ミャンマーからタイへ陸路移動の方法と国境越えの流れ【パアン→メーソート】

ミャンマー編

ミャンマーからタイへ陸路移動の方法

 楽しい楽しいパアンを離れ、タイに向かうことにしました。パアンから国境の街ミャワディまでの行き方は3つ、それぞれのメリットとデメリットをまとめました。さらに国境越え全体の流れも一緒にまとめてあります。

タクシー

 メリット:早い、待たない、好きな時間に動ける

 デメリット:高い、乗用車は道の凸凹の影響を受けやすい

乗り合いタクシー

 メリット:安い

 デメリット: 乗用車は道の凸凹の影響を受けやすい、他の乗客次第では時間が読めない(人が集まるまで待つことがある)

バス

 メリット:安い、快適

 デメリット:時間の自由がない、遅い

 道路の凸凹は途中からかなりのものになり、車のスピードは嫌でも下がります。山道のグネグネのような横揺れは少ないですが、道の凸凹は縦に揺れます。

 ドライバーの運転が荒いと、乗用車の場合は座っていてお尻が浮くぐらい平気で揺れます。本数は少ないですが、酔いやすかったり快適さを求めるならバス一択です。

 

 僕はというと乗り合いタクシーを選択しました。ゲストハウスで手配してもらって10,000チャット(700円くらい)です。直接乗り合いタクシーのおっちゃんを見つけて交渉すれば8,000チャット(560円くらい)ほどにはなるそうです。

 朝の8時に迎えに来るということで待っていましたが、来たのは8時30分。まあこんなもんです。お客さんを集めて周って、結局パアンを出発したのは9時頃でした。

 偶然にも日本人のカップルと一緒になり、他はミャンマー人の若者1人と5歳くらいの娘を連れたママがいました。ドライバーを含め全員で7人でした。ドライバーはもっと人数を集めたそうにしていたので、人がいればもっと乗せるのでしょう。

 この時点で僕は乗り合いタクシーを選んだのは失敗したなと思いました。何故ならドライバーはエアコンをケチるからです。車内はかなり暑いにも関わらず、ほとんどエアコンをつけません。そしてこの先道が砂埃だらけになるため窓を閉めるので、無風の車内は地獄でした。ドライバーによるのかもしれませんが、もし次機会があったらバスにしようと思いました。

 

 最初は割とスムーズに進んでいましたが、途中から道が悪くなり始めました。車は30キロくらいをキープして、凸凹している部分の前では大きく減速してそれを乗り越えます。大きなトラックもたくさん走っているのですが、そいつらがかなりゆっくりなのです。上手いコト隙を見つけては追い抜いて行くのですが、道の幅がそこまで広くないため、対向車線に車がいる時にはのろのろしたトラックの後をついて行くしかありません。

 助手席にお母さんと一緒に座っていた子が何度も吐いていました。ゆっくり走っても凸凹は凸凹なので、どうしても振動は起きてしまうのです。

 ドライバーも段々と運転が荒くなってきて、揺れも激しいものになっていまいた。可哀そうに思っていましたが、吐き終わるとケロリとしてニコニコしていたので、本人はそこまできつくなかったのかもしれません。

 僕は今回何度かミャンマーのバスに乗りましたが、結構な確率で吐いている人を見かけました。もしかしたら彼らは三半規管が強くないのかもしれないと思いました。

 ついに着いた時にはホッとした気分でした。国境の前で降ろしてもらって、そこからは徒歩で向かいます。

よっしゃーあれが国境の入口だー!

国境越えの流れ

 必要なモノ:パスポート、パスポートのコピー、出国カード(現地でもらえます)

 車がたくさん並んでいますが、その横をすり抜けて行きます。まずは出国審査です。道路は右側、9番の看板を探しましょう。

この建物の中です。

 

 こんな用紙を渡されるので、チャチャッと埋めます。

出国カード

 

 パスポートのコピーを求められます。予想だったので戸惑いましたが、いつもバックパックに入れてあるので問題なしでした。

 もしここで持ってなかったらコピーを取りに近くの店まで行かされる可能性があります。でもコピー機みたいなのもあったからお金で解決かもしれません。写真を用意している人もいましたが必要ありません。

 

 お次はタイの入国審査です。ここの矢印のところ、列ができていますが私たちとは関係ありません。並ばずに横をすり抜けましょう。

横をすり抜けます。

 

 ずんずん進んでいくと、13番、14番の看板が見えてきます。そこで入国カードをもらい、全部埋めたら受付の入国審査官に渡しましょう。

 

 以上が全体の流れになります。正直、出国審査、入国審査をやらずに素通りして行くことが可能ですが、めんどくさいことになるのでどちらも忘れずに済ませましょう。

 ちなみにこの先には大きな橋が架かっており、川を見下ろしながら歩いて渡ることになるのですが、運が良ければ(しょっちゅうあることらしいです)面白い風景を見ることができます。

ボートで国境を……。

 

 彼らはガッツリ不法入出国をしていますが、おとがめなしです。そんなこともあるさという感じでしょうか、緩すぎるような気もしますが昔からこうなんだとか。

 橋を渡り終えるとすぐにソンテウ(タイの乗り合いタクシー)が並んでいます。これでメーソートのバスターミナルの前まで行くことができます。

黒いソンテウ

 

 ほとんどの旅人はそこからさらにバンコクやチェンマイへ行くのではないでしょうか。料金は20バーツ(70円くらい)です。

 セブンイレブンやATMもありますので、そこでお金を用意したりくずしたりできます。僕は忙しくしたくなかったのでメーソートで1泊しました。

 

最後に

 バンコクの安宿を泊まり歩いたので、オススメをピックアップしてまとめているので↓↓も参考までにどうぞ。

 

 最後まで読んで頂きありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました