僕が勧めるバガン遺跡が最高で最強な4つの理由【ミャンマー】

ミャンマー編

 ミャンマー観光メインの1つ、バガン遺跡!仏教3大遺跡の1つであることで名高いこの遺跡。

「三大遺跡ってアンコールワット、ボロブドゥール……あと1つ何だっけ?」

と言われがちなバガン遺跡。しかし、3大遺跡を3つとも行った人の話を聞くと、このバガン遺跡が1番と言う人は少なくありません。そして僕も3つの中で1番楽しかったのはバガンでした。なので今回はそんなバガン遺跡を推す理由を4つご紹介したいと思います。

・遺跡の広さ

 バガン遺跡の魅力は何といってもその広大さにあるでしょう。他の3つの遺跡と比べてダントツに見学できる範囲が広いのです。普通の観光地ならば、そこへ入るためには入場料を支払いますが、バガンの場合はまずそのバガンの街に入るために入場料を支払います。そしてもう入ってしまえば遺跡はそこら中にあります。道路を歩いているだけでいくつもの遺跡たちに出会うことでしょう。遺跡群の中にあるホテルを使い、遺跡群の中にあるレストランでご飯を食べるという贅沢な経験は中々できるものではありません。無数にある遺跡を見学したり、中へ入ったりすることに対する入場料は基本的にかかりません(一部別途で支払う場合もあります)し、1つ1つ特徴の違う遺跡たちを日にちをかけて自由に見て回れるのはとてもお得感があります。

ミニチュアの様なBagan Viewing Tower からの眺め

・E-Bikeの存在

 「でもそれだけ広かったら見て回るのも大変そうだし飽きてきそう……」

 という方に是非オススメしたいのがこの「E バイク」です。ここでは何故かこの電動バイクという最高な乗り物が普及しており、多くの観光客が利用しています。なんとこれ、無免許ノ―ヘルが合法なんです。国際免許証を持っていなくても、バイクの免許証を持っていなくても運転できゃうんです。この存在のお陰で、広大なバガン遺跡をストレスなくスイスイと周れちゃうのです。タクシーや自転車など他の選択肢ももちろんありますが、この自由な乗り物を使わない手はありません。このE バイクのお陰で他の遺跡観光では味わえない「爽快感」が味わえます。

 「キケンそう……」と思う方もいるかもしれませんが、東南アジアの車やバイクがひしめき合っているような道路はここにはなく、スピードも出そうと思えば60キロくらいまで出せますが、みんな40キロも出さずに運転しています。遺跡群の中をバイクで駆け抜けるのはとても気持ち良い経験ですし、タクシードライバーやガイドを気にすることなく観光できるのもオススメする理由の1つです。 タクシーや自転車など、他にも観光の手段はいくつかありますが、是非バガンではこの自由な乗り物で冒険してみてもらいたいですね。

Eバイクで辿り着いた先は誰もいない遺跡

・人が優しい

 これはバガンに限らずですが、ミャンマーは人が優しいです。個人的にはお隣の微笑みの国よりもこちらの方が微笑んでくれると思っています。よく笑うし、愛嬌があって、困っていたら助けてくれます。そしてお土産の売り子やガイドが他の国よりも断然ぬるいです。ゴリゴリきません。いらないと言っているのに延々と着いて来たり、勝手にガイドを始めて小銭をせびるような経験をここですることはないでしょう。良くも悪くも、他の国よりも観光客に慣れていないという風にも感じました。

 せっかくなので優しくされたエピーソドを1つ紹介します。僕がバイクで泥沼に突っ込んで抜け出せなくなっていた時(行くなと言われて無視した、完全な自業自得)、泥の中をびちゃびちゃとやってきてバイクを引っ張り出すのを手伝ってくれた学生さんがいました。服を泥まみれにしてしまって申し訳ない限りだったのですが、笑顔でまたねと手を振ってくれました。

彼の足も同じくらい泥んこに……

・物価(※2019.9.28現在)

 こればっかりは常に変動するため絶対にとは言えないのですが、物価がとっても安いです。特に、僕が訪れた上記の日付辺りではひたすらに安く感じました。ご飯は大体1品3,000チャット(210円)、僕の泊まったドミトリーは1泊10,000チャット(700円)E バイクは1日5,000チャット(350円)です。1番驚いたのは遺跡の前にいた売り子が「買ってよ~」と言ってきたポストカードです。いくらかと聞くと3,000チャット(200円)と言うので買ったのですが、なんとそれ1枚だけじゃなくて見せてきた10枚全部渡してきたのです(1枚20円!?)。カラー写真のちゃんと綺麗なやつです。値切る気も失せる勢いです。観光地のど真ん中、というか遺跡群のど真ん中でこの物価ですから、逆にもう少しとってもいいんじゃないかなと思わされます。

10枚つづりの綺麗なポストカード

 以上が僕がバガンをオススメする4つの理由です。日本ではあまり認知度が高いとは言えないミャンマーですが、他の東南アジアの国々に匹敵する魅力がたくさんあります。バガン遺跡はそんな魅力の1つで、他の国の遺跡にはない「遺跡での生活」「爽快感」「安らぎ」を安価で体験できてしまいます。皆さんも是非一度はバガンでバガンスを!(台無し)

 ではでは

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