これからラオスを旅行してみようという人に、ラオスの魅力をできるだけ分かりやすく説明することを目的にした記事になっています。
ラオスの治安、観光地、食べ物、物価や人々の暮らしに焦点を当て、実際に訪れて感じたことやアドバイスをご紹介します。
初めての異国における「旅行の予習」として目を通して頂ければ幸いです。
ラオスという国(物価と暮らし)
今回は旅行における衣食住という視点で比較してみました。衣食住の比較の後には、ラオスに関するデータをいくつか集めてきたので紹介しています。
衣
ラオスでは1,000円くらいで全身の衣服を揃えることができなくもないという感じです。他の東南アジアの国々よりも若干物価が高いという風に感じました。
食
道端に並ぶ屋台やローカルレストランでは一食数百円で楽しむことができます。
例えば麺料理(名前不明)は以下の写真のものが15,000キップ(183円 ※2020.03.19)くらいで楽しめます。
住
ラオスはホテルも安いです。普通のホテルも安い上に、ゲストハウスやホステルといった安宿もかなり充実しています。
ホテル比較サイトのブッキングドットコムで調べてみたところ、ビエンチャンで1番安い部屋は1泊430円でした(※2020.03.18)。
下にスクリーンショットとブッキングドットコムの公式サイトを貼っておきます。
世界最大の宿泊予約サイト、Booking.comその他のデータ
人口:700万人【2018年次】
失業率:0.57%【2019年次】
観光収入:811億USD(約9億円 ※2020.03.18)【2018年次】
入国者数:419万人【2018年次】
CEIC
ラオスの治安
ラオスの治安は世界で第45位です。
これは「The Institute for Economics & Peace」という機関の「Global Peace Index Rankings 2019(世界平和度指数ランキング)」が発表した順位です。
ちなみに日本の順位は第9位です。ラオスは日本よりもランキングが36離れており、治安に関してはそのくらいの差があるという事を頭に入れておきましょう。
実際の犯罪被害
犯人は,周囲及び店内にひと気のないレストランへ誘い出し,飲食を共にする。犯人から会話の中で,何気なく貴重品はどのように持ち歩いているのかと聞かれる。日本人がトイレ等で席を離れた隙に,ビール等の飲み物内に睡眠薬を混入する(犯人は,睡眠薬の混入を疑われないよう,日本人を追うよう何気なく,トイレへ向かう)
外務省
ビエンチャンの中心地で日本人女性のひったくり被害が増えています。その一般的な手口は,犯人がバイクで追い抜きざまに,歩行中又は自転車乗車中の人からバッグ等をひったくるというものですが,物を奪うために手段を選ばないのが特徴です。例えば,犯人は,被害者がバッグを奪われまいとしがみつくと,被害者ごとバックを無理矢理引きずることがあります。また,深夜等で周囲に人気がないと,バイクから降りてきて暴力を振るって無理矢理物を奪うこともあります。犯人は,拳銃及びナイフ等で武装している可能性が高く、2016年には,外国人の被害者が犯人に抵抗したところ,拳銃で撃たれた事案も発生しました。
外務省
スリ被害は,飲食店で飲酒して泥酔状態になった人のポケット等から貴重品を抜き取る,多数の人が集まるイベント会場で群衆の混雑に乗じて貴重品を荷物から抜き取る等の手口が把握されています。
外務省
防犯対策
・貴重品はポケットに入れない
・夜間は不必要に出歩かない→出歩いても常に警戒心を持つ
・初めて出会った人を安易に信用しない
・安易にスマートフォンや財布を机の上などに置かない
・財布を別に用意して、最悪盗られても良いものを普段使いする
・財布、金銭に干渉してくる輩には警戒度をMAXにする→日本円見せて、カード見せて、換金してなどはみんな詐欺
・女性一人でのタクシー利用はなるべく避ける。特に夜間は危険。
・男性の場合でも例えば、深夜に一人で郊外へ行くような場合には、タクシーの利用は避ける。どうしても深夜に乗る必要がある場合には、最寄りの警察派出所に赴き、タクシーを呼んでもらう。
あまり考えたくはないですが、被害に遭遇するかもしれないと考慮に入れて保険をかけておくことも重要です。短期間の旅行であればわざわざ海外保険なんかには入る必要はありませんが、せめて海外保険が自動でついてくるクレジットカードを一枚持っておきましょう。万が一の備えになります。
オススメのカードを一枚ご紹介しておきます。
エポスカードの公式サイトです。年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯してくるので作っておいて損はないのかなと思います。
外国での盗難対策についても詳しくまとめているので↓↓をどうぞ。
主な観光地
・チャンパサック ・ポンサリー ・フアパン ・サヤブリー
・ ボリカムサイ ・カムムアン ・アタプー ・セコン ・バンビエン
・ウドムサイ ・ボケ ・フアイサイ ・シェンクワン
・ルアンナムター ・パークセー ・サバンナケット ・タケーク
・ルアンパバーン ・シェンクワン ・フアイサイ ・チャンパサック
参考:ラオス情報文化観光省
上記に挙げた場所にはそれぞれにたくさんの観光スポットがありますが、共通して言えることは美しい自然に目を奪われるだろうということです。
ラオスの食べ物
・カイペン(揚げ海苔) ・カオチーサイクワン(バゲットサンドイッチ)
・カオピアックセン(ラオス風うどん) ・カオプーン(春雨スープ)
・カオプーンナンパ(ココナッツミルクと魚醤のスープを使った麺料理)
・カオプーンナムジョー(ポークスープの麺料理)
・カオプーンナムシン(ビーフスープの麺料理)
・カオソイ(豚挽肉とトマトソースを使った麺料理)
・ラオスソーセージ ・ソムムー(サワーポークソーセージ)
・ラープ(鳥挽肉とスパイスをミックスさせた料理) ・オーラム(ラオスシチュー)
・フォー(ラオスフォー) ・シンサバン(ラオビーフジャーキー)
・パパイヤサラダ
参考:Laos Tourist
実際に訪れてみて
ラオスは大自然に囲まれてゆっくりとするのにぴったりの国でした。
現地の人たちもかなり優しく、色々と良くしてもらって感謝しかありません。
ラオスを旅行する際のアドバイスや感想をご参考までに箇条書きした。
・物価は安いが、他の東南アジア価格よりは若干高めの印象。
・バイクで縦断するのがオススメ。
・バンビエン〜ルアンパバーン間などの山間は雨具があった方が良い。霧で全身びしょ濡れになる。
・ラオス人たちの優しさには感動するが、一部悪い奴らもいるので気をつける。
・お坊さんには無闇に触らない。
・お坊さんの写真を撮るときは許可をとる。
最後まで読んで頂きありがとうございました!