【シーシャ天国】エジプトのシーシャカフェめぐり【フレーバーに炭直乗せシーシャ】

エジプト編

 エジプトはまさにシーシャ天国でした。

 まずエジプト人は僕の見たかぎり老若男女シーシャが大好きです。街のシーシャカフェには昼でも夜でも人々がモクモクと煙をふかしている姿を見かけることができます。

 日本にある普通のカフェのような感じで、当たり前に街中にシーシャカフェが溶け込んでおり、大のシーシャファンとしては街歩きをするだけで胸が踊りました。

 この記事はシーシャの簡単な説明と、そんなエジプトのシーシャカフェを紹介します。

 

エジプトのシーシャ【シーシャとは?】

 シーシャとは中東、南アジアを起源とする水タバコのことです。

 水をフィルターにして煙を吸います。日本ではまだそこまで浸透していませんが、ヨーロッパやアメリカを初め、他のアジア諸国では割と認知されている嗜好品です。

 さらに詳しい説明は↓↓でまとめているので、ご興味があれば覗いてみてください。

 

 エジプトのシーシャは日本のシーシャとは少し違いました。

 使っている器具やフレーバーは同じなのですが、作り方や管理の仕方が日本とは異なっていることが多かったです。その違いは大きく分けて3つ、以下の通りです。

・煙が強い

 割とどこのシーシャカフェでも煙が強かったです。

 どれくらい強いかというと、普段からタバコを吸わない人だとむせるぐらいには強い煙のシーシャが多かったです。そんな高火力のシーシャをローカルのおじいちゃんたちはゴリゴリ吸って大量の煙を吐き出しており、最高にイケてました。

・炭に癖がある

 わざとなのかは分かりませんが、炭の匂いがかなり強めなお店も多かったです。

 もちろん無臭の炭を使っているお店もたくさんありましたが、低価格の地元のシーシャカフェのような場所では基本的に匂いのあるものを使っていた印象です。

 フレーバーの香りが炭の香りに負けていることもあって斬新なシーシャでした。

・特殊な作り方(実はシーシャのオリジナル)

 いわゆるザクロールと呼ばれるシーシャです。

 シーシャのフレーバーは基本的にフルーツやスパイス、お菓子やドリンクなどの「味付け(香り付け)」がされているのですが、このザクロールはされていません。つまり「タバコ味」のシーシャなのです。

 さらに特殊なのがその作り方です。

 ザクロールはアルミを敷かずにフレーバーの上に直接炭を置いて吸います。その煙は強烈で、初めのうちは普段からタバコを吸う喫煙者でもむせ返ります。時間が経つと多少吸いやすくはなりますが、それでも僕は楽しめませんでした。

 シーシャにしては寿命が短く、1時間も吸い続けられないものがほとんどです。ザクロールを吸い切ると、フレーバーは灰になって炭が残ります。

 こんな感じです↓↓。

 

エジプトのシーシャカフェ

 エジプトのシーシャカフェはそのほとんどが外やテラスでシーシャを楽しめるお店でした。

 夜になるとテーブルや椅子を引っ張り出してきて、路上でシーシャを振る舞っているようなお店もたくさんありました。

 そしてそのシーシャの価格は日本と比べると驚くほど安く、1本200円〜500円、先ほど説明したザクロールに至っては50円とかで吸うことができます。

 

 僕の前に座っていた人はどうやら常連さんのようで金ピカのVIPシーシャでした。しかもステムの部分に既に吸い終わったハガルが装着されており、既に4本目のシーシャです。

 

 野外で吸うシーシャは煙が風で流されてしまうので個人的にはあまり好きではないのですが、日が落ちてから異国情緒溢れる雰囲気でふかした煙は格別でした。

 

 シーシャ本体も含め、ホースや風防などは日本のシーシャカフェでもよく目にするものばかりです。さすが本場だけあって絵になります。座っている人たちも絵になります。

 

 エジプトに限らず、イスラム圏ではネコが可愛がられています。ネコももちろんそれを分かっているのでとても人懐っこいです。人の顔を見つめていれば餌を放ってくれる事を熟知しています。

 

 エジプトには広大な砂漠があるのですが、砂漠で暮らす人々もシーシャを嗜んでいるようでした。立派なシーシャがたくさん並べてありました。

 

 国によっては室内喫煙が禁止されていますが、エジプトではそんなことはないようです。個人的には昼間はやはり暑いエリアが多いので室内で吸えるシーシャカフェに行っていました。

 

 マニアックな話になりますが、日本で見たことのなかったホースがこちら。

 

 使用する際にはこのように先っぽを折って使います。

 使用、未使用が分かりやすくて良いのですが、消耗品なので結構コストパフォーマンスが悪そうと思いました。

 

最後に

 エジプトはシーシャ好きにはたまらない国だと断言できます。

 人々の生活とシーシャが密接に関わり合っており、その風景を見ているとシーシャ好きなら思わず笑みがこぼれます。

 一方でシーシャの味については割と顔をしかめるという人が多いかもしれません。日本のように「焦がさず柔らかい煙を持続させる」といった作り方をするお店は限られていました。

 大衆食堂のようなシーシャカフェのオヤジたちはみんな、信じられないくらい強い煙をゴポゴポ吸い上げているので感心します。強いけむりが苦手という場合には、いくつかお店を周って探し出す必要がありそうです。

 

 エジプトという国についてまとめた記事も書いているので↓↓をどうぞ。

 

 最後まで読んで頂きありがとうございました!

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