【ミャンマー】裸足の旅、シュエダゴン・パゴダの輝き【ヤンゴン】

ミャンマー編

 ヤンゴンにはいくつかのお寺があり、基本的にどれも金ぴかなのですが、中でも最も金ぴかでキラキラな「シュエダゴン・パゴダ」へやってきました。僕は街をぶらつくついでに歩きで向かいました(40分くらいかかりました)が、バスで行けます。バスはヤンゴンの便利バス36番で、一律200チャットです。激安ですねローカルバス。日が落ちる少し前に行くことをオススメします。理由は明るいシュエダゴン・パゴダと夜のライトアップされた シュエダゴン・パゴダ の両方を楽しめることと、昼間は基本的に暑いので疲れちゃいます。お寺の敷地内に入ってからは比較的涼しかったし屋根もたくさんあるので、灼熱というほどではありませんけどね。

 正面はこんな感じで、入口からしてもう金ぴかです。ちなみに歩いている時からすでに中にあるお寺はでかすぎて見えていました。

 靴を脱いで裸足になります。床のタイルはひんやりしていて気持ちいいけど、たまにベトベトするポイントがありました。一応柔らかいプラスチックの敷物がひいてあり、その上はふわふわしていて足の裏が気持ち良いです。それでも敷物の半分くらいは摩耗しているのか、ちくちく痛いです(段々気持ち良くなってきます)。

 てくてく進んでいくとセキュリティゾーン。ここで外国人かどうか聞かれましたが、地元の人だと何か違う対応になるんでしょうか。荷物のチェックだけでした。

 長い階段を登っていきます。両脇にはお土産屋さんがずらり。日本も含めてどこもそうですが、お寺周りは観光客狙いのお土産屋さんが必ずありますよね。流石にシュエダゴン・パゴダの周りにはありませんでしたが、チケット売り場の手前までは売り場が続いています。

 階段を登り切ったところがチケット売り場になっています。10,000チャットです。パンフレットもそこで渡してもらえますが、英語版しかおいてないようでした。

 そして僕は半ズボンだったので「ロンジー」という伝統衣装を買わされました。3,000チャットでした。僕の場合は元々どこかで買おうと思っていたので良かったですが、買いたくない方は長ズボンかスカーフ的な物を用意しておいた方がいいです。今まで色んな国のお寺や遺跡へ行って来ましたが、膝が隠れてば半ズボンでも大丈夫でした。ミャンマーはその辺厳しめなのかもしれませんね。と思っていたら、中で半ズボン履いてる人を何人か見つけました。外国人てことで買わされたかもしれません。3,000チャットなんで全然いいんですけどね。1枚の大きな布かと思っていましたが、違うんですね。巻くというよりも履くという感覚の方が近かったです。黒いロンジーが欲しいので明日買いに行って、巻き方もブログで紹介しようと思います。

おばちゃんが手慣れた手つきでガッシリと巻いてくれました。

 中へ入るとすぐに見えます。中にはお釈迦様や他の菩薩様たちの遺体の一部が入っているとか。結構歴史的な建物ということですが、実は地震で何度も壊れていて何度も建て直しているそうです。初めはどのくらい金ぴかだったのか気になります。

 このシュエダゴン・パゴダを中心にぐるりと周ることができ、シュエダゴン・パゴダ以外にもたくさんのきんきらな建物や仏像があります。

 こんな感じでギラギラです。でも白いのもちらほらありました。

 一周したのですぐ帰ろうかなと思ったのですが、思いとどまりました。日本の観光ガイドとその集団とすれ違った際に、ガイドが「夜のライトアップはまた違ったシュエダゴン・パゴダの姿が見られます」と言っていたからです。

 そゆわけでぽけーっと座って、人々を眺めたり、時々写真を頼まれたりして日が落ちるのを待っていました。そういえば警備員さんが誰かが貼った何かのステッカーを一生懸命はがしていました。落書きしたり名前を掘ったりする輩はどこにでもいるんですね。

 待ったかいがありました!金色の建物はみんなライトアップされると生き生きし始めます。昼間か夜かどちらかしかいけないなら断然夜来た方がいいと思います。この写真はまだ少し空が明るいときに撮ったものですが、真っ暗なときよりも薄暗くなってきた時の方がかっこ良く見えました。

 こんな風に電飾で飾り付けたり テレビに仏像を映していたりもします。なんでしょう、僕だけでしょうか少しザワッとするんですよね。お寺とか神様ってなんだかテクノロジーとは別の場所にいるというイメージがあって、電気でキラキラさせたり、画面に映る仏像に手を合わせたり、いかにも新品なプラスチックのものに頭をさげたり、なんだかザワッとしてしまいます。きっと日本にそういうお寺がない(あるの?)からなのかなと思います。これも文化の違いで面白いですよね。そのうちホログラムとかでお釈迦様動いて教を説いてくれる日が来るかもしれません。

 最後にシュエダゴン・パゴダの場所を置いておきます。

ではでは

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