旅や旅行をしていると、見たことのない景色や文化を体験することができます。
食文化はその国を知る上でとても重要な要素で、旅行する上に当たってとても楽しみにされる部分でもあります。文化財の観光なんかよりも食の観光を優先するという人も少なくありません。
僕も異国の料理をアレコレと試すのが大好きで、好き嫌いもかなり少ない方なのですが、中にはどうしても食べられないものもあります。今回は、挑戦してみたけれど、最後まで食べられずに残してしまった料理をランキング形式で紹介します。
ランキングが上になるほど食べたくない気持ちが強い料理です。
7位 カンボジアのサソリ
外国では食わず嫌いせずに何でも食べることを決めていますが、虫だけはダメです。
そんな話をある安宿でしていたところ、ならサソリならどうなんだと宿の親父に言われました。あれは「虫というよりもエビに近い生き物だぞ」とか適当なことを言ってくる親父で、結局僕は「刺身でなければいけると思う」という結論に達しました。
カンボジアの道端でサソリを売り歩く人に出会ったので早速試してみましたが、美味いもんじゃあなかったです。確かにちょっとエビっぽいのですが、それは周りの殻部分だけで、中身がプリッとしているということはありませんでした。
6位 タイのマンゴーライス
タイには白米の上にマンゴーを乗せてココナッツミルクをかけて食べる料理があります。
「甘い米なんて食べられない!」と声を上げる人もいますが、僕は甘いお米料理でも美味しければ大丈夫です。しかし、マンゴーがいけないのです。マンゴーがそもそも好きではないので、この料理は強敵です。
餅米をココナッツミルクで炊いてマンゴーを添えたデザート料理なのですが、何とも受つけ難いです。ココナッツライスの方がまだ食べられましたが、まずはマンゴーの克服から始めなければなりません。
5位 インドの激辛カレー
インドでは気軽に「激辛で」とかは言わないようにしています。
想像を絶するとんでもない辛さのカレーが登場したりするからです。どうやら彼らは、僕が「これ辛くないじゃん。辛口頼んだのに」とプライドにかけて絶対に言わせたくないようなのです。
僕はこのことを忘れて度々カレーを辛口で注文して痛い目をみていました。しかしいつの日か辛口カレーを注文し、平気な顔でパクパク食べて美味しかったと言ってやりたいと思っているのです。
4位 ミャンマーの納豆
ミャンマーにも納豆文化があります。
油揚げのようなものに包まれている料理なんかもあり、それは日本にも同じような料理があるので共通する何かを感じます。
しかしながら、ミャンマーの納豆は日本のものとはまた少し違った独特な臭みがあり、味は少し薄めで僕の口には合いませんでした。ミャンマー料理はどれもとっても美味しくていつもベタ褒めしていたのですが、この納豆だけはどうしても好きになれませんでした。
3位 ヨルダンの子羊の脳みそ
哺乳類の脳みそを食べる機会というのは中々ありません。
ヨルダンで現地人に聞いた話なのですが、ヨルダン人は羊を完璧に使い切ることができるのだそうです。余すところなく、食べたり衣服に利用したり、道具を作ったりすることができるのだとか。
脳味噌の使い道はもちろん料理です。僕は虫以外の珍味は何でも試すと決めていますので、早速食べに行ったのでした。
強どちらかというと薄味なのですが、獣の独特の臭みと脳味噌っぽい食感が僕の食欲を奪っていきます。少しずつ齧ったりパンと一緒に食べたりしてみましたが、結局半分ほど残してしまいました。
せっかく余すところなく使っていた羊を残してしまい、申し訳ない気持ちでしたが食べられないもの食べられないと割り切るくらいにはキツかったです。
2位 ラオス激辛野菜炒め
何気なーく食べたラオスの屋台にある野菜炒めで数日に渡って苦しんだことがあります。
色々な野菜が盛り付けられている野菜炒めで、とっても美味しかったのですが、当たり前のような顔をして青唐辛子が混ざり込んでいるのです。
僕はシシトウかピーマンか、それか自分の知らないラオスの野菜か何かだと思って一口でいったのですが、それは青唐辛子だったのです。辛いというか痛いという感じで、唇も腫れ上がって大変でした。
しばらくは何を食べても全く味が分からず、水で口の中を冷やし続けていました。
1位 韓国のシーフード
近い国なので、いつでもリベンジしようと思えばできる韓国のシーフード。
火が通っていればとっても美味しい韓国料理ですが、生はどうしても食べられません。おそらく刺身ならギリいけますが、踊り食いはどうしても無理です。
まだウネウネと動いているタコなんかに、辛いソースをかけて頂くのですが、中々の抵抗を感じます。タコならまだいけるかもしれませんが、訳のわからないウネウネしたワーム(ユムシ)みたいなのは触るのも厳しいです。
韓国のシーフードマーケットのようなところで食べられるのですが、僕が何よりも意外に感じるのは若い人たちが結構いるということです。勝手な偏見で、年配の人たちばかりに好まれるタイプの料理かと思っていたのですが、若い人たちもたくさんシーフードを踊り食いしてビールやソジュをあおっていました。
最後に
旅のエピソードやノウハウをまとめているのでコチラの一覧をどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!