ワーキングホリデーは外国でアルバイトや勉強、長期滞在することのできるいかした制度です。
誰でも簡単に取得することのできるビザなのですが、年齢制限(大抵30歳)があるので興味があるなら早めに決断することをオススメします。ワーキングホリデーにおいてぶつかるであろう壁や失敗については、先人のワーホリメーカーさんたちの多くのエピソードをネットで知ることができます。
そんなワーホリにおける壁の1つ、仕事探しついて今回は書き連ねていこうと思います。僕の体験はもちろん、現地で一緒になった仲間や彼らの情報も含めてまとめていきます。
これからワーホリを考えている人たちの対策や参考の一助になれば幸いです。
1、ネットを駆使
時代はネット社会です。
日本と同じくインターネットを使って仕事先を探すことができます。しかも日本語のサイトもあったりして本当に便利な世の中です。日本から出国する前にインターネットを使って仕事探しをしておけば、現地についてすぐに面接という形を作ることができます。
知り合いのワーホリメーカーは現地に到着する前に5、6個面接を入れていたと言っていました。しかもそのうちの1つからはメールのやりとりから仲良くなって、もはやほとんど合格決まりで面接に行けたのだとか。
ワーキングホリデー制度を導入している全ての国に日本語のサイトがあるのかは分かりませんが、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどのワーホリ人気国では日本語求人サイトがありました。
もちろん現地の求人サイトも存在していますので、言葉に問題がないもしくはチャレンジしてみたいという人は挑戦してみると良いと思います。ちなみに現地の求人サイトの方が募集が圧倒的に多いので、仕事のバリエーションも豊富です。
2、知り合いのツテ
仕事探しにおいて最強の手段です。
おそらく日本を含めてどの国でも最強なのではないでしょうか。コネとツテがあればなんとも簡単に仕事探しを終えることができます。
「でも初めて来た異国の地でコネもツテもあるわけないし!」という方は難しく考えすぎです。コネとツテは誰でも手にできます。もしかしたら日本よりも簡単かもしれません。
例えば宿泊しているホテルのスタッフや他のゲスト、フラット(シェアハウス)のフラットメイト(同居人)や学校の友達、先生、出会う人みんなコネでありツテです。仕事探しに困っていたら、「仕事探しているんだけど、何かない?」とまずは周りに聞いてみることです。
あっさりと、「ちょうどウチで人探そうとしてたんだ」みたいなことは往々にしてあります。灯台下暗しで遠回りしている可能性がありますので、身近なところから攻めてみるのも重要です。
3、レジュメのばらまき
古くから使われている伝統手法です。
レジュメ(履歴書的なやつ)を片っ端からカフェやレストラン、受付なんかに渡して歩くという方法です。日本だとあまり馴染みがないやり方ですが、これが一般的だという国もあるようです。実際に、周りでこの方法をやっていた人は少なくありませんでした。
これに関しては効果があるという言う人と、全くダメだと言う人でかなり別れる印象です。ちなみに僕の意見としては、ただ配るだけではダメなのかなという感じです。
聞いた話ですが「オーナーに渡しておくから」と言いつつ、自分のシフトが削られるのが嫌だからといって受け取ったレジュメを捨ててしまうような人もいるのだとか。
レジュメはオーナーに手渡すというのが鉄則のようです。
僕はそれよりも、次の4つ目の方法と組み合わせるのが最強だと思っています。
4、直接交渉
僕のイチオシはこれです。
日本でも使えると思っています。なんなら就活でも利用できます。
方法は、まず自分の働きたいと思っている場所へ行き、そのサービスを受けます。できるだけそこで働いている人たちとコミュニケーションを取るように心がけます。そのサービス中、もしくは終わり頃にレジュメを持って行って働きたいという旨を伝えます。単純ですがこれだけです。
例えばカフェで働きたいと思っていたら、まずはそこでコーヒーを頼み、邪魔にならない程度に店員に話しかけます。帰り際にレジュメを渡して終わりです。そこでの現地語での会話に自信がない場合は、簡単なやりとりを事前に用意しておくのがオススメです。
この方法に関してはもう少し踏み込んでまとめている記事があるので↓↓をどうぞ。
最後に
上記に挙げた方法がワーキングホリデーの仕事探しで使われる主な方法です。
ファームジョブ(農業)なんかでは、車で直接農場に入って明日から働けないか尋ねて回るといった方法もあり、職種によってやり方があったりもします。
そして例外として忘れてはいけないのが、スーパーに張り出されている掲示板です。ここにはフラットメイトの募集や車や電子機器の売買、そして仕事の情報があるのです。メモに書かれた電話番号に連絡してやりとりしたり、メールを送ったりする方法で、なんだか原始的な感じがしますがニュージーランドなんかでは割と助けられていました。
仕事探しに使われる手段は僕の周りを見た感じだと、1位ネット、2位コネ、3位レジュメ、4位直接交渉、という風でした。
他にもワーキングホリデーの記事をまとめているのでコチラの一覧からどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!