【インドネシア】バリ島に着いて早速見つけた美味しいシーシャ屋さんと絶景のライステラス【ウブド】

インドネシア編

 バリ島と聞くと南国のリゾート地のというイメージが強くて、貧乏旅行者の僕はなんとなく避けていました。

 バックパッカーに避けられがちな3ヵ国の1つだと勝手に思っています(残りはハワイとグアム)。

 今回、仏教の三大遺跡ボロブドゥールへ行く道すがらにちょっと覗いてみようかなという程度でやって来たバリ島だったんですが、思いのほか僕のような金なし小僧でも楽しめる場所でした。

 もちろんリゾートエリアには高級なホテルがたくさんありますが、街の食堂は安くて美味しいし、安宿もたくさんあってコスパもいいです。バリ島がインドネシアだということも知らなかった僕は全くの無知のまま食わず嫌いをしていたわけですが、何故バリ島大好きな人々がこの世にたくさんいるのか今回訪れてようやく分かった気がします。

 

 市内は想像していたよりもずっとアジア感が強く、客引きや屋台の感じなどここもちゃんと東南アジアなんだなと感じました。

 キラキラしたリゾートの風景や、キレイでオシャレなホテルやレストランばかりだと想像していたのですが、良い意味で汚い部分もあって居心地の良い街でした。

 

クタ

 まず初めに僕が宿を取っていたのはクタです。

 クタはビーチがあったり、ショッピングモールがあったり、飲み屋や安宿もひしめき合っています。そんな繁華街で街中をぶらぶらしたり、ご飯を食べたり雑貨屋を冷かしたりしていたら、偶然シーシャカフェという派手な見た目のお店を見つけました。ここが大当たりで、とても美味しいシーシャが頂けます。

 

 お店は仄暗く、たくさんのアラビアンライトが天井から吊るされていて綺麗でした。

 その灯りが照らす店内はなんだか怪しげな雰囲気を醸し出していて、オーナーのこだわりが感じられました。客層もアラビックな見た目の人たちがほとんどで、なんだか別の国に足を踏み入れたようでした。

 シーシャ目的でやってきたので食事は頼まみませんでしたが、他のテーブルをちらちら見てみると一皿の量が結構なボリュームで驚きました。全体的にバリの物価からしたらお高目な値段設定ですが、行ってみる価値は十二分にあると思います。

 

 日本のシーシャに吸い慣れていると、海外のシーシャが辛く感じたり、煙が強すぎたりすることがよくありますが、ここのシーシャはそんなことはなく、どちらかというと日本のシーシャカフェで吸えるような煙をしていました。

 フレーバーはやはりという感じですが、基本的に「 Al Fakher 」を扱っているということでした。トップをフルーツにするオプションが安かったのでそれもお願いしました。フレーバーはアップルミントで注文しました。

 

 炭も臭くないし、炭替えもしっかり周ってきてくれます。聞いてみると、シーシャを作ってくれたのは地元バリ島出身の方でしたが、オーナーさんはレバノン出身の方だということです。一気にレバノンに対する興味が沸きました。位置的に少し行きにくい場所にありますが、今度中東へ行く際に是非訪れたいと思いました。

ウブド

 バリ島ではシーシャばかり吸っていたわけではありません。

 ちゃんと観光もしてきました。場所はクタから少し離れたウブドという場所。ここはバリ島の中心部に位置する熱帯雨林に囲まれた町です。

 クタからはおよそ40キロくらいの場所に位置しており、バスで1時間~2時間くらいでした。雰囲気はクタよりも落ち着いていて静か、田舎という感じです。

 でも必要なもの(レストランやホテル)は一か所に固まっているので不便さは全然感じませんでした。

 標高が高いのでクタよりも涼しかったですが、スコールが降ることが割と多いように感じます。バリ島の持つ海のあるリゾートとは真逆のイメージかもしれませんが、ここの「ライステラス」の景色がとても綺麗ということで、バイクを借りて行って参りました。

 

 

 中に入ることもできて、周りにはカフェやお土産屋さんもありました。

 記念でしか撮らない僕とは違って、ドレスや衣装を持ってきて写真を撮っている人たちもいました。上手く撮ればもっとインスタ映えするんだろうなあと思います。

 ライステラスの絶景はわざわざ行って良かったと思いましたが、バイクを利用する人は気を付けてください。スコールの中バイクを走らせると凍死するぐらい寒いです。そして堪らず途中で止めて、そこら辺にあるお店でレインコートを買おうとするとガッツリぼったくられます。それでも買わざるを得ないくらい極寒なので、どんなに晴れていても自前でレインコートを用意して行くことをオススメします。

 

 山だー!雲が凄いなー!とバイクを止めてのんびり眺めていたら、帰り道に見事に雲たちが土砂降りを運んできてくれました。

 濡れた体に冷たい向かい風が容赦なく突き刺さり、もはや痛かったです。 雨が降るだけで気温が下がるのに、その中をバイクで走るのは正に自殺行為でした。

 

 最後まで読んで頂きありがとうございました!

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