ミャンマーの秘境と言われるパアンへやってきました。
パアンはタイとの国境近くの町で、まだあまり知られていない穴場的な観光地です。のんびりしていて見所もたくさんあり、何よりも観光客でゴミゴミしていないのでかなりオススメスポットです。
トゥクトゥクやタクシーによる1日ツアーもあり、大体30,000~50,000チャット(2,100~3,500円くらい)でした。
オススメの観光方法はバイクのレンタルです。バイクのレンタルショップはそこら中にあり、基本的に泊まっているホテルでも手配してもらえます。免許証を見せることも、パスポートを預けることもなくレンタルできちゃいます。
町の人たちはヘルメットを被っていない人たちが目立ちますが、被った方がいいです。バイタクのおっちゃん曰く外国人は一応気を付けた方がいいとのことでした。
今回は僕が実際にバイクをレンタルして周ったルートをご紹介していきたいと思います。1日で周った観光地の数は5つで、大体5時間以上はかかりました。
1.「チャウッカラッ・パゴダ(Kyauk Ka Lat Pagoda)」
ユニークなのは関西弁のような名前だけではなく、その岩の形とその上にあるパゴダ(ミャンマー式の仏塔)です。入場料は無料で、岩の中腹辺りまで登ることができます。
お布施をすると手にオレンジ色のミサンガのようなものを巻いてくれて、さらにチャウッカラッ・パゴダの写真を記念としてももらえます。
2.「ルンビニブッダガーデン(Lumbine buddha Garden)」
ここにはなんと1,000体以上もの仏像が並べられています。一体一体しっかり作ってあり、その景色は圧巻です。入場料は4,000チャット(280円くらい)です。
ズウェカビン山の麓に位置しており、ここから登ることも可能です。2時間弱くらいで登りきることができます。
3.「サダン洞窟(Sadan Cave )」
この洞窟はかなり奥深くまで探検することができます。小さな電灯が中の道を照らしてくれますが、十分ではないので何か灯りがあると重宝します(みんなスマホのライトで照らしていました)。
料金はバイクの駐車場で500チャット(35円くらい)、入場料は1,000チャット(70円くらい)です。洞窟を抜けると開けた場所に出ます。そこから有料ですがボートに乗って元の場所まで戻ることができます。
4.「コーグン洞窟寺院(Kawgun Cave)」
ここの特徴は何といっても、洞窟中に彫られた仏像の数です。たくさんの仏像たちは風化してしまっているものもありますが、みな丁寧に彫られていることが分かります。料金は3,000チャット(210円くらい)です。
さらにここには崖の上に階段がかかっており、上まで登ることができます。そこからの見晴らしは素晴らしく、パアンの田園風景を一望することができます。
5.「ヤテピャン洞窟(Yathaypyan Cave)」
パアンの最も美しい洞窟として知られているヤテピャン洞窟、特徴は仏像たちと眺めることのできる絶景です。洞窟が少し高い位置にあるのも他の洞窟と異なる点でしょう。階段は急ですが、そこまで高くないので、へとへとになることはありません。
猿がいますが、警戒心が強いタイプなので人間には怖がって近づいてきませんでした。料金はバイクの駐車料金の500チャット(35円くらい)のみで、入場料は無料です。
・最終的に、僕の周ったコースを全て地図に表すとこんな感じでした。
※注意点
レンタルバイクでパアンの田園風景や岩山を眺めながら疾走するのはとても気持ちが良く、最高の体験でした。しかし、実際に1日を終えていくつか注意しなければならないこともあると感じたので、それらをシェアしたいと思います。
1.日焼け
バイクは何より風が気持ち良いです。それが故に気付かないのですが、いつの間にかガッツリ日焼けします。
観光している最中にはなんてことないのですが、宿に帰ってからヒリヒリする痛みに気が付きます。特に首の裏、顔、太もも、腕には気を付けてください。何かしら対策した方がいいです。
2.道路
東南アジアの道路にしてはかなり良い方です。謎の穴が開いていることも少ないです。
しかし洞窟へ行く場合には砂利道や土の道を走ることになります。特に雨が降ると道がぬかるみますので注意が必要です。スリップに気を付けて、あまりスピードを出さずに走行することオススメします。
3.運転
日本と逆の右側通行です。あまり乱暴な運転は見かけませんでしたが、みんな基本的に容赦なく追い抜いてくるので譲ってあげましょう。
抜いて行く時にクラクションを鳴らされることがありますが、煽ってきているわけではありません。合図みたいなものなので、気にしなくて良いです。
4.貴重品の管理
バイクをレンタルすると、貴重品が1つ増えるので気をつけましょう。バイクの鍵です。
僕は洞窟の中でポケットの中に鍵がないことに気づき、地獄を見ました。真っ暗な洞窟で懐中電灯の灯りを頼りに小さなカギを探し回るなんて経験は誰にもして欲しくありません。結局バイクに刺しっぱなしという、かけている眼鏡を探しているというようなオチだったのですが、それにも注意してください。
カギを刺しっぱなしにしてバイクを盗まれてしまったら弁償しなくてはなりません。
5.裸足
基本的に聖地を観光することになるので、常に裸足です。
洞窟の中は足元が暗く、硬い石や岩につま先をぶつけないようゆっくり進みましょう。岩場には小石や砂利がたくさんあります。怪我にだけは十分に注意して観光に臨みましょう。
最後に
外国で運転する際の注意点をまとめているので↓↓もどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!