お米大好きな日本人としては譲れないランキングです。
僕は当然の如く日本が世界で1番お米を食べている民族だと思っていましたが、現実はランキングの通りです。
この記事ではランキングと共に、それらのお米をたくさん食べる国の料理とは一体どんなものなのかを紹介しています。プラスしてその国のお米生産量ついても紹介しています。興味深いのは、必ずしもお米の消費量はその国のお米生産量は比例しないということです。
行ったことのある国もたくさんランクインしていたので、それらの国については僕の感想も書いています。
第1位 バングラディッシュ
堂々たる第1位はバングラディッシュです。
意外に思う人もいるかもしれませんが、なんと世界一はアジア最貧国と言われるバングラディッシュなのです。
お米の生産量は3376万トンです。
ビリヤニ
肉やスパイスを加えた炊き込みご飯です。「ケチュリ」という料理もあり、こちらはカレーの炊き込みご飯、「ポラウ」は野菜のみの炊き込みご飯です。
トルカリ
カレーです。インドの隣ということもあってインドカリーのようなカレー料理を楽しめます。
第2位 ラオス
第2位は東南アジア唯一の内陸国であるラオスです。
ラオスのような小さな国がと意外に思うかもしれませんが、みんなお米大好きなのです。ラオスではカオニャオ(もち米)がよく食べられており、とても美味しいので訪れる際には是非お試しあれ。
お米の生産量は204万トンです。
麺料理
ラオスにはベトナムで有名なフォーもあります。麺は米粉が使われているものが多く、お米の消費量に一役買っていると思われます。
ラオスソーセージ
ラオスはソーセージが美味しいです。スパイスを混ぜ込んだものなんかもありました。
ラープ
ラープは挽肉料理です。挽肉と香菜、野菜なんかがあえてあるものもあります。
第3位 カンボジア
第3位はアンコールワット遺跡が有名なカンボジアです。
カンボジア料理はピンと来る人が少ないと思いますが、日本と同じように肉や魚をおかずにしてお米をたべたりします。カレーなんかもよく食べられます。
お米の生産量は585万トンです。
ロックラック
ロックラックは牛肉の炒め物です。ソースはお店によって甘辛かったりしょっぱかったりと色々です。
アモック
カンボジアンカレーです。ココナッツミルクを使ったおり、バナナの葉っぱに包まれていることもあります。オススメは魚のアモックです。
クメールカレー
カンボジアにはカレーもいくつか種類があり、どれを食べても美味しかったです。
第4位 ベトナム
第4位は麺料理のフォーで有名なベトナムです。
そう、フォーは米粉を使った麺なのでお米の消費量が高くなるというのもうなずけます。
お米の生産量は2,828万トンです。
フォー
米粉を使った麺料理、フォーです。肉の出汁がきいたスープと鼻を抜ける香草の香りが最高な逸品です。
生春巻き
生春巻きはライスペーパーを使用しているので、お米の生産量を後押ししていそうです。
第5位 インドネシア
第5位は世界最大のイスラム国であるインドネシアです。
エリアによっても食文化が少しずつ違うように感じました。それでもどのエリアでもお米は食べられていたので、この順位にも納得です。
お米の生産量は4,384万トンです。
サテ
インドネシアの串料理です。甘辛いタレがかかっていることが多く、ご飯にもよくあいます。
アヤムゴレン
インドネシア風フライドチキンです。ヤシの油で揚げてあるものがインドネシアスタイルです。
第6位 ミャンマー
第6位は敬虔な仏教国ミャンマーです。
ミャンマー料理をイメージできる人はほとんどいないのではないでしょうか。実はかなりの美食大国のミャンマー。東南アジアとインドに挟まれているからか、その食文化は他の東南アジア諸国と比べて少し独特という風に思います。
お米の生産量は1,935万トンです。
チェッターヒン(ウェッターヒン)
ミャンマーカレーです。まさにインドカレーと東南アジアのココナッツミルクを使ったカレーの中間のような味でとても美味しいです。
チェッター(ウェッター)タゥン
鶏肉、または豚肉をフライにしてから潰し、味付けをした料理です。サッパリとしていて美味しいです。
シャンカーソエ
ミャンマーの麺料理です。こちらもフォーと同じく米粉を使ったヌードルです。
第7位 フィリピン
第7位はたくさんの美しい島々とビーチを持つフィリピンです。
お米との結びつきはそれほど強くは感じませんが、確かに現地では毎日当たり前にお米を食べていました。
お米の生産量は1,112万トンです
アドボ
お肉の煮込み料理です。お肉そのものももちろん、タレもご飯によく合う料理です。
パンシット
フィリピンの麺料理です。春雨のような麺からもう少し太いものもあります。こちらも米粉が使われています。
第8位 タイ
第8位は微笑みの国タイです。
タイ人の友達がとても共感できることを言っていました。
「お米を食べないとご飯を食べた気がしない」
我々と同じ米ソウルを待ち合わせいるんだと感心した覚えがあります。
お米の生産量は2,307万トンです
マッサマンカレー
世界で最も美味しい料理ランキングの1位に輝いたことのある伝説のカレー。甘口でまろやかなスープカレーという感じの味わいです。
ガイヤーン
鶏肉料理です。お店によって味付けが違いますが、甘口なことが多いです。
トムヤムヌードル
辛酸っぱいトムヤムクンにヌードルを入れているのですが、その麺も米粉を使ったものがよく使用されます。
第9位 スリランカ
第9位はインド洋の真珠と言われるスリランカです。
やはりカレー文化が強いのかとも思ったのですが、22位であるお隣のインドを抜いての9位です。人口はインドが13億人でスリランカが2,000万人なので不思議に感じました。
お米の生産量は259万トンです。
カレー
写真はベジタブルカレーです。もちろんお米に抜群に合います。
ストリングホッパー
スリランカの麺料理です。米粉を使った麺をタレと一緒に頂きます。サッパリとしている味わいのタレを多く見かけました。
第10位 マダガスカル
第10位はバオバブの木と珍しい生き物たちのいるマダガスカルです。
唯一アジア圏外からのランクインとなりました。必ず行こうと思っている国のひとつですが、このランキング順位を知って尚更行ってみたくなりました。
お米の生産量は286万トンです。
フリーのマダガスカル料理写真を見つけることがどうしてもできませんでした。手に入り次第更新しようと思います。
しかし、検索をしてみるとたくさん美味しそうでご飯にも合いそうな料理がたくさん出てきたので、最早現地に行って食べるしかないと思います。
日本
ちなみに日本は50位でした。
お米の生産量は571万トンです。
最後に
面白いと思ったのは、上記の国々は麺料理も豊富な国もあるということです。その麺自体にお米が使われている(フォーなど)ということ、欧米諸国ほどパンやポテトなどを食べないという食生活のためにお米をたくさん消費するのではないでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
参考資料:トリップアドバイザー