オーストラリアにはワーキングホリデービザで長期滞在していました。
旅をしたり仕事をしたりダラダラしたりと色々な過ごし方をしていたのですが、３ヶ月ほどPCゲームに明け暮れていた時期がありました。毎日毎日明けても暮れてもゲームばかりしていた怠惰と至福にまみれた日々でしたが、人に話すとオーストラリアにまで行って何してんのという冷たい返答しか返ってこないのでブログに記して封印しておこうと思います。
ゲーム漬けになってしまったのはいくつかの理由が重なったせいでした。
一つ目の理由はアジア人街に引っ越したことです。
場所にもよりますが、全体的にオーストラリアには日本のような娯楽施設が少なく、基本的に暇な日は外で遊ぶことが多かったのです。外で遊ぶと言っても根がインドアの僕には限界があり、海やビーチなんかに飽き飽きしていたのです。
そこでアジア人街に引っ越すことを決めました。アジア人街にはアジアンフードやカラオケ（中国語の曲しかなかったのは誤算）があり、そしてなんと言ってもPCカフェがあるのです！
PCカフェではインストールされているゲームをプレイすることができて、僕は「リーグオブレジェンド」という世界で最もプレイされているオンラインゲームが目当てでした。ちなみに日本ではまだあまり流行っていないですが、暇を持て余しているようならやった方がいいですよ！！！！
僕は時間とお金に余裕がある時にはいつも足しげくPCカフェに通って平気で１日10時間とかプレイしていました。
しかしそれだけではまだゲーム廃人というほどでもありません。さらにどっぷりのめり込んだ二つ目の理由がクリスマスです。
オーストラリアではクリスマスには色々な商品が激安セールをしたりします。ゲーム機もまた例外ではなく、僕は欲望のままに任天堂スイッチを買い、ついでにソフトを５本くらい買っていたのです。
これでお家にいてもひたすらゲームをしていられるわけです。
当時僕はフラット（シェアハウス）に住んでいたのですが、部屋から出てこなさすぎて新しい人が内見に来たことがありました。オーナーに「え、君まだ居たのか。脱走したって聞いてたんだけど」とか言われ、思わず自分の生活を見直しました。
見直してみると、他のフラットメイト（シェアメイト的な）がそう思うのも無理もありませんでした。完全に生活リズムが崩壊していた僕は、フラットメイトたちが寝ている時にご飯を作ったり食べたりして、買い出しは全員が仕事に出かけている頃にモゾモゾ起き出して出かけていたのです。
とはいえ冷蔵庫の物が増えていたり減っていたり、洗濯物が干してあったりしたので、僕が居なくなったとは思っていなかったようで、オーナーが「あのジャパニーズは脱走した」というフラットメイトたちの冗談を真に受けてしまったのが原因だったようです。
とにかくゲーム廃人の条件はもうあと少しです。
三つ目の理由は仕事です。
PCカフェに通ったり、任天堂スイッチを買ったり、ゲームソフトを買い込んだりと、「コイツやたら金遣いが荒いな」と思うかもしれません。しかし実際にその通りで、割とこの時期はお金を使っていました。
オーストラリアでは色々な仕事をしていましたが、この時期はほとんど仕事をしていませんでした。というのも、目標金額の日本円で100万円（13,000オーストラリアドルくらい）を少しオーバーして貯金できていたので、気持ちも財布も少し緩んでいたのでした。
先ほども述べましたが、オーストラリアには良くも悪くも娯楽が少なく、お金を使うことがそこまでなかったので貯金もしやすかったのです。時給も高く、アルバイトの雇用環境は日本と比べると段違いに良かったです。もちろん悪質な雇い主に騙されなければの話ですが。
僕は旅ばかりの人生を送っていますが、日本にいる時はかなりインドアなので、時間とお金に余裕ができると外国でもインドアになることがわかりました。ひたすらゲームに打ち込む毎日を外国で送るというのは贅沢過ぎるように感じられ、その贅沢に酔っていたところもあったと思います。
最後に
「日本でもできることを海外でやるなんてもったいない！」と思わなくもなかったですが、PCカフェでは日本ではあまりしないような体験もしました。例えば、隣に座っていたオーストラリア人の若者に声をかけられて、一緒にやろうぜと仲良くなったこともありました。
僕の好きなリーグオブレジェンドの世界大会の決勝、優勝賞金は５億と凄いのですが、それをPCカフェで大盛り上がりで見たのは激アツでした。中華系の人たちが多かったのですが、中国のチームが優勝したので盛り上がり方は以上でした。
他にも旅のエピソードやノウハウを紹介しているのでコチラの一覧をどうぞ。
このブログはシーシャについても色々と記事にしているので良かったらコチラの一覧もどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました！
