ベストシーズンもオフシーズンもそれぞれに旅行するメリットがあります。
いつ旅行に行くのか選べるのならば、行き先にベストシーズンを選ぶ人がほとんどだと思います。自分の休みと行き先のベストシーズンが重ならない場合は仕方なく行き先を変えるということもあるかもしれません。
しかし実は、オフシーズンだからといって必ずしも避けるべきというわけではないのです。オフシーズンにはオフシーズンのメリットもあり、逆にベストシーズンにもデメリットがあります。
今回はそれらのメリットデメリットをまとめてご紹介します。
ベストシーズン
メリット
・ツアーが充実している
たくさんのツアー会社がしのぎを削っているケースが多く、その中から自分の旅行に合ったものを選ぶ事ができます。ツアーの内容はもちろん、価格や参加人数などの細かい違いを吟味できたりもするので、選択肢に幅があります。
・賑わっている
ベストシーズンは一種のお祭りの様なものなので、とっても賑わっています。実際にお祭りやイベントが行われていることも珍しくなく、旅行前に認知していなくても現地で飛び入り参加して楽しんだりするのも一興です。
・みんなのやる気がある
お土産屋さんやツアー、レストランやカフェ、現地で商売をしている人たちのやる気が違います。仕事なんだから当たり前だろと思うかもしれませんが、日本と違って仕事だからといっていつも全力という姿勢でない国もたくさんあるのです。
・天候などの不確定要素が安定している
「その国のベストシーズン」は基本的に天候などに恵まれた時期である事がほとんどです。必ずしも日本の休暇、ゴールデンウィークと被るのかというとそうでもないので下調べが重要になってきます。
デメリット
・物価が高い
需要の増加に伴いホテルなどの観光施設を筆頭に全体的な物価が上昇してしまいます。国や場所によっては2倍にも3倍にもなり得ますのでお財布には厳しいと言えるでしょう。
・混んでいる
観光客だらけで辟易します。人混みによって生じるストレスやトラブルのリスクが増え、のんびりするつもりバカンスに来ると逆にヘトヘトになってしまいます。
・みんなのやる気があり過ぎる
やる気があるのは良いのですが、気合が入り過ぎている商売人たちと価格交渉などの場面で戦わなくてはなりません。もちろん商売のプロが本気になっているのでコチラ旅行者たちの勝ち目は薄く、物価の上昇も相まって割高感を感じます。
・競争率が高い
人気のあるものはすぐに売り切れてしまいます。ツアーやホテルはもちろん、メディアやブログで紹介されたレストランやカフェ、お土産などもすぐに広まって品薄になります。
オフシーズン
メリット
・混んでいない
誰もいないビーチに寝そべっていると最高に贅沢な気分になります。怖いくらいに静かでゆったりできます。閑散としたレストランやカフェも貸し切り状態だったり、ドミトリールーム(相部屋)に泊まったとしても自分だけということもあります。
・競争率が低い
基本的に並んだり順番を待ったりすることはほとんどないので急いだり焦ったりする必要はありません。何か予約するにしても前日、当日でも大丈夫なくらいなので観光もせかせかせず余裕を持てます。
・物価が安い
基本的になんでも安く済ませる事ができます。お土産屋さんなどの価格交渉も比較的簡単で、客不足の中で1つでも多く売りたい店側としては割とすんなりと割引に応じてくれたりします。
デメリット
・観光できないケースがある
オフシーズンは開いてないお店や、やっていない観光地がたまにあります。ツアーで観光客が少ないと一人当たりのツアー費が高くなるというケースもあります。
・ツアーがない事がある
そもそもツアーの数が少なかったり、シーズン以外はやっていないツアープランなどもあります。参加したいものがあるかどうかは事前に調べておく必要があります。
・天候などの不確定要素が不安定
その地域が雨季だったり、暑過ぎる時期だったりと色々な天候の事情が絡む事でシーズンがオフになります。時間に余裕がある旅行や旅なら天気が変わるのを待って観光する事ができますが、短期旅行では遥々飛行機を乗り継いで来たのにずっと雨模様という悲惨なことになりかねません。
・みんなのやる気がない
全体的にやる気がなく、活気が薄れていたりします。そのゆったりした雰囲気が好きというのであれば問題ないですが、人々はダラダラとやる気なく働いている事があります。
最後に
短期旅行はベストシーズン、長期の旅はオフシーズンが向いているのかなと思いました。
その旅行の目的によっても選択肢を使い分けると快適に旅ができそうです。
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最後まで読んで頂きありがとうございました!