ラオスではのんびりしていました。
旅では基本的にのんびりしているのですが、のんびりとは一体何をしているのかをご紹介します。今回はラオスで過ごしたのんびりタイムの紹介です。
ざっくりと4つに分類しましたが、宿でゴロゴロしていたことは「のんびり過ごすこと」としては当たり前過ぎるので省きました。
サウナ
ラオスはサウナが名物なのです。
南国のラオスでサウナかよ、と思いながらも僕はときたまサウナに行ってのんびりしていました。ラオスのサウナは薬草サウナということで、なんだか身体に良さそうな響きをしています。
しかし、ラオスのサウナは強烈です。
何が強烈なのかというと、暑過ぎるのです。どれくらい暑いのかと言うと、サウナの中に入れないくらい暑いです。
僕は何カ所もサウナを渡り歩いたわけではないので全てのラオスサウナがそうなのかは分かりませんが、僕が訪れていたところはとにかく暑すぎました。
サウナの外にはベンチが用意してあり、レモングラスの入った冷たいお茶を飲めるスペースがありました。ほぼそれを飲むために行っていたと言っても過言ではありません。
サウナの扉を開けるとすでに我慢できないくらい暑く、中に入ると意識が飛びそうになります。息を吸い込むと熱が肺を撫で、咳き込みながら扉を蹴り開けてレモングラスのお茶をガブ飲みします。これを繰り返します。
おそらく間違っていますが、これが僕のラオスのサウナでの楽しみ方でした。
ちなみに、仙人みたいな欧米人が5分ほど経ってもサウナから出てこないことがあり、心配になって中を覗いたら目をギラギラさせて歯を食いしばって震えており、「レモングラスのティーがフリーだよ」と言うと飛び出してきたということがありました。
町ブラとナイトマーケット
のんびり町をブラブラしてからナイトマーケットをうろつきます。
この町ブラとナイトマーケットはいつもセットでした。日中は暑くて外を歩きたくないというのと、起きるのがいつも昼過ぎという生活リズムだったので、行動を開始するのはいつも夕方頃で、それはナイトマーケットが始まる頃と同じくらいだったのです。
一応旅行者であるという自負の元、町を歩くことも観光のひとつであるという教えに従い、何度も歩いたことのある道を練り歩いて町をブラつきます。そうすると大抵の場合お腹が空いてくるので、その辺のローカル食堂に入って麺をすすり、ナイトマーケットに足を運ぶわけです。
ナイトマーケットに行く理由は買い物ではなく、なんだかガヤガヤしていて楽しいからです。商品を冷やかし、歩いている人たちを見比べ、たまに屋台でつまみ食いしながら歩き周ります。
僕は1人ではあまりお酒を飲みませんが、東南アジアだと話は別です。たまに瓶ビールかアイスビール(氷入りビール)を現地の辛い料理と一緒に流し込みたくなります。
ビールと屋台フードを買ったら宿に戻るか、次のタイトルであるメコン川に向かいます。
メコン川
ラオスと言えばメコン川です。
特段綺麗な川でもないのですが、中国から東南アジアを縦断して4,200キロもの距離を誇るでっかい川です。実際に見ると、この川が本当に中国にまで繋がっているのか不思議になるくらい頼りなく感じました。もっと湖のような川なら納得できますが、そこまで幅があるわけでもない(場所による)のです。
ラオスでできる最高の贅沢は、ホテルのスイートルームに泊まることでも象を乗り回すことでもなく、メコン川をボケーッと眺めて時間を浪費することです。
川岸でポケーッと口を開けていると、虫が飛び込んできて現実に引き戻されます。
そんな風にメコン川の茶色い濁流を眺めながら色々な事をのんびり考えていました。基本的にどうでもいいことばかり考えており、生産性のかけらもない時間を垂れ流していましたがラオスとメコン川がないと実現しない時間と空間でした。
渋谷のハチ公前では同じ精神状態になるのは無理があります。
ゆっくりまったりに最適なメコン川、透き通った美しさはないけれど必要としている人は日本人に多いのかなと思います。
ちなみに
宿では仲良くなった人とお喋りすることもありました。さらに、カフェや宿で早めのWi-Fiを捕まえてPCゲームをしていることもありました。みどりにまみれていたこともあります。ラオスにはそういった側面もあるのです。バイクを借りていたので町中だけではなく、少し遠出して田舎の景色を見に行くこともありました。
最後に
どこの国もそうですが、ラオスの良さもまた実際に訪れてみなければ分かりません。
そもそもラオスってどんな国? という方は詳しくまとめているので↓↓をどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!