これからニュージーランドを旅行してみようという人に、ニュージーランドの魅力をできるだけ分かりやすく説明することを目的にした記事になっています。
ニュージーランドの治安、観光地、食べ物、物価や人々の暮らしに焦点を当て、実際に訪れて住んでみて感じたことやアドバイスをご紹介します。
初めての異国における「旅行の予習」として目を通して頂ければ幸いです。
ニュージーランドという国(物価と暮らし)
今回は旅行における衣食住という視点で比較してみました。衣食住の比較の後には、ニュージーランドに関するデータをいくつか集めてきたので紹介しています。
衣
衣服に関しては日本とほとんど同じ価格帯だと思います。
しかし、その選択肢(服屋)は日本よりもずっと少なく感じました。日本の方が詳しいのでそう感じたのかもしれませんが、低価格でオシャレな服を見つけるのは苦労すると思います。
ニュージーランドにはH&MやZARAなんかの大手企業もあり、値段もさほど日本と変わらないのかなという感じです。さらに安いお店だと「Kmart」や「Warehouse」という小売チェーン店でしたら10,000円かけずに全身揃えることができるかと思います。
食
外食は日本よりも若干高いかなという感じです。
日本食レストランの価格はざっくりですが1,000円〜1,500くらいで、激安で食べられる吉野家や松屋みたいなお店は展開されていません。
逆にピザは日本よりも全然安く、約5〜6NZD(約337円〜405円 ※2020.03.3)くらいです。
住
ニュージーランドのホテル価格は日本と同じくらいです。
日本と同じく、かなり地域差があるのかなという感じです。
ホテル比較サイトのブッキングドットコムで調べてみたところ、オークランドで1番安い部屋は1泊875円でした(※2020.03.2)。
下にスクリーンショットとブッキングドットコムの公式サイトを貼っておきます。
海外ホテル検索、Booking.comビックマックの価格
世界中にあるマクドナルド。その代表的なハンバーガーの「ビックマック」の価格はその国の物価を知るための一つの指標として使われることがあります。
ニュージーランドのビックマックは6.5ニュージーランドドルです。日本円で約439円(2020.03.2)です。
The Economist
日本のビックマックが390円なのでハンバーガーに関しては日本よりもニュージーランドの方がやや高いと言えます。
その他のデータ
人口:500万人【2019年次】
平均月収:3,278USD(約220,000円 ※2020.03.18)【2019年12月次、四半期】
失業率:4%【2019年12月、四半期】
観光収入:77億USD(約831,4億円 ※2020.03.2)【2018年次】
入国者数:50万人(2019年12月次)
CEIC
ニュージーランドの治安
ニュージーランドの治安は世界で2第位です。
これは「The Institute for Economics & Peace」という機関の「Global Peace Index Rankings 2019(世界平和度指数ランキング)」が発表した順位です。
ちなみに日本の順位は第9位です。ニュージーランドの治安は日本よりも良いということなので特別に心配することはないのかもしれませんが、訪れる際にはあくまで外国であるということを忘れずに行動することが余計なトラブルに巻き込まれない心得かと思います。
実際の犯罪被害
2019年3月15日,南島のクライストチャーチにおいて男が半自動小銃を乱射し,50人が死亡するという同国史上最悪のテロ事件が発生しました。
外務省
飲酒に絡む暴行・傷害,置引きや車上狙い,空き巣等の窃盗事件が多発しています。性犯罪の発生率も日本と比べると断然高く,「ニュージーランドは安全である」と過信して安心することのないようにしてください。
外務省
ニュージーランドでは違法薬物の使用が問題になっています。夜間,繁華街付近の人通りが少ない小道やダンスクラブ等で,見知らぬ者から声を掛けられても,すぐに信用することなく,用心を怠らないようにしてください。
外務省
防犯対策
・貴重品はポケットに入れない
・夜間は不必要に出歩かない→出歩いても常に警戒心を持つ
・初めて出会った人を安易に信用しない
・安易にスマートフォンや財布を机の上などに置かない
・財布を別に用意して、最悪盗られても良いものを普段使いする
・財布、金銭に干渉してくる輩には警戒度をMAXにする→日本円見せて、カード見せて、換金してなどはみんな詐欺
あまり考えたくはないですが、被害に遭遇するかもしれないと考慮に入れて保険をかけておくことも重要です。短期間の旅行であればわざわざ海外保険なんかには入る必要はありませんが、せめて海外保険が自動でついてくるクレジットカードを一枚持っておきましょう。
オススメのカードを一枚ご紹介しておきます。
エポスカードの公式サイトです。年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯してくるので作っておいて損はないのかなと思います。
外国での盗難対策についても詳しくまとめているので↓↓をどうぞ。
主な観光地
北島
・オークランド ・ベイオブプレンティ ・コロマンデル
・タイラフィティ ・ワイカト ・ホークスベイ
・タウポ ・マナワツ ・ノースランド
・ロトルア ・ルアペフ ・タラナキ
・ワイララパ ・ウエリントン ・ファンガヌイ
南島
・セントラルオタゴ ・クライストチャーチ/カンタベリー ・クルーサ
・ダニーデン ・フィヨルドランド ・マールボロ
・ネルソンタスマン ・クィーンズタウン ・サウスランド
・ワイタキ ・レイクワナカ ・ウエストコースト
その他の島々
・チャタム島 ・スチュアート島 ・亜南極諸島
参考:政府観光局公式
上記に挙げた場所にはそれぞれにたくさんの観光スポットがありますが、これだけでも観光地のほんの一部にすぎません。
ニュージーランドを旅行する際には目的別に行き先を決めるのが良いと思います。
ニュージーランドの食べ物
シーフード
魚と牡蠣が有名です。魚は日本にあるものとほとんど同じものが食べられます。
ハンギ料理
原住民であるマオリ族の伝統料理です。
フィッシュ&チップス
ご存知フィッシュ&チップス。魚のフライとポテトに黒酢をかけて頂きます。
ラムのロースト
ニュージーランドは羊の数が人よりも多いということでそのお肉もよく食べられます。
スイーツ
特にアイスクリームがとても美味しいです。ホーキーポーキーというキャラメルのキャンディが入っているアイスクリームはやみつきになる美味しさです。
チーズとワイン
酪農大国のニュージーランドはチーズがとても美味しいです。フルーツ農園もたくさんあるので、ワイン作りも盛んです。
マヌカハニー
天然の抗菌成分を含むマヌカハニーは食品にとどまらず、様々な健康製品に利用されています。
参考:政府観光局公式
実際に訪れてみて
人も雰囲気もゆったりまったりなのがニュージーランドの良いところです。
原住民のマオリたちは陽気な人たちが多く、一見いかつそうに見えますが話してみると明るくて良い人たちばかりです。
僕はワーキングホリデービザでニュージーランドに訪れ、1年ほど観光と仕事を経験しました。その上でのアドバイスをいくつか箇条書きにしておきます。
・1日の寒暖差がえぐいのでヒートテックや手軽に羽織れる服が重宝する
・食の選択肢が少ないのと外食はお高めなので長期滞在予定の場合は自炊の覚悟が必要
・ご飯が食べたいときはライスケバブがオススメ。10〜13NZDくらいでめちゃ美味くて量も多い
・SUSHIを受け入れられると幸せになれる。寿司は高級だがSUSHI(アボカドとチーズとサーモン巻きみたいなの)は安い。そして美味い
・マクドナルドとバーガーキングのソフトクリーム(3.5NZDくらい)がとんでもなく美味いので一度は食べるべき
・日本のドライバーズライセンスを持っている場合には、ニュージーランドの免許証を取るのがオススメ。視力検査だけで取れて、10年使えて、英語の身分証明書として使えて、一部の国と地域(オーストラリアなど)でも使える
・英語のなまりが地獄のようなときがある。特にマオリたちの英語は初心者にはかなり厳しいと感じるかもしれない
・ヒツジが可愛い
僕のブログで1番検索流入が多い記事はニュージーランドの簡単に仕事がゲットできるファーム紹介です。ワーホリなどを考えている人はご参考までにどうぞ↓↓をどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!