外国で購入した可愛いシーシャ、預け荷物や郵送で送っても良いですけど破損のリスクは高まります。
安全に確実に運ぶなら機内手荷物で持ち込んでしまいましょう。常に自分で持っていれば、他人の手で乱暴に扱われることはありません。割れやすい部分だけを手荷物で持って行くというのもありだと思います。
今回はかなりマニアック記事ですが、旅とシーシャに関するブログを書いている以上もっと早く触れても良かった内容でした。
実際にシーシャやフレーバーを機内手荷物で持ち込んだこともあり、その時の体験などを紹介しています。
シーシャの機内持ち込みについて
基本的にシーシャの機内持ち込みは禁止されていません。
禁止はされていませんが、航空会社によってルールが違うので詳細は事前に調べた方が良いと思います。
ちなみに僕が持ち込んだのはこの子です。
小さいサイズのシーシャではなく、ガッツリ背のあるタイプを持ち込みました。
喫煙具の持ち込みは禁止されていませんが、「あへん吸煙具」は税関のホームページにもありますが、明確に禁止されています。
ややこしいのが、その「あへん吸煙具」とかいう器具がシーシャにそっくりであるという点です。この辺を疑われて面倒くさいことになるのは本当に勘弁してもらいたいところですが、シーシャ自体まだまだその認知度は低く、トラブルになる可能性は承知しておいた方が良いと思います。
フレーバーについて
シーシャフレーバーはタバコの葉を使用しています。
手荷物としてタバコを機内に持ち込むことは基本的に禁止されていません。
国によって税関に申告する際のルールが違うので、行き先のルールを確認することが大切です。タバコ一本持ち込むのにも申請しなければならないという国もあるので注意が必要です。
日本のタバコに関するルールは以下の通りです。
「紙巻たばこ」のみの場合 400本
「加熱式たばこ」のみの場合 個装等20個
※1箱あたりの数量は、紙巻たばこ20本に相当する量
「葉巻たばこ」のみの場合 100本
その他の場合 500g
なお、2021年10月1日からは、紙巻たばこ200本、葉巻たばこ50本、加熱式たばこ個装等10個、その他のたばこ250gとなります。
税関:https://www.customs.go.jp/kaigairyoko/menzei.htm
水タバコのフレーバーは「その他の場合 500g」に当たるのだと思います。つまり個人的に外国から買ったフレーバーの総量は1人あたり500gまでなら免税で持ち帰れるというわけです。
僕は実際に500gも持ち込んだことはないので確かなことは言えませんが、没収される可能性を完全に排除したいなら問い合わせてみた方が良いと思います。
実際に機内持ち込みして止められた話
ニュージーランドにいた頃、どうしてもシーシャが吸いたくて買ってしまいました。
シーシャ本体は売っていましたが、フレーバーは好みのものがなかったためいくつかアメリカから輸入しました。お陰で思う存分シーシャを楽しむことができましたし、旅先のホステルで他のゲストたちに振舞ったりするのも楽しかったです。
共に旅をしていたのでかなり愛着が沸いてしまい、一時帰国する際に持って帰ることにしました。当初は、空港で面倒くさいことになりそうだからNZに置いて帰ろうと思っていましたが、どうしても持って帰りたくなったのです。
そして貧乏性の僕はシーシャだけではなく、5種類くらいのシーシャフレーバーも持って帰ることにしたのです。
当日空港では、案の定「バザー」させられました。
バックパックにはシーシャのセット一式以外にはほとんど何も入っておらず、しかもその時の僕の格好は作務衣だったのでかなり変な奴だったと思います。
シーシャを預け荷物に入れて割られたり壊されたりしたら嫌だったので、手荷物として飛行機に持ち込もうとしました。シーシャはそれなりに重量があるので、荷物の重量制限を掻い潜るために、一番重い服である作務衣を含めて持っている服をたくさん着る必要があったのです。
見た目の怪しさはノータッチでしたが、シーシャに関しては色々質問されました。そもそもシーシャという存在を知らないのでその説明からしましたが、僕の英語力ではシーシャを一から説明しても首を傾げられてしまいました。
幸いなことに騒ぎを聞きつけた1人の職員がシーシャを知っており、その同僚に説明してくれたので一応事なきを得ました。
そこでの長々しいやりとりのお陰か、フレーバーに関しては何も聞かれませんでした。僕はフレーバーの方が揉めるのかなと思っていたので拍子抜けでした。持ち込んだフレーバーは「HAZE」「FUMARI」「Al Fakher」で、特に「FUMARI」は液体扱いされて面倒くさいことになるんじゃないかと思っていました。
そして一応全部タバコの葉っぱなのでそれも突っ込まれるかなと思いましたが何もなかったです。
一番意外だったのは成田で何もなかったことです。荷物を開けることもなくすんなりと手続きが終了しました。税関の申告表にも一応タバコとしてフレーバーの事を書いたのですが、何も調べられませんでした。
この一件で、シーシャのフレーバーは別に申告なんぞしなくても良いんだと思いこみ、フレーバーを買いこんで無申告で帰国した際にめちゃくちゃ面倒くさいことになったことがあるので注意しましょう。
最後に
揉めることはないけれど壊れる可能性のある郵送を取るのか、揉めるかもしれないけれど安全に運べる手荷物を取るのか、という感じですね。
揉めると言ってもルールを破っているわけではないので、堂々としていれば良いです。問題になるとしたら、外国の空港での言葉の壁くらいかなと思います。
英語が話せなくても案外なんとかなるもんなので、そこまで気負わずに機内持ち込みしちゃう事をオススメします。
最後まで読んで頂きありがとうございました!