これからミャンマーを旅行してみようという人に、ミャンマーの魅力をできるだけ分かりやすく説明することを目的にした記事になっています。
ミャンマーの治安、観光地、食べ物、物価や人々の暮らしに焦点を当て、実際に訪れて感じたことやアドバイスをご紹介します。
初めての異国における「旅行の予習」として目を通して頂ければ幸いです。
ミャンマーという国(物価と暮らし)
今回は旅行における衣食住という視点で比較してみました。衣食住の他にもミャンマーに関するデータをいくつか集めてきたので紹介しています。
衣
ミャンマーでは1,000円もかからずに全身の服を揃えることができます。
ヤンゴンの有名な激安ローカルマーケット「ボージョーアウンサンマーケット」の地図を置いておきます。ここではミャンマーの伝統衣装である「ロンジー(腰巻スカート)」も買うことができます。
食
道端に並ぶ屋台やローカルレストランでは一食数百円で楽しむことができます。
例えばミャンマーの伝統的な麺料理である「シャンカーソエ」は以下の写真のものが2,000チャット(約154円 ※2020.02.23)くらいで楽しめます。
住
ミャンマーはホテルも安いです。普通のホテルも安い上に、ゲストハウスやホステルといった安宿もかなり充実しています。
ホテル比較サイトのブッキングドットコムで調べてみたところ、ヤンゴンで1番安い部屋は一泊475円でした(※2020.02.23)。
下にスクリーンショットとブッキングドットコムの公式サイトを貼っておきます。
海外ホテル検索、Booking.com色んなデータ
人口:5400万人【2020年】
失業率:1.58%【2019年】
観光収入:17億USD(約1,900億円 ※2020.02.23)【2018年】
入国者数:355万人【2018年】
CEIC
仏教寺院とかの前によくある囚われの鳥。
— すぴ@旅と御茶ノ水のシーシャ屋ワープ (@tabishisha) December 27, 2019
お金を払えば鳥を1匹逃してあげられる。鳥を逃がしてあげると御利益あるよ。
ふ〜んじゃあやるか。御利益はいくらあっても困らんからな。
……チチチ
鳥がエサ目当てにカゴに戻っておる!!! pic.twitter.com/szYGhMapH6
ミャンマーの治安
ミャンマーの治安は世界で第125位です。
これは「The Institute for Economics & Peace」という機関の「Global Peace Index Rankings 2019(世界平和度指数ランキング)」が発表した順位です。
ちなみに日本の順位は第9位です。ミャンマーは日本よりもランキングが116つも離れており、治安に関してはそのくらいの差があるという事を頭に入れておきましょう。
実際の犯罪被害
夜間にタクシーを利用した在留邦人が,目的地でタクシーを降りようとしたところ,車内にバッグが残っているにも拘わらず,タクシー運転手がドアを開けたまま強引に車を発進させバッグを強奪した。
外務省
ヤンゴン市バハン地区において,在留邦人男性の留守中,会社アパートの鍵を壊され,空き巣被害にあい,ノートPCや外付けHDD,キーボード,携帯電話を盗まれた。監視カメラの映像から,同アパートの警備員が逮捕された。
外務省
邦人旅行者がスーレーパゴダにて声をかけてきた青年にダラ地区の案内を依頼したところ,当初のガイド料の倍の金額を請求された。手持ちがないと断っても執拗にホテルまで付いてきて,最終的には持っているお金を支払わされた。
外務省
防犯対策
・貴重品はポケットに入れない
・夜間は不必要に出歩かない→出歩いても常に警戒心を持つ
・初めて出会った人を安易に信用しない
・安易にスマートフォンや財布を机の上などに置かない
・財布、金銭に干渉してくる輩には警戒度をMAXにする→日本円見せて、カード見せて、換金してなどはみんな詐欺
・財布を別に用意して、最悪盗られても良いものを普段使いする
あまり考えたくはないですが、被害に遭遇するかもしれないと考慮に入れて保険をかけておくことも重要です。短期間の旅行であればわざわざ海外保険なんかには入る必要はありませんが、せめて海外保険が自動でついてくるクレジットカードを一枚持っておきましょう。
オススメのカードを一枚ご紹介しておきます。
エポスカードの公式サイトです。年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯してくるので作っておいて損はないのかなと思います。
外国での盗難対策についても詳しくまとめているので↓↓をどうぞ。
主な観光地
ヤンゴン
ミャンマー最大の都市。
バガン
仏教三大遺跡の一つ。
ネピドー
ミャンマーの首都。
マンダレー
ヤンゴンに次ぐ第二の都市。
パアン
まだあまり知られていないミャンマーの秘境。
上記に挙げた場所にはそれぞれにたくさんの観光スポットがありますが、これだけでも観光地のほんの一部にすぎません。
ミャンマーは見所がたくさんあるので、短期旅行の場合は下調べして行き先を絞るのが良いと思います。長期旅行や旅の場合は、メジャーな観光スポットほとんど周れると思います。
んー落ちそうで落ちない!押してみたけどビクともしない pic.twitter.com/S7tlvFLFEM
— すぴ@旅と御茶ノ水のシーシャ屋ワープ (@tabishisha) October 1, 2019
ミャンマーの食べ物
ミャンマー料理は実はかなり美味しいのですが、その全貌はあまりまだ知られていません。実はかなりたくさんの料理があり、麺料理から肉料理、カレー、野菜料理、など多岐に渡ります。
麺料理
麺料理は「シャンカーソエ」が有名です。汁のあるものと無いものがあります。
肉料理
鳥はもちろん、豚も牛も食べます。脂っこい料理からサッパリしたものまで色んな料理があります。以下に紹介する料理は日本でもほとんど知られていないのでは無いでしょうか。
野菜や冷菜
豆腐や納豆なんかの料理もあり、ミャンマー料理は日本人の舌にもよく合うと思います。
カレー
ミャンマーのカレーはインドカレーとタイカレーのちょうど中間のような味がして面白いです。両国の影響を受け、しっかりと両方の良さを引き出していると思います。
ミャンマー料理の詳しい感想もまとめているので↓↓をどうぞ。
実際に訪れてみて
ミャンマーは親しみやすくて親切な人々がいて、豊富な観光資源があり、それでいていまだ知られていない穴場スポットが数多くある国という印象でした。
タイやベトナムほど明らかにされていない分、観光客の数も少なくてのんびりできました。
僕のオススメの観光方法としては、バガン遺跡でバイクをレンタルしてツーリングすることです。バガンは交通量もかなり少ないので初心者にもオススメすることができます。
大量の遺跡群の中をバイクで疾走するという経験は中々できるものではありません。
もし運転免許証をお持ちなら、費用も大してかからないので国際運転免許証を持って行くことをオススメします。
〜国際運転免許証について〜
— すぴ@旅と御茶ノ水のシーシャ屋ワープ (@tabishisha) February 18, 2020
自分用メモ
•全ての国で運転できる訳ではない
•日本の運転免許証あれば取得可能
•住民票のある地域で申請可能
•運転免許センターなら即日発行
•有効期限は1年間
•費用は2400円くらい
•縦5×横4㌢の証明写真が必要
•パスポート、航空券などの渡航を証明する書類必要
他にもミャンマーについての関連記事をまとめているのでコチラをどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!