ミャンマー観光のメインの1つ、バガン遺跡へと繰り出します。ある程度下調べをしていたので楽勝だと思っていましたが、実際は割と過酷な場面もありました。今のところ出会うミャンマー人たちはみんな親切で優しかったので、舐めてかかっていた部分があったのかもしれません。でも、来たことがある人なら分かってくれると思いますが、ミャンマーの人たちって社交的で明るい人が多いように感じます。よく笑うし愛嬌があって人懐っこいです。
それではまずはバスチケット売場のご紹介からです。地図を下に置いておきます。
星のついている「ヤンゴン・セントラル・レイルウェイ・ステーション」を紹介されている方たちが多いですが、この「Yoma Bank」を目指した方が分かりやすいです。理由は下の画像です。そうですこの銀行の目の前や真横がチケット売り場になっているからです。
チケットはインターネットでも買うことができますが、安いバス会社の「E lite」はネットでの受付がないため、直接チケット売り場まで赴くしかありません。ここまでやってくるとたくさんのチケット売り場がひしめき合っているのですが、どこも同じものを売っているのだと思います(バス会社の取り扱いのあるなしはありそうですが)。僕が買ったのは隅の方にあったこのお店。
人当たりのいいお姉さんが色々教えてくれました。チケットの値段は10,500チャット(僕が調べた中で最安)。発車は19時30分。バスのターミナルはここじゃなくて離れた場所にある「Aung Mingalar Highway Bus Station」というところ。
「この辺りからそのバスターミナルまではどのくらいかかるの?」
「バス?タクシー?」
「バス!」
「2時間だね」
「2時間!!」
そうなんです、ヤンゴンの中心地からバスターミナルはとっても遠いのです。なんせ空港の向こう側ですからね。遠いことは聞いていましたが2時間もかかるとは思っていませんでした。結局ビビりの僕は時間に余裕を持たせて3時間前に出発したのですが、結果的に2時間みておけば充分でした。渋滞にはまったり、ちょっとしたトラブルに見舞われたのを含めても2時間くらいでした。どうやらチケット売り場のお姉さんは元々余裕を持たせて教えてくれたようでした。時間はかかりますが、乗る価値のあるローカルばすです。なんせたったの200チャットで乗れるんですから!
ネットのいくつかの記事を読むと、市内のこのバス停「Sule Bus Stop」から36番のバスを使えば「 Aung Mingalar Highway Bus Station 」へ行けると書いてあります。
そして僕もその通りに 「Sule Bus Stop」 から36番のバスに乗りましたが、結論から言って着きませんでした。後から調べなおすと、どうやらスムーズにたどり着いている人となぜかたどり着けていない人がいることを知りました。僕の場合は、途中までスムーズに「Aung Mingalar Highway Bus Station」 向かっていたのですが、残り2キロほど手前のバス停でバスが右折してしてしまいました。
↑こう行くと思いきや↓右折してしまった!すぐにまた左折して目的に向かうかなと思ったんですが大分遠くまで行っちゃいました。
まあそんなこんなで降ろされた場所が目的地からかなり離れた謎の村でした。道路はもはやコンクリートの舗装されていない土の道で、建物の造りから何から一気に異空間に放り出された感じです。ただそこには36番のバスたちが5、6台集まっているのです。まあ恐らく(というか十中八九)バスの車庫なんだと思います(屋根はないけれども)。
仕方ないので談笑していた運転手の人たちに「Aung Mingalar Highway Bus Station」へ行きたいんだけども……とグーグルマップを見せながら伝えると、一人が「おお!ハイウェイか!」的な事を言って、俺に着いて来いとジェスチャーされました。こっから乗り換えのバスでもあるのかと思ってついて行くと、彼は待機してあったバスの運転席に飛び乗り、乗れ乗れと手招きします。ちなみにバスの番号は36番でした。この場には36番以外いませんから当然です。お金を払おうとしたら、運転手はいらんいらんと手を振ります。どやら回送的なバスに乗せてくれたようでした。
「これで安心してバスターミナルまで行けるな。めでたしめでたし」
とにこにこしていたのですが途中の交差点で降ろされてしまいました。「Aung Mingalar Highway Bus Station」」までは行かないらしく、運転手と固い握手をしてバスを後にします。ここから15分くらい歩いたのですが、歩道がない!高速道路の上で降りてしまったんじゃないのかと思いました。
まあ何はともあれたどり着けました。バスターミナル内は割と広くて、歩き回っているとKFCとかありました。
ずんずん中へ歩いて行くと、見つけました「E Lite」!!
受付のお姉さんにチケットを見せると、チケットの裏に何かをメモり、ここで待っとけと言われます。チケット裏のメモはバスのナンバーでした。「E」の文字が社名のE-Lite風です。
ついに来ましたバス!しかししんどいのはこのバスに乗ってからでした。。。
ではでは