが最高だったというのがあります。
小高い丘と海に挟まれた石畳の道路はどこかノスタルジックな雰囲気を醸し出しており、途中途中にある看板や標識もかなり良い味をだしていました。
ここは是非バイクで走り抜けるか、ソンテウなら一番後ろの席から立ち乗りして景色と潮風を感じてもらいたいです。
最後に
ラン島のブログ記事を読んでいると、みんなランキングの順位がバラバラだったり、オススメしているビーチも様々だったりします。
ラン島ではたくさんのビーチを巡って自分のお気に入りを見つけるのも楽しみの1つですが、忘れてはいけないのが絶景スポットの存在です。大きく分けて3つの高台があり、ビーチから徒歩で行けるものもありますので明日の記事でご紹介しようと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!