【ニュージーランド】ファーム初心者にヘイスティングスのブルーベリーピッキングを勧める3つの理由とみんなの稼ぎ【ワーキングホリデー】

ニュージーランド編

 もしニュージーランドで職に困っているなら僕はまずヘイスティングスのブルーベリーファーム【Gourmet Blueberries】をお勧めします。その理由は以下の4つです。

 

1.ほぼ確実に仕事を手に入れられる

 直接行っても受け付けてもらえます(受付時間は調べて行った方がいいです。恐らく午前中)が、フェイスブックで事前に面接の予約を取っていくのが確実です。

 面接と言っても事前に言われた書類を持っていくだけで、質疑応答などは一切ありませんでした。受付のお姉さんは機械的に淡々と書類に目を通して何かをメモしていましたが、それだけです。

 つまり英語力に不安がある人でも簡単に仕事が手に入ります。

 ちなみに最低限の英語力だけでもつけておきたいという人には短期留学をオススメします。僕がセブ島に3ヵ月留学した時のことをまとめているので良かったらどうぞ。

 

 逆に、英語をバリバリ使いたいんだ!という人にもこのブルーベリーピッキングをお勧めすることが出来る理由が次になります。

 

2.ファームなのにきつくない。

 そう、ファームは本来肉体的にきつい仕事が多いです。リンゴは重いし、キウイは毛が刺さるし……。

 しかしブルーベリーは皆さんの味方です。彼ら(彼女ら)は決して我々を傷つけることはありません。女性のピッカーが多いのも頷けます。そして実際にここで働いてみると分かりますが、女性の方が圧倒的に稼いでいると思います。

 きつく無いが故に余裕が生まれ、会話も生まれます。友達と一緒にぺちゃくちゃ喋りながらピッキングするのも良し、イヤフォンで音楽を聴きながら集中するのも良しです。

 僕は音楽やラジオに飽きたら、適当に隣や向い側の人に話しかけたり話しかけられたりしていました。ネイティブはほとんどいませんでしたが、それでも自分より英語を話せる人との会話はかなり勉強になりました。

 そしてきつくない理由をもう1つ付け加えると、ここには決められた勤務時間というものが存在しません。極端な話、朝から晩まで働いても、昼10分だけ働くというのでもありなんです。誰も文句なんて言いません。でも、そんなに緩々じゃあ全然稼げないんじゃないの……?というあなたに次の理由です。

 

3.時給、または歩合でお給料がもらえる

 これはかなりおいしいシステムです。どういうことかと言いますと、「時給は最低賃金だよ。でも歩合でそれを超えるなら歩合の給料で支払うよ」ということです。お金がないなら必死にとればいいし、ゆっくりやりたいなら程々にやればいいのです。

 ただし、あまりにも少なすぎるピッキング量だとクビになる場合もあります。ヨーロピアンの子が1日中つまみ食いしかしていないのを見つかって退場させられているのを見たことがあります。

 下の画像はブルーベリーの種類別の価格表です。ちなみに固定ではなく週ごとに上下します。畑のブルーベリーが少ないと1キロあたりの値段が上昇していきます。ちなみにブルーベリーの種類他にもたくさんあり、これは一例にしかすぎません。

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 次にこれは個々人の給料表です。毎週発表されて自由に閲覧できます。左から、個人番号、いくらとったか(kg)、いくら稼いだか(NZD)、1時間あたりどれくらい取れたか(だったと思う)です。最後が何の数値だったか曖昧で申し訳ないのですが、成績にかかわる数値で、後で説明するリボンの取得に関わってくると聞きました。

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 ご覧いただければわかるかと思いますが、結構個人差があります。500ドル稼いでる人は1週間で5日間毎日働いている人で、6ドルしか稼いでいない人は来たけどすぐに帰った人かなと予想できます。僕は最高で週800ドルちょっと稼いだことがありますが、化け物たちは1000ドルを越えてきます。

 

 たまーにですが雛達が取り残されていたりします。

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 こんな感じで畑が続いており、めちゃくちゃに広いです。ピックする畑まではバスで移動します。

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 真ん中に見えている乗り物にたまったブルーベリーを運んでいきます。

 

 このブルーベリーファームのためだけに存在する道具(トローリー)にブルベリーをじゃんじゃん入れていきます。

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 直接入れるよりも一度この首から下げるバケツに入れて満杯にしてからの方が効率がいいです。

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 補足ですが、この農園の前には大きな駐車場があって、車を持っている場合は何の心配もなくやってくればいいです。僕も車を持っていたのですが、悲しい出来事により廃車になりました。自転車できている人もいましたが、流石に徒歩の人は見かけませんでした。

 

4.専用のバスが出ている

 そして親切なことにこの会社は専用のバスが出ています。朝に出て夕方に帰る1本だけですがありがたいです。バスのルートを撮ってきたので参考になれば幸いです。ヘイスティングスはもちろん、なんと隣町のネイピアから往復してくれています。

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 ブルーベリーの茂みも色々です。とりやすいものから、ジャングルの様な茂みまで・・・。

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最後に

 ここは簡単に仕事が手に入ると前述しましたが、それはブルーベリーがたくさんとれる時期の話です。シーズン初めの10月下旬から11月初旬辺りは早めに申し込んでおかないと働けない可能性があります。気になる方はフェイスブックの【Gourmet Blueberries】のページをちらちらチェックしておいて、募集が出たらすぐに申請するのが良いと思います。

 それと、ピッキングの能力次第でリボンをもらえるのですが(青、黄色、緑、赤の順で青が最高)、できることなら黄色以上を取得しておくことを強くお勧めします。青、黄色リボンの人はやる気があるとみなされるため、特別出勤のチャンスがもらえたり、ブルーベリーのたくさんある採りやすい木に優先させてもらえることがあるからです。僕は黄色までは取れましたが、青は概ねとんでもない量を採る怪物たちでした。

 ブルーベリーの後はキウイ工場でも働いたのですが、そこでも車無しで働ける場所を見つけることができたのでラッキーでした。その時の記事を下に置いておきます。

 

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