海外旅行や留学、ワーキングホリデーなど海外に興味がある人は、同時にその国のネイティブや外国人にも興味があるのではないでしょうか。
彼ら彼女らから異国の文化や価値観などを教えてもらいたい、話をしてみたいという思いを持っている人も多いと思います。
しかしそのためには2つの壁を取り払う必要があります。それは言葉の壁と心の壁です。これら2つの壁はもちろん両方を取り払うことができれば理想的ですが、人は得手不得手があるためそうもいかないのが難しいところです。
「言葉の壁を取り払える英語力」と「心の壁を取り払えるコミュニケーション能力」、外国人の友達、恋人をつくるには果たしてどちらの能力が有利に働くのでしょうか。
英語力>コミュニケーション能力
英語力の強み
・言いたいことが言える
・相手の言っていることがわかる
シンプルにこの2つが強みになりますが、この2つだけであらゆる場面で無敵の武器になります。英語力が高ければ高いほどに自分の思っていることをより明確に伝えられますし、相手の英語力がそこまで高くなくても何を言いたいのか汲み取ってあげられます。
友達同士でワイワイするだけならそこまでの英語力は要求されませんが、2人でじっくり話し合う場面には英語ができなければ文字通り話になりません。
誰かの相談にのったりのってもらったりするときにはもちろん、狙っている異性との駆け引きには表現力が豊かな方が魅力的だと思います。
僕の知り合いには
「I love you」
「Me too」
だけで付き合ったカップルがいましたが、お互いに英語がほとんど話せなかったのもあり2、3日で限界を迎えていました。
友達にしても恋人にしても、お互いのことを知るためにはやはりある程度は言語の壁を乗り越える必要がありそうです。
コミュニケーション能力>英語力
コミュニケーション能力の強み
・初対面でも距離の縮め方が上手い
・人に好かれやすい
これもシンプルに2つの強みが考えられます。コミュニケーション能力の高さは言語の壁を越えるポテンシャルを秘めており、全く英語が話せないのに外国人たちの輪に入ってニコニコしている人がいたりします。
人の心に入るのが上手いので、人に好かれやすく色々な場面で得をします。
例えば、仕事を手に入れやすかったり、パーティに誘ってもらいやすかったりするので必然的に友達や知り合いも増えていきます。友達や知り合いが増えていくことで出会いも増えていき、そうなれば国際恋愛の道も遠くありません。
ただし、仲良くなるだけならコミュニケーション能力さえあれば簡単なのですが、深い話をしようとするとそうはいきません。
仕事を手に入れても、パーティに行っても、たとえ恋人を手に入れたとしても、会話がままならないと上手くいかない事が増えてきます。会話なく手を繋いでいつまでも幸せならそれでもいいのですが、仕事や他の人間関係のことを考えるとそれではいけません。
とはいえ、対人関係の入口は英語力よりも広く開かれていると思います。何を目的に海外に行くかにもよりますが、コミュニケーション能力があれば浅くともすぐに友達や知り合いを作ることができます。そこから英語を学んだとしても遅いということはありませんし、ネイティブの友達がいれば上達も早くなります。
結局どちらの方が重要?
僕は8:2くらいでコミュニケーション能力の方が重要だと考えます。
これはあくまで「友達、恋人をつくるためにはどちらが重要か」という問いに対しての答えです。
旅行や旅をして観光をするだけなら英語力なんて全く必要がありませんし、事実僕自身英語力ゼロで長いこと旅をしていました。
コミュニケーション能力は天性によるところもありますが、努力で手に入れることもできます。日本ではあまり人と話すことが苦手だったのに、外国で英語を使うと別人のようにコミュニケーションする人もいるそうです。
コミュニケーション能力と英語力を同時に鍛えたい人にオススメなのは旅行や旅よりも留学やワーキングホリデーです。難易度的には留学<ワーキングホリデーかなと思います。
留学やワーキングホリデーでは旅行や旅と違って、外国人と英語を話し続けなければならない状況があるので英語力もコミュニケーション能力も強化できます。旅行や旅でもその状況は作れますが、自分から能動的に動かなければ事務手続きくらいの英会話しか生まれません。
英語力も才能によるところはありますが、コミュニケーション能力と違って勉強しなければ決して手に入れることができません。なのでコミュニケーション能力の方が友達や恋人をつくる上では有利ですが、力を入れて磨くべきは英語が先だと思います。
最後に
英語力ゼロで長年旅をしていたのですが、結局英語が話したくなった僕はセブに短期留学しました。
その時のことを実際どうだったのかまとめていますので↓↓をどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!