バンコクにはたくさんのナイトマーケットがあります。それぞれに特徴がありますが、日本のお祭り屋台を巡るようなワクワク感はどこも共通しています。
今回ご紹介するラチャダートレインナイトマーケットは中でもかなり盛り上がっているマーケットで、どこに行こうか迷っている方にはまずここをチェックすることをオススメします。
この記事の内容はマーケットの特徴と電車を使った行き方(切符の買い方)、夜景スポットの行き方をまとめてあります。
マーケットの特徴
ラチャダー鉄道市場は「インスタ映え」バッチリの綺麗な夜景が最大の魅力のナイトマーケットです。屋台のテントがカラフルな光を放ち、まるで宝石のようにキラキラとしていて可愛い景色です。
この夜景だけではなく屋台も実はかなり充実していて、お土産品はもちろん、ハンドメイドのアクセサリーや古着屋さん、カフェやレストラン、バーなどがひしめき合っています。他のマーケットでは見かけなかったオリジナリティあるものがたくさんありました。夜景抜きにこのマーケットを目的に来るのも全然ありだと思います。
僕はスイカのシェイクを飲みながらマーケットをブラブラしていたのですが、小玉スイカを丸々使った南国っぽいスイカシェイクを持っている人たちがたくさんいました。僕もそっちにすれば良かったと思いましたが美味しかったのでまあオッケーです。
1つ言うことがあるとすれば人の多さが中々ストレスかもしれません。ツアーでの団体客の姿も少なくなく、マーケット内はかなり混雑しています。
人が多いということは、前向きに捉えれば人気があるということです。そしてこの後ご紹介する上からマーケットを見下ろすことのできるスポットは意外なことにあまり人がいないのでゆっくり見物することができます。マーケットで買ってきたものをそのスポットで食べている人もいましたが、ただの駐車場で椅子などはありません。
電車を使った行き方
タクシーやトゥクトゥクを使えば簡単ですが、今回は電車を使った行き方をご紹介します。使う路線は「MRT Blue Line」という地下鉄を使います。まずは切符を買いましょう。
写真は「スクンビット(Sukhumvit)駅」です。一応地図を置いておきます。もちろん「MRT Blue Line」であればどこの駅から乗ってもマーケットに行くことができます。
券売機は言語変更できるのでまずは英語に切り替えましょう。降りる駅は「タイ文化センター駅(Thailand Culture Center)」です。
券売機の使い方は実にシンプルで、タッチパネルのディスプレイに表示された駅の名前をタッチするだけです。切符ではなくチップが落ちてきます。
最近BTS(バンコクスカイトレイン)はチップからカードに変わりましたが、ここではまだチップが使われていました。
駅のホームに入る際にはこのチップを改札に入れません。改札にタッチします。
電車を降りて駅から出る際にはチップを改札に入れます。軽くて丸いので無くしたり落とさないように気を付けましょう。駅のホームではこのチップを追いかけている人を必ずと言っていいほど見かけます。
駅から夜景スポットまでの行き方
駅に着いたらマーケットに向かいますが、もし上からの夜景を見たい場合には直接マーケットには向かいません。
まずはこのデパートの中に入ってください。
入ったらそのまま一階(グランドフロア)の「大戸屋」を見つけます。
余談ですがタイの大戸屋は日本とほとんど変わらない味と内容で大満足できます。少し高いのが玉に瑕ですが、それでもその辺の雑な日本食屋よりは美味しいので日本の味が恋しくなった時にはお世話になっています。
大戸屋を右手に進んでいくと駐車場に出ます。ここを左に曲がって進んでいくと駐車場の階段があり、そこを登って行きます。
割と登りますので疲れますが、基本的に絶景は疲労を伴いますので頑張ります。3階くらいからもうすでに綺麗な夜景を見ることができますが、最上階まで上がることができます。
ここは普通の駐車場なので、自動車にだけは十分に注意して下さい。階段に登り疲れてフラフラで車道に出て行った人が盛大にクラクションを鳴らされていました。
僕は何回か訪れたことがあるのですが、いつも人はまばらな印象です。全くいなかったことも一度ありました。そしてオススメとしては先にこの夜景を見てからマーケットを見て周る方が良いと思います。何故ならマーケットを見物する方がここの階段を登るよりも疲れるからです。マーケット見物の後にここの階段を登るのはしんどいかと思います。
最後に
ラチャダートレインナイトマーケットはとても人気のあるマーケットですが、それが故にスリや置き引きなどの軽犯罪も多発しているそうです。ポケットに財布やスマホを入れて置いたりせずに、カバンにしまって持ち歩くことをオススメします。