数年前にシーシャ屋を辞めてから長らく海外を放浪していました。
そして最近帰国してしばらく日本に滞在するということで、またシーシャ専門店を手伝わせて頂いています。
「シーシャに行ってみたいけどどんな人がいるんだろう」
「なんだか怪し気で入りにくい」
「怖そうな人ばっかりなイメージ」
そんな風に感じている人たちに向けて、実際にどんなお客さんが多いのかざっくり5つに大別してまとめてみました。
外国人
お店にもよりますが外国人のお客さんは良く来ます。
日本よりもシーシャの存在が認知されている国は実は割と多く、中東はもちろんアメリカやヨーロッパ、最近だとアジアのお客さんもよく見る気がします。
シーシャの好みとしては煙量を重視する人が多い印象です。僕が吸えないくらい強い煙をゴリゴリ吸う人もたまにいて、外国でシーシャ屋に行くといつもむせていた事を思い出します。
シーシャ屋を社交場と捉えている人も多く、よくお喋りしたり他のお客さんと仲良くなったりしている光景を見かけます。確かに海外のシーシャ屋に行くと同じような光景を見かけることが多く、みんなで仲良くシーシャを囲んで話し合っています。
シーシャ屋をスタバのようなカフェとして利用しているのは日本独自のシーシャ文化っぽくて興味深いですが、個人的には社交場としての側面を完全に捨て去らずに受け継いでいけたら面白いと思っています。
普通のサラリーマンやOL
スーツのお客さんもたまに来ます。
仕事帰りや仕事の合間にやって来る人、シーシャ屋でパソコンを開いて仕事している人なんかも見かけるようになりました。飲み会終わりの2軒目や3軒目でやって来る人なんかもいます。
シーシャ屋さんは基本的にすごくゆったりと落ち着ける雰囲気なので、何かに集中するにはもってこいなのかもしれません。
よく来てくれるようになったサラリーマンの方が、
「シーシャ屋に通うようになって浮気を疑われるようになっちゃったよ」
と言っていました。よく仕事帰りに一服しに来てくれていたのですが、最近になってスーツからいい匂いがすると奥さんから言われるのだとか。
確かにシーシャの匂いは知らない人からしたら少し変わった香水だと勘違いされてもおかしくありません。結局そのサラリーマンの方は奥さんと一緒にお店に来てその誤解を晴らしていたのでハッピーエンドでした。
学生
僕も学生の頃にシーシャに出会いたかったと常々思っています。
学生はシーシャとの相性が抜群だと思います。学校終わりに友達とだべりに来たり、読書をしたり、参考書を広げて勉強しているフリをするのも一興です。
実際に学生のお客さんはかなり多く、色々なお店で吸い歩いていたり自宅で家シーシャをしているような人もよく見かけます。
シーシャ研究会なるサークルを作っている学生さんもいたりして、羨ましい限りです。新歓コンパができないのでめちゃくちゃコアな集まりになりそうで興味深いです。
学生さんたちには成人したら是非一度はシーシャを試してみて欲しいと思います。
カップル
今日シーシャはデートスポットです。
僕はシーシャをデートに使うことに大賛成の人間なんですが、果たして女性陣からのウケがいいのかどうかは分かりません。
しかしカップルを見かけることは非常に多くなりました。シーシャ屋さんはどこもお洒落で雰囲気の良いところばかりです。シーシャはゆったりと2人だけの時間を過ごすのにはピッタリで、美味しい煙をふかしながらお喋りすることができます。
やかましい話を1つしますと、2人で何か新しいことにチャレンジすると2人の距離というのはグッと縮まるのだそうです。
ゲテモノを食べてみたり、やったことないアクティビティをしてみたり、シーシャにチャレンジしてみたりすることは身近で手軽にできる「挑戦」なのではないでしょうか。
是非、初デートでシーシャにチャレンジしてみてください!
僕はシーシャデートをしている全てのカップルの味方です!
不審者
シーシャ屋にはなんだか謎のオーラをまとった人がたまに現れますが、大抵それは同業者というのがあるあるです。
シーシャ屋で働いている人間が1番シーシャが好きな人種なので、他のシーシャ屋さんにも当然足を運びます。例外的にシーシャがそこまで好きではないけどシーシャ屋をやっているという人もいますが、かなり少数派だと思います。
同業者がお店に来るのはとても嬉しいことですが、同時にかなり緊張する場面でもあります。自分のシーシャがどんな風に評価されるのか、判断されるのかめちゃくちゃ気になっちゃいます。
基本的にシーシャに来るお客さんは変わった人が多いという風に感じます。ただ変わっているだけの人なら全く問題ありません。むしろお話ししたいくらいです。
ちなみに、シーシャ屋に限らないのかもしれませんが本当の意味での不審者も稀にですが現れます。
困るのはシーシャを何か違法なものと一緒に判断しているケースです。シーシャにドラッグとの親和性はゼロなので、そういった目的や下心を持っている人はシーシャ屋に期待するだけ無駄です。
当然お店としてそういった人はどこも入店をお断りすると思いますので、もしそんな感じな人をお店で見かけたとしてもあまり警戒せず、「あの人不審だ、きっとシーシャ店員に違いない」くらいに思ってくれれば大丈夫だと思います。
最後に
先ほどシーシャ屋に来る人は変わった人が多いと述べましたが、同時に気さくで良い人たちばかりです。
僕は店員としてお客さんと接するのも、シーシャ屋さんに客として行くのも大好きです。そこにいる店員さんはもちろん、そこにいるお客さんと仲良くできるような社交場としてのシーシャ文化がこれからも息づいてくれたらと願っています。
このブログでは旅についてだけではなくシーシャに関連した記事もいくつかまとめているのでコチラもどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!