友達が増えた
シーシャは社交場という側面を持ちます。
そのお店のスタイルにもよりますが、シーシャを吸いながらその場にいる人たちと雑談したり店員さんとお話しするという風景はシーシャ屋さんでは珍しくありません。
最近ではシーシャを吸いながらパソコンや参考書を開いて、いわゆるカフェとして利用する人たちが増えた印象ですが、まだまだ社交場としてのシーシャ屋というのは存在しています。
シーシャが好きな人は少し変わった人が多いですが、同時に話好きな人も多いように感じます。そんな変わった人たちの変わった話を聞くのが僕は大好きで、そんな出会いを求めてシーシャ屋の扉を開けることもあります。
シーシャが好きな人は色々なシーシャ屋さんに出没することが多く、店員さんや常連さんとも仲良しなことが多いです。そこからコミュニティーは広がり、友達の友達は友達という風に輪ができていきました。
もしシーシャ屋で知り合いや友達を見つけようとするなら、まずは店員さんと仲良くなることをオススメします。気に入った雰囲気のお店を見つけて少し通えばすぐに顔を覚えてくれると思います。シーシャ屋の店員さんは気さくな方が多いので、声をかけてみるのも良いかも知れません。
未知の文化を知れた
シーシャは日本には存在しない文化です。
シーシャの起源を探ろうとすると意外と難しく、ざっくりですがインドやペルシャ、トルコといった南アジアから中東の辺りであろうというフワフワした情報をGoogle先生は教えてくれます。
そんな異文化のシーシャについてですが、知れば知るほど奥が深くて興味深いです。
僕はほとんどシーシャがきっかけで中東を旅しました。日本にはないシーシャ文化を実際に自分の目で確認したかったのです。
現地にやってくると本当にシーシャは一般的なもので、人々の生活に根付いていました。もちろん日本の「怪しい」という扱いからはかけ離れた存在です。
自分の職場にシーシャを持ち込んで休憩の合間に煙をふかすおじさんや、学校終わりに友達とお喋りするためにシーシャカフェにやってくる女子大生たち、川や山などで隙あらば外シーシャを目論むアウトドアな若者たちに出会い、シーシャは人々と近しい存在なんだと実感しました。
ボロボロのシーシャを大事に使い込んでるおじいちゃんは、これは孫より可愛いと言っていました。
とてもではないですが、日本では見られない光景ばかりでシーシャ大好き小僧としては最高の旅でした。
遊び場ができた
シーシャ屋は最高の遊び場です。
大学を卒業し、社会人になると遊び=飲み
という風になりませんか? 僕はお酒が嫌いなわけではありませんが、毎回では金銭的にも気持ち的にもキビしいと常日頃思っていました。たまには昔みたいに家に集まってスマブラをしたり遊戯王カードしたりしたいと思っている僕はまだまだ幼いのでしょうか。
そんな「遊び=飲み」から開放してくれたのがシーシャです。
シーシャは片手間に何かができることが魅力の一つです。シーシャを吸いながらお喋りはもちろん、ボードゲームをしてもいいし、スマブラや遊戯王カードをしていいのです。
シーシャが加わることで、「えーそんなのガキンチョの遊びでしょ」とか言ってた奴らが「シーシャとスマブラ最高だな!」とか言い始めます。
昔サイゼリヤでだべっていた場がシーシャ屋に変わっただけではありますが、それだけで十分意味を持つと思うのです。シーシャ屋は現代の大人たちに残された最後の遊び場と言っても過言ではなくもないような気がしないでもないです。
非喫煙者でも煙が楽しめる
僕はタバコをやめてもう長いですが、シーシャは大好きです。
実は同じような人はたくさんいて、僕の体感ですがシーシャ屋のお客さんの3割くらいは非喫煙者なのではないでしょうか。
その理由は煙の質にあるのかなと思っています。シーシャの煙は普通の紙巻きタバコよりも優しいのです。喉にガツンとこないし、匂いも臭くありません。隣で吸われていても不快にならないというのが大きいのかなと思います。
紙巻きタバコが良い匂いという人もいますが、一般的に顔をしかめられがちなのが現実です。
最近、シーシャが普通のタバコよりもハードルが低いということがようやく認知されてきたように思います。水タバコというと何だか「タバコが大好きな人のさらに上の嗜好品」という風に誤解されていました。
しかし実際には「タバコよりもハードルが低い」嗜好品なのです。理由は上記の通り、煙の柔らかさとクセのない美味しい味と香りです。さらに言うとニコチンやタールの含有量も少ないとされ、完全にニコチンフリーのシーシャフレーバーもあるので非喫煙者でもたまにシーシャ屋に足を運ぶという人が増えました。
シーシャ であれば「キャラメルチョコレートミルクシナモンアップル」味を注文してもなんとゼロカロリーです。ゼロカロリーデザートをなんと2時間以上楽しめる、それがシーシャなのです。
旅の楽しみが増えた
僕のもっぱらの旅の楽しみはその国のご飯でした。
それがシーシャと出会ってからは、その国のシーシャを吸うという楽しみが増えたのです。以前はあまり行く気のなかった中東への旅を決めたのは完全にシーシャのお陰です。
中東以外でも、「この国にはシーシャがあるのだろうか? どのくらい流行っているのだろうか?」そんな調査を欠かさなくなりました。
現地でシーシャを買い、お気に入りのフレーバーを輸入してそれを振る舞いながら旅をしていたこともあります。日本と同じくまだシーシャの存在が一般的でない国でやったので、みんな興味津々で面白かったです。
面白いもので、シーシャを禁止されている国以外では割とシーシャ屋というのはどこにでもあるのです。国の中に数件しかないケースもあり、それがどんなに寂れていようが僕は行くことにしています。
僕が吸い歩いた記録が少しですがあるので良かったらコチラをどうぞ。
最後に
今回はシーシャの良い面にフォーカスを当てましたが、逆に良くないことについてもまとめているので↓↓をどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!