ラン島はパタヤからフェリーで40分ほどの場所に位置する離島です。大きな島ではありませんが、7つものビーチを持つことが特徴です。またそれぞれのビーチには個性があり、友達とワイワイしたい人向け、家族とのんびり過ごしたい人向け、１人でゆっくり海を眺めたい人向け、というように目的別に使い分けることができます。
１日あれば７つ全てのビーチを周ることも十分可能で、パタヤから日帰りで遊ぶことができるのも人気の理由です。ラン島のビーチは美しく、アクティビティやマリンスポーツも豊富ですが物価がそこまで高くないのも魅力的です。
ラン島のビーチについては７つ全て周ってレビューしていますのでコチラをどうぞ。
そして今回はビーチではなくラン島の持つ３つのビュースポット、絶景ポイントについてご紹介しようと思います。
サマエビーチビューポイント
ここのビューポイントは徒歩で簡単に登ることができるので、サマエビーチへ訪れた際には是非よっておきたいスポットです。
階段は割と急ですが、５分もかからずに頂上まで登ることができます。頂上には腰を下ろせるスペースが用意されており、屋根もあるので休憩出来ます。
そこまで高い場所ではありませんが、サマエビーチを見渡すことができました。
ラン島の高台全体に言えることですが、ほとんど人がおらずゴミゴミするようなことはありません。一部のビーチと港近辺はかなり賑わっていますが、その他はどこもガランとしていてのんびりな雰囲気です。
写真を撮るのにぴったりな岩場もありました。
ウインドミルビューポイント
徒歩で登っている人もいましたが、バイク推奨です。ソンテウでは登って来られないのでバイクタクシーかレンタルバイクで登ります。
頂上には屋根のあるベンチがあって休憩スペースになっています。
かなり高い位置なのでラン島のビーチはもちろん、どこまでも広がる青々とした海を眺めることが出来ます。
そしてここは野犬の住処になっています。タイの野良犬と聞いて危険信号が灯る人は旅慣れているか危機意識が高いと思います。狂犬病の恐れから海外の野生動物には極力触れるべきではありません。
しかしながら、ここにいる野犬たちはかなり人懐こく凶暴な様子は全くありませんでした。一応我慢して撫でたりはしませんでしたが、おそらく島の人たちが世話をしているので人間に敵意は一切ありません。
水や餌も置いてあったので、可愛がられているのでしょう。ラン島では何匹も犬が歩いていましたが、皆大人しくて東南アジアの路上を徘徊するギャングのようなタイプの犬ではありませんでした。
ちなみに丘を下る際に子犬たちに囲まれて幸せでした。バイクを止めたら勝手に乗り込んでくるあたり、やっぱりギャングかもしれません。
お寺のビューポイント
ラン島にもお寺があります。タイっぽい金ぴかの飾りがところどころでキラキラしています。ひと際目を引くのが金ぴかのお坊さんです。ちなみに林の中にいも茶色い巨大なお坊さんがいます。割と不気味なんですが２人ドーンと座っています。
ここはソンテウでも途中までは登ってくることができるビューポイントになっていますが、ソンテウでもバイクでも途中からは徒歩です。
３つのうちで１番の高台に位置しており、パラグライダーもここから飛ぶことができます。一望できるビーチは最大級に賑やかなタワエンビーチです。
僕が訪れた時にはツアーで来ている人たちがいたので、バイクやソンテウをチャーターした際に「絶景が見たい！」と言えばここに連れてきてくれるのだと思います。
ここの絶景スポットは全部で３つあります。パラグライダーが飛び立つ場所、階段の前、階段を登り切った後、のそれぞれから景色を見渡すことができます。
階段前のスポットにはこれまた金ぴかの像が立っており、ここからの眺めはかなり壮観です。
そして３つのうちで最も過酷な心臓破りの階段が待っています。全部で250段あるそうです。
この階段を登った先には古びた寺院のような小さな建物があります。どことなくノスタルジックな雰囲気を醸し出していますが、実はここからの景色はまあまあといったところです。
ちなみに階段を登る前の場所に無料で使えるトイレがあります。ビーチのトイレは有料のところが多いですが、ここまでくれば無料のようです。
最後に
ラン島はビーチも最高でしたが、それらを見下ろして一望できる絶景スポットも最高です。
パタヤから日帰りで7つのビーチと3つの絶景スポットを周りましたが、そんなに忙しくもなかったです。島が小さいというのもありますが、一番はバイクをレンタルしたのが大きかったと思います。
ソンテウでは恐らく全てを周りきることは難しかったと思います。是非ラン島はバイクで走り回ってみて下さい。
バイクは意外と簡単に運転出来ちゃいますが、不安な方のために外国で運転する際の注意事項を置いておきます。最後まで読んで頂きありがとうございました！
