コロンボへやってきました。
スリランカの首都と間違われることが多いですが、首都はスリジャヤワルダナプラコッテです。スリジャヤワルダナプラコッテは口に出して言うと気持ち良いです。
インド洋の真珠とも表現されるスリランカ、インドのすぐ下にぽつんと浮いている島国です。セイロンティーでも知られている通り紅茶が有名で、その紅茶畑の中を走り抜ける紅茶列車は絶景が拝めるために大人気なんです。
ザクッと下調べした感じ、なんだかお洒落な雰囲気を醸していますが、降り立ってみてまず感じたことは「懐かしい……この雑多な感じ、インド!」でした。
人々の外見も全くもってインド。現地の人に尋ねたことがあります。
「インド人とネパール人とスリランカ人、君たちは見分けられるの?」
「ハハハ、無理無理。後パキスタン人もわかんないよ」
随分適当な奴だったのであまり信用はできませんが、確かにみんな似ています。ただし中身はかなり違います。ここスリランカでは騙されるということは一度もなく、かなり親切にしてもらいました。昔旅友達が、「インド入ってからネパールかスリランカに抜けるとめちゃくちゃホッとする」と言っていたのを思い出しました。
気温は地域によっても違うようなのですが、コロンボの街中はひたすらに熱かったです。バックパックを背負って歩き回っているとすぐに汗でTシャツが身体に張り付いてくる感じでした。
僕が思っていたよりもかなり都会ということもあり、所々にあるショッピングモールで身体を冷ましながらゆっくりと宿へ向かいました。
バスが街中そこら中を走っていましたが、どれもかなり人が乗っていたのでバックパックの僕は遠慮してその時は乗りませんでした。ちなみにバスの情報は中々出回っていないので集めようかと思ったのだけどやめました。理由は、運転手か待っている人にどこどこ行きたいんだけどと言えば教えてくれるし、ネットであれこれ調べるより確実かつ早いと思ったからです。バンバン聞いちゃいましょう。
暑くてヒーヒー言いながら歩いていると突然開けた場所にやってきました。海です。
しかもその海沿いに線路が走っているのを見つけ、是非この列車に乗らなくてはと思いました。この海岸列車と紅茶畑を走る紅茶列車は両方共最高の景色でした(別記事にまとめてあります)。
コロンボの市内から少しだけ離れますが、僕が今回泊まったゲストハウスは最高でした。
1階はカフェになっており、お昼から夕方までコーヒーや紅茶、軽食が食べられます(ミートソースパスタ美味かったです)。一週間ほどいましたが、僕以外にお客さんは2、3人でかなりゆったり過ごせました。たまたま日本人の方が泊まりに来たことがあって、2人でご飯を食べに行ったりもしました。
宿の屋上からは海も見えます!
宿の名前は「Bunky Monkey Hostels」、おすすめです。
そしてこの宿から歩いて20分もしないところシーシャ屋さんがあるのです。早速行ってみました。
多少分かりにくい立地でした。
表側は何やらレストランがあり、そこは全くシーシャとは関係がないようで、裏の鉄階段を上った先にお店はあります。
一応シーシャの張り紙がしてあります。本当にここかな?と思いましたが、シーシャの匂いがしていたのでずかずか入っていきました。お店の半分が外のスペース、もう半分が中のスペースでこちらはクーラーと扇風機があります。ということで中の席へ、お客さんは僕以外には1人だけでした。
味はまあ、海外のシーシャという感じです。頼んだお味はレモンミント、暑い中歩いているとすっきりしたシーシャが吸いたくなりますね。
働いてるスタッフは明るくていい奴でした。スリランカで僕が出会った現地の人たちに共通していたのは、インドのようにあまりごりごり話しかけてはこないしジロジロ見られたりもしないけれど、こちらが話しかけると良く喋るということでした。距離の詰め方がインドよりはワンテンポ遅い感じで、居心地が良いです(インドがテンポ早すぎる)。
宿やグルメの情報と違って需要があるかは果てしなく疑問ですが、一応場所も載せておきます。「Shisha Luv」
スリランカは仏教徒がほとんどを占めていますが、イスラム教徒も住んでいると聞いていたのでシーシャもあるだろうと予想はしていました。ムスリムあるところにシーシャありですからね。とにかくスリランカでもシーシャが頂けて大満足でした。
帰り道でなんだかお洒落な絵を売っていました。
宿に帰る前に中華料理屋さんに寄ったのですが、この春雨を細かく切ったような麺がスリランカの色んなところで食べられます。ヌードルと書いてあったら基本これでした(たまたま?)。ホテルのビュッフェとかにもありました。塩味でシンプルな味付けなのですがもりもり食べれちゃいます。そして空心菜はどこで食べても安定して美味しいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました!