長年の旅で僕は自分の旅スタイルを確立することができました。
それもこれも色々な旅の先輩方が教えてくれたり、時には真似したりしながらそのノウハウを少しずつ吸収した結果です。
そんな旅の達人たちからは実際の具体的なやり方からメンタル的なことまでたくさんの事を勉強させてもらいました。あんまり細かいことを言い始めるとキリがないので、今回はざっくりと5つに大きく分けて紹介することにします。
航空券や宿の取り方
基本的な事ですが両方とも重要な事です。
航空券
航空券はまず旅人御用達サイトのスカイスキャナーという航空券比較サイトでチケットを検索します。
良さそうなチケットを見つけたら、他のサイトではいくらなのか直接航空会社で買ったらいくらになるのかを調べます。
住んでる国や通貨を変えると航空券の価格が変化したりすることも教わりました。
僕は割と自分の満足のいく値段ならばそこまで比較検討に時間をかけずに買いますが、最安値を追い求めて深みへと潜っていく人たちは少なくありません。そういう人たちでも最初はまずスカイスキャナーを使っていることが多いです。
宿
今ではブッキングドットコムやアゴダを使って宿を決めている人が大半だと思います。もちろん僕もそうです。
ちなみに旅を始めたばかりの時はもっと原始的な方法で宿を探していました。タクシーや仲良くなった現地の人に宿の情報を訪ね、部屋を見せてもらってから泊まる部屋を決めていました。
いまやそんなことをする必要はありませんが、ブッキングサイトを使うとしても注意すべき点はたくさんあります。どんな種類の宿か、その宿の周辺情報、ベッドバグの確認くらいはやった方がいいのかなという感じです。
安宿に関しては詳しくまとめているので↓↓もどうぞ。
現地へのリスペクト
国によっては日本人をよく見かける事もあります。その時に聞こえてくるのが現地に対する文句や愚痴だったりするととても残念な気持ちになってしまいます。
そしてそういった態度や姿勢は言葉が通じなくても伝わるものです。きっと巡り巡っていつか自分に良くないことが起こるのだと思います。
反対に気持ち良くリスペクトを忘れずに相手と接することで、自分に良いことが巡ってくると僕は思っています。
なるべく現地の言葉を覚えて使ってみたり、英語を話す時はベラベラやらずに分かりやすそうな単語を選んで問いかけてみたり、笑顔でコミュニケーションを取ったりすると旅行や旅に思わぬ色が加わることがあります。
ネパール人の旅人と数日間行動を共にしていた際に、僕がいつも無視するような客引きやタクシーの運転手などと彼はみるみる仲良くなって情報収集しているのを見てこのことを学びました。
今でもたまに連絡を取り合ったりしますが、各国に散らばる旅の師匠の1人です。
貴重品の管理方法
現金を小分けにして荷造りする方法を教えてもらったこともありますが、僕が真似する一番賢いと思う方法は「荷物を持たない」というやり方です。
ほとんどの日用品は現地で購入できるので、その国で買って捨てるかお土産にします。盗まれてはいけないものは財布、スマホ、パスポートのみにして現金も必要最低限しか持ち歩きません。
短期の旅行ならクレジットカードは1枚、1年以上放浪する際にも2枚しか持たずに貴重品を管理する労力を削ります。
持っている荷物が少なければ少ないほど、その管理は楽で厳重なものになります。
荷物が機内持ち込み荷物しかなければロストバゲージの心配はありませんし、強盗に全てを持って行かれても少ない現金とクレジットカード1枚ならダメージを減らすことができます。
海外での防犯についても詳しくまとめているので↓↓をどうぞ。教えてもらったことと自分で考えた事の集大成です。
仲良く交渉
海外では交渉しなければならない場面がたまにあります。国によっては全く必要ありませんが、国によっては必須な場所もあります。
タクシーやトゥクトゥクを始め、ツアーやホテル、お土産屋さんや食堂なんかでも必要なことがあります。
現地へのリスペクトと似ていますが、何かを交渉する際にはあまりトゲトゲしないように気をつけています。ある程度の価格なら最安値でなくともOKすることがほとんどです。
価格が決まった際にお互いに笑顔でいられることが何もよりも大事なことです。仲良くしていれば思わぬ収穫があるものです。
逆に相手に不満を持たれると良い収穫どころか何かトラブルを抱える可能性が出てきます。
例えば不満を持ったタクシードライバーにはどこに連れていかれるか分かりませんし、お土産屋さんでは粗悪品を渡されるかもしれません。口にするもの、フルーツシェイクだとしたら場合は古くなっていたりダメになったフルーツを混ぜられているかもしれません。
そんな無駄なトラブルを避けるためにも、なるべくにこやかに仲良く交渉をするべきです。
持ち物
僕が持ち歩いている便利アイテムは以下の通りです。
・セカンドバック(ぎりぎりアイパッドが入るサイズ)
・ユニクロの大き目のビニール袋
・スイムタオル
・徳用詰め替えシャンプー(ボトルではなく2回分詰め替え用バック)
・自転車の暗証番号付きチェーンロック
後は服を詰めて終わりです。旅毎にパソコンを持って行ったり、シーシャを入れたり、任天堂スイッチを入れたり、めちゃくちゃ少ない荷物で行ったりと臨機応変に中身を変えています。
逆によく旅行者や旅人が持っていて持ち歩かないものは以下の通りです。
・バスタオル
・ドライヤー
・洗濯紐
・洗濯バケツ
・S字フック
最後のS字フックだけは今度は持って行こうかなと思います。バスルームでめちゃ便利で荷物にもなりません。ちなみに今まで持ち歩かなかったのは使い込んだS字が汚く見えて嫌だったからです。
他は単純に必要ないです。バスタオルがどうしても必要なら宿で借りますし、洗濯バケツもユニクロのビニール袋が代わりを果たしてくれる上に軽くてかさばらなくて圧勝です。
旅行や旅の持ち物に関してもまとめているので↓↓をどうぞ。
最後に
人それぞれに旅のやり方やそのノウハウがあるので、僕はその人がどんな風に旅をしていて荷物の中はどうなっているのかとても興味があります。
長く旅をしている人ほど色んな面白いアイテムや知識があるので興味深いです。旅自体のノウハウだけではなく、旅先の国毎にまた様々なTipsが存在していてそれも面白いです。
旅や旅行をする際に少しでもお役に立てば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!