【旅行の予習】オーストラリアという国について【治安、物価、観光、食】

オーストラリア編

 これからオーストラリアを旅行してみようという人に、オーストラリアの魅力をできるだけ分かりやすく説明することを目的にした記事になっています。

 オーストラリアの治安、観光地、食べ物、物価や人々の暮らしに焦点を当て、実際に訪れて感じたことやアドバイスをご紹介します。

 初めての異国における「旅行の予習」として目を通して頂ければ幸いです。

オーストラリアという国(物価と暮らし)

 

 今回は旅行における衣食住という視点で比較してみました。衣食住の比較の後には、オースラリアに関するデータをいくつか集めてきたので紹介しています。

 衣服に関しては日本とほとんど同じ価格帯だと思います。

 しかし、その選択肢(服屋)は日本よりもずっと少なく感じました。日本の方が詳しいのでそう感じたのかもしれませんが、低価格でオシャレな服を見つけるのは苦労すると思います。

 オーストラリアにはUNIQLOやZARAなんかの大手企業もあり、値段もさほど日本と変わらないのかなという感じです。さらに安いお店だと「Kmart」「Target」という小売チェーン店でしたら10,000円かけずに全身揃えることができるかと思います。

 外食は日本よりも若干高いかなという感じです。

 日本食レストランの価格はざっくりですが1,000円〜1,500くらいで、激安で食べられる吉野家や松屋みたいなお店は展開されていません。

 逆にピザは日本よりも全然安く、約5〜6AUD(約367円〜440円 ※2020.02.25)くらいです。

 オーストラリアのホテル価格は日本と同じくらいです。

 日本と同じく、かなり地域差があるのかなという感じです。

 ホテル比較サイトのブッキングドットコムで調べてみたところ、シドニーで1番安い部屋は1泊815円でした(※2020.02.25)。

 スクリーンショットとブッキングドットコムの公式サイトを置いておきます。

海外ホテル検索、Booking.com

 

ビックマックの価格

 世界中にあるマクドナルド。その代表的なハンバーガーの「ビックマック」の価格はその国の物価を知るための一つの指標として使われることがあります。

オーストラリアのビックマックは6.45AUDです。日本円で約474円(2020.02.24)です。

The Economist

 日本のビックマックが390円なので、ハンバーガーの単価的にはオーストラリアの方が高いということが分かります。

その他のデータ

人口:2,520万人【2018年】

平均月収:3,447USD(約253,000円 ※2020.02.25)【2019年半年次】

失業率:5.29%【2020年1月次】

入国者数:108万人(2019年12月次)

CEIC

 

オーストラリアの治安

 オーストラリアの治安は世界で第13位です。

 これは「The Institute for Economics & Peace」という機関の「Global Peace Index Rankings 2019(世界平和度指数ランキング)」が発表した順位です。

 ちなみに日本の順位は第9位です。オーストラリアは日本よりもランキングが4つ離れており、治安に関してはそのくらいの差があるという事を頭に入れておきましょう。

 

実際の犯罪被害

バックパッカー用ホテルに宿泊していたところ,シャワーを浴びている間に,施錠を忘れた貴重品ロッカーに入れていた財布の現金を盗まれた。

外務省

夜間,バンダバーグ駅付近の歩道橋を歩行中の邦人女性が,突然後方から突き飛ばされ顔面等を負傷し,所持品を全て奪われる,また,夜間,ブリスベン市中心部の公園で邦人が複数の男に取り囲まれ,顔面を殴られた上,所持品を強奪される。

外務省

当地在留邦人が自家用車をキングスパーク内の駐車場に停めていたところ,窓ガラスを割られ,車内から旅券,電子辞書等が入ったバッグを盗まれる。

外務省

 

防犯対策

・外出に際しては,できるだけパスポート(旅券)及び航空券,多額の現金や貴重品を持ち歩かない。

・やむを得ずパスポートや航空券等を持ち歩く場合も数か所に分散して身に着ける。

・食事中でも,椅子の背もたれに貴重品や財布の入った上着やバッグ等を掛けたままにしない。

・車内(トランクの中も含む)は安全と考えるのは間違いであると認識し,特に,車外から見える場所にカバンや荷物を放置して車から離れない。

・たとえ昼間でも,人通りのない場所への立入りは,十分注意する。

・貴重品はたとえシャワー中でもシャワー室内の手の届く範囲で常時見える場所に置いておく。

 

 あまり考えたくはないですが、被害に遭遇するかもしれないと考慮に入れて保険をかけておくことも重要です。短期間の旅行であればわざわざ海外保険なんかには入り必要はありませんが、せめて海外保険が自動でついてくるクレジットカードを一枚持っておきましょう。

 オススメのカードを一枚ご紹介しておきます。

 エポスカードの公式サイトです。年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯してくるので作っておいて損はないのかなと思います。

 外国での盗難対策についても詳しくまとめているので↓↓をどうぞ。

 

主な観光地

カンガルー島

 野生動物を間近で見るなら、カンガルー島(Kangaroo Island)はオーストラリアのベストスポットの一つです。

レッドセンター

 オーストラリアのレッドセンターで、先住民アボリジニ文化や砂漠のアドベンチャー、刻々と表情が変わるウルルを体験が楽しめます。

グレート・バリア・リーフ

 2300km続くグレート・バリア・リーフは、世界最大のサンゴ礁群です。この現存する最高傑作ともいえる場所では、スイミング、シュノーケリング、ダイビング、セイリングなどが楽しめます。

キャンベラ

 キャンベラを訪ねて、素晴らしいモニュメントや美術館など、オーストラリアの文化と歴史に触れましょう。キャンベラは、公園や原生林が沢山ある街でもあります。

ゴールド・コースト

 テーマ・パークやショッピング、サーフィンや太古の雨林など、魅力溢れるゴールド・コーストを存分に楽しむ方法を紹介します。

ホバート

 大胆なアート、ダイナミックなフードシーン、豊かな自然。ホバートは大きな独創性を持つ小さな街です。

メルボルン

 ファッション、スポーツ、文化、グルメが融合したエキサイティングなメルボルンに来たら、きっと帰りたくなくなってしまうでしょう。

パース

 パースは、柔らかな砂のビーチや美しい公園が織りなす世界と、小さなバーやレストラン、ストリートアートで賑わう都市の顔を併せ持つ、魅力溢れる街です。

シドニー

 日差しが降り注ぐビーチでくつろぎ、受賞歴を誇るレストランで食事し、魅惑のショーを楽しむ。シドニーの旅は見どころがいっぱいです。

参考:オーストラリア政府観光局

 

 上記に挙げた場所にはそれぞれにたくさんの観光スポットがありますが、これだけでも観光地のほんの一部にすぎません。

 オーストラリアはめちゃくちゃ広いので、短期旅行の場合は一度で全てを巡ることはできません。目的に合わせたルート決めとプランが必要になってきます。

 

オーストラリアの食べ物

アボカド載せトースト

 チーズ、ゴマ、海塩、バージン・オリーブ・オイル、ポーチド・エッグがトッピングされていたりします。

ベーコン・エッグ・ロール

 ロール・パンにトマト・ソース、ベーコン、卵がのせられています。炒めた玉ねぎとトマト・レリッシュがのっていたり、ベトナム風のパンにスモーク・ベーコン、卵焼き、キュウリをのせられたものもあります。

ラミントン

 スポンジ・ケーキ、チョコレート・ソース、乾燥ココナッツのデザートです。ジャムやクリーム、塩キャラメルを挟んだものもあります。

シーフード

 ゆでて冷製にしたエビ、ロック・オイスター、バラマンディ(スズキに似た味のするこのしっかりした白身魚)、アトランティック・サーモンとオーシャン・トラウト(海で養殖されたニジマス)が有名です。

ミート・パイ

 牛肉とグレービー味、クリーミー・ホタテ・パイ、ラム・シャンク(子羊のスネ肉)パイ、野菜カレー・パイなど、オーストラリアにはユニークなパイ料理がたくさんあります。

ソルト・アンド・ペッパー・スクイッド

 シンプルにイカを胡椒した揚げ物というスタイルの他にも、サラダと厚切りサツマイモのフライが添えられていたり、唐辛子、レモン味のディップ・ソース、白いご飯と一緒に食べられたりもします。

参考:オーストラリア政府観光

実際に訪れてみて

 オーストラリアは美しいビーチと広大な大自然に可愛い動物たちが住んでおり、大らかでゆったりとした人たちが多かった印象です。

 アジア人の数もかなり多く、エリアによってはほとんどアジア人しかいないというところもありました。都市によってもかなり様子の変わるとも感じました。

 日本からもそう遠くないので、英語圏へのワーキングホリデーや留学なんかにもちょうど良い距離感なのかなと思います。少しですがワーキングホリデーについての記事もまとめているので興味のある方はコチラをどうぞ

 

 最後まで読んで頂きありがとうございました!

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