美食の国タイはバンコクにやってきました。僕は訪れた回数も滞在日数もダントツで一位の国がこのタイで、特にバンコクにやってきたのは今年だけで４回目になります。今回はそんなタイの色んな種類の美味しいご飯たちをご紹介したいと思います。僕は旅先で滅多に高級レストランには訪れず、屋台や行っても中級くらいのレストランのみです。なのでここでご紹介するのは安くて美味しいグルメ情報になります。レストランの位置情報も載せてありますので、併せてチェックして頂ければ幸いです。
トムヤムクン( Pe Aor Tom Yum Kung Noodle )
まずはこれです。タイと言えば真っ先に思いつくんじゃないでしょうか、言わずと知れた「トムヤムクン」です。場所によって結構味が違うのも特徴の１つです。むせかえるぐらい辛いものから甘味が強いもの、酸味が強いものと様々です。それらの中から自分好みのお店を探すのも楽しいです。僕が一番好きなのはここ「Pe Aor Tom Yum Kung Noodle」のトムヤムクン。中にヌードルを入れることができますが、そのヌードルの種類も豊富です。味はスープのコクが強く感じられ、どちらかというと少し辛め、甘め、酸味控えめという感じです。少し辛めと言っても、ココイチで言ったら3辛が限界の僕でも食べられるくらいの辛さです。少し量が少ないのが玉に瑕ですが、とっても美味しいので是非試してください。お値段は、上の写真のトムヤムクン(麺入り)で80バーツです。トッピングを豪華にしていくと価格も比例します。
プーパッポンカリー( The Bangkok Heritage )
これはタイのカレーの中で一番豪華なカレーだと思います。カニとタマゴを使ったカレーで、辛さは全くありません。カニのダシと半熟のタマゴがカレーのスパイスと共に見事に絡まり合い、お米との相性も抜群です。僕はここ「The Bangkok Heritage」のプーパッポンカリーが大好きで、他のお店と違う点はタイの香草をたくさん使用したものを食べられるのです。日本のものよりも少し香りが強く、パクチーともまた違う三つ葉のような味のするハーブで病みつきになります。少し人を選ぶかもしれませんが、僕はシンプルなプーパッポンカリーよりもこちらの方が好みです。お値段ご飯と合わせて180バーツです。
カオマンガイ(ギンヘンカオマンガイ)
これもまた日本人のファンが多いタイフードの1つです。鶏のゆで汁を使って炊いたチキンライスの上に鶏を載せ、甘辛いたれをかけて頂きます。基本的に鶏ダシスープも一緒に出てきます。とてもシンプルな料理ですが、それ故に奥深く、お店によって少しずつ味が違います。僕自身かなりのカオマンガイが大好きで、バンコクに限らずタイの色んな場所で食べ歩いたりもしました。正直中々1位番好きなカオマンガイを決めるのは難しく、迷ったのですが今回は安定して美味しい「ギンヘンカオマンガイ」を紹介することに決めました。お値段60バーツ。
ソムタム( イムちゃん タイレストラン )
青パパイヤを使ったタイのサラダです。辛く、甘く、しょっぱく、酸っぱいという全てを兼ね備えた不思議な味ですが、日本人の口に良く合います。ビールのお供にはピッタリで、こちらもお店によってかなり味が違ってきます。辛いものが完食できないくらい激辛のものがありますので、注文する際には聞いてみた方が無難です。僕のオススメはここ「イムちゃん タイレストラン」のソムタムです。甘味としょっぱさが強く、辛さと酸っぱさはそこまででもない食べやすいソムタムで、特徴は何といってもトマトの味がかなり効いているところです。トマト味のソムタム、絶品なので試してみてください。お値段は60バーツです。
マッサマンカレー( Krua Aroy-Aroy )
このカレーは以前にアメリカの「CNN」が情報サイトにて「世界で最も美味しい食べもの５０」の中で1位になったことで一躍有名になりました。カレーはスープ状で、具はじゃがいもとお肉(豚、鶏、牛選べる場合が多い)がゴロッと入っていることが多いです。甘口なのに、後味は辛く、食べ続けているとどんどんと辛くなっていきます。僕はいつも、甘さを求めてもう一口、もう一口と食べ続けてしまって気付いた時には汗だくになっています。「マッサマン」とはタイ語で「イスラム教の」を意味しており、一説によると昔タイにやってきたペルシアの貿易商たちの影響でこのカレーが作られたらしく、確かに使われているスパイス( トウシキミ、ナツメグ、ターメリック、クミン、クローブ、シナモン)や味はどことなく中東の雰囲気あります。お値段はご飯も合わせて110バーツです。
番外編 ラーン・カオ・ラート・ゲーン
お惣菜の屋台飯のことで、ご飯が真ん中に盛られたお皿に好きなお惣菜を盛り付けてくれます。大抵そのご飯とおかずが2つで60バーツ、プラスしていくごとに10バーツというパターンが多いです。ほとんどのお店がスープもいくつか置いているので、汁物も頼めます。一度にいろんな食べ物を試せるので面白いと思います。僕の頼んだお皿を例として載せておきます。両方とも3つのおかずなので合計で70バーツです。
このお惣菜屋台はタイのどこにでもあるので特に場所は記載しませんでした。
いかがだったでしょうか。全て僕が自信を持ってオススメできるタイフードとレストランです。ご紹介しましたレストランでは他の食べ物もたくさん揃えており、どれも美味しいものばかりなので是非一緒に試して頂ければと思います。
