日本で初めて出会った3人の旅人紹介

旅のノウハウ・etc

 SNSや紹介という形で、日本で出会った旅人を3人紹介します。

 旅先で知り合ってから日本で再開という形ではなく、日本で初対面という自分の中ではかなり珍しい出会いです。

 SNSという時代のツールを使い始めたからか、コロナのおかげで世界が歪んでいるからか、そんな風に旅人の方々と知り合う機会が増えました。みんなの旅話を聞いていると、懐かしい安宿の共有スペースで朝までダラダラと管を巻いて沈没していた時のことを思い出しました。

 

学生旅ブロガー

 旅をテーマにブログを始める人というのはかなり多いと思います。

 自分もその1人な訳ですが、彼の場合は少しだけ違いました。元々ブログをやっていて、後から旅に目覚めたのだそうです。これから世界一周を始めるからブログも始めようかという人は珍しくありませんが、元々ブロガーの人が旅に目覚めてブログを旅に特化させていくというのは割とレアケースなのではないでしょうか。

 彼は雑記ブログを運営しており、月々のお小遣いはそこから稼いでいるということでした。色々な商品紹介をしたり、SNSを駆使したりしてブログを大きくしていたのですが、段々と息詰まり感を覚え始めたのだとか。

 何となしに思い立ったヨーロッパ旅行で旅にハマり、そこからはほとんど旅に関しての記事を書いていると言っていました。

 興味深く思ったのが、旅について書き始めた途端に月々の収益がみるみる減っていったのだそうです。旅ブログは儲からないとはよく聞きますが、ここまで露骨とは思わなかったと嘆いていました。

 とはいえ彼は既に旅の楽しみを覚えてしまったので、今更雑記ブログにもブログ中心の生活にも戻れないと言っていました。そんな風に旅に魅入られた矢先に、世界がコロナウィルスに包まれてしまい、意気消沈していました。

 彼は学校を休学して旅に出る計画を色々と練っていたのに、全て台無しになってしまいどうしようもないと嘆いていました。他にも同じような旅人たちがたくさんいるのでしょうが、身近で一番コロナダメージを受けている旅人でした。

 

全てが暇つぶしの旅人

 彼はいわゆる成功者で、時間もお金も持て余して旅をしています。

 とはいえ、高級なスイートルームに泊まり歩くような旅ではなく、地を這うバックパッカー的な刺激と体験を求めて各地を旅しています。バックパックを背負うこともしなければ、何時間も歩き回ってお金を節約したりはしませんが、安宿に泊まったり、現地の人たちと交流したり、現地の料理に舌鼓を打ったりして旅を満喫しています。

 色々な国を回って世界を見て回る正に旅人ですが、旅のスタイルはかなり特徴的です。荷物は肩からかける小さなカバンのみで、ほとんど手ぶらです。本当に必要不可欠なものしか持っておらず、無駄なものは極力排除している姿勢が見て取れます。

 よくアニメやドラマなんかで見るような威張ったお金持ちという雰囲気はまるでなく、色々なことに興味を持てる好奇心旺盛な人でした。それこそ興味を思ったことには何でも詳しく、同世代の人たちは知らないようなアニメやゲーム何かの知識も持っており、会話していてとても面白いです。

 旅が封じられてしまった現在でも、旅のような生き方をしており、そのうちフッといなくなってしまうような雰囲気を持っている人でした。

 

泥酔の旅人

 僕は外国では酔っ払わないようにと心掛けているのですが、真逆の考えを持った旅人がいたのです。

 彼はとにかくお酒が大好きで、日本ではもちろん、外国でも常に飲んでいるのだとか。海外で酔っぱらうとトラブルの対処がめんどくさいことになるという僕の主張を、彼はそれはトラブルになるからいけないんだと返してきます。

 まあ確かにトラブルにならないなら良いかとも思いますが、重要なのは実際のところです。実際に毎日酩酊していてトラブルが起きないということがあるのでしょうか。今までで一番酔っ払ったエピソードを話してもらいました。

 

 彼は土日をフルに使って東南アジアに旅行するというのがいつも旅パターンだそうで、限られた時間の中でどれだけ有意義に遊べるかが重要になってくるのだそうです。

 その週はタイにやってきて、早速空港からタクシーに乗ってホテルに向かうのですが、その間も飛行機の中からもずーっと飲み続けていたのだそうです。ホテルに荷物を放り投げて街へと繰り出した、ところまでは覚えているそうです。次の記憶は帰りの飛行機の中で、見たことのないTシャツを着て、荷物はなく手ぶらだったということです。

 ポケットに財布とスマホとパスポートはあったので大事には至らなかったのだそうです。何も覚えていなければトラブルもなかったと同じだよガハハと、何とも無責任な事を言っていました。憎めない雰囲気を持っていて、確かに彼ならトラブルを起こしても上手く乗り切りそうと思わされました。

 

最後に

 僕は今までツイッターやフェイスブックなんかで繋がっている人と出会ったりはしたことがなかったのですが、共通点のある仲間と実際に話したり笑いあったりするのは悪くないなと思いました。

 また機会があれば旅、またはシーシャという共通の好きなことについて話し合える人たちと出会えれば幸いです。

 

 他にも旅のエピソードやノウハウをまとめているのでコチラの一覧をどうぞ。

 

 最後まで読んで頂きありがとうございました!

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