この記事はワーキングホリデーに興味はあるれけど、中々その一歩を踏み出せない人に向けて書きました。
実際のところどうなんだろう?という気持ちを抱えて迷っている人というのはかなりたくさんいて、僕自身もそうでした。
そんな人たちの背中を押す、もしくは逆に引き止める手助けになれば幸いです。
ワーキングホリデーとは
ワーキングホリデーとはワーキングホリデー制度、またはワーキングホリデービザのことを指します。
ワーキングホリデーは外国で仕事をする事をイメージする人が多いですが、正式には以下のことを目的とした制度・ビザです。
ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。
外務省
日本からは年間で1万5千人もの人々がワーキングホリデービザを利用しており、その目的は様々です。
実際に僕の出会った人々のワーキングホリデーの目的はおおかた以下の通りです。
・外国で働いてみたい
・海外移住の足掛かり
・がっぽり稼ぐため
・旅の資金集め
・日本で働きたくない
・他言語の習得
・冒険
あまり「文化の相互理解」といった硬いことを考えてやってくる人は見ませんでしたが、生活の仕方によっては結果的にその国の文化への理解は深まると思います。
日本人がワーキングホリデービザを取得できる国は25ヵ国で以下の通りです。
国・地域名 | 制度開始年 | 年間発給枠 | |
---|---|---|---|
1 | オーストラリア | 1980 | 無 |
2 | ニュージーランド | 1985 | 無 |
3 | カナダ | 1986 | 6,500 |
4 | 韓国 | 1999 | 10,000 |
5 | フランス | 2000(注) | 1,500 |
6 | ドイツ | 2000 | 無 |
7 | 英国 | 2001 | 1,000 |
8 | アイルランド | 2007 | 800 |
9 | デンマーク | 2007 | 無 |
10 | 台湾 | 2009 | 10,000 |
11 | 香港 | 2010 | 1,500 |
12 | ノルウェー | 2013 | 無 |
13 | ポルトガル | 2015 | 無 |
14 | ポーランド | 2015 | 500 |
15 | スロバキア | 2016 | 400 |
16 | オーストリア | 2016 | 200 |
17 | ハンガリー | 2017 | 200 |
18 | スペイン | 2017 | 500 |
19 | アルゼンチン | 2017 | 日から亜:400 亜から日:200 |
20 | チリ | 2018 | 200 |
21 | アイスランド | 2018 | 30 |
22 | チェコ | 2018 | 400 |
23 | リトアニア | 2019 | 100 |
24 | スウェーデン | 2020 | 無 |
25 | エストニア | 2020 | 無 |
参考:外務省
ワーキングホリデーを勧める理由
ワーキングホリデーは若者に与えられた粋な制度・ビザです。
まず前提として、「海外に長期滞在すること」と「海外で働くこと」はとっても難易度の高い「行動」なのです。自分がしたいと思ってもそれぞれの国が決めた制度や法律によってそれらは簡単にできることではないのです。
簡単な手続きでその2つを可能にしてくれるのがワーキングホリデーの素晴らしいところです。
旅行や旅でも異文化を楽しむことができますが、長期滞在することでもっともっとその国を深く知ることができます。
働くことによってよりその国の人々と交流、理解することができます。
つまり外国に「長期滞在すること」または「働くこと」に少しでも魅力を感じる人は利用しない手はないのが、ワーキングホリデーです。
・日本を離れて異国でゆっくりしたい
・外国での生活を体験したい
・外国人の友達をつくりたい
・日本とは違った働き方を体験したい
上記以外にもワーキングホリデーが気になる理由はたくさんあると思いますが、短期滞在では味わえない異国体験を気軽に手に入れられることが最大のオススメポイントです。
ワーキングホリデーを勧めない理由
ワーキングホリデーを勧めない理由もあります。
上記で「長期滞在」と「外国での仕事」をワーキングホリデーの素晴らしいところだと紹介しましたが、逆にこの2つが必要でない場合はワーキングホリデーにそこまでメリットはないのかなと思います。
訪れたいだけならば旅行で充分ですし、外国で働くことに興味がなければワーキングホリデーのメリットも消えます。自分の目的とよく照らし合わせてビザを取るか否かを決めましょう。
その他でワーキングホリデーにあまり向いていないのかなと感じた人の特徴を偏見で箇条書きすると以下の通りです。
・勉強する気がゼロ→その国の言語、文化を学ぶことは旅行であっても重要なリスペクト
・自立できていない→全てエージェントに任せるのも良いけど、自力で生きていく力がないと結局息切れする
・人とのコミュニケーションが嫌い→”苦手”は問題ないけど”嫌い”だと苦しいかも。結局異国に一人ぼっちでは人に助けられながら生きていくことになるので、人とは常に関わらざるを得ない。
・他律タイプ→友達が行くからついていく、だけだと長期間楽しく続くか微妙です。友達に彼氏ができて一人帰国しているパターンとかも見ました。
・クローズマインド→クローズマインドな人は自分ではそうと分からないので、受口を広く持つことを意識すると良いです。まずは外国の妙ちくりんなスシを受けれるところから始めましょう。食べてみたら案外美味いですよ。
最後に
僕がワーキングホリデーに興味を持ったのは、インドを旅していた時に出会ったお姉さんがきっかけでした。
それまでは全く興味がなかったのですが、彼女のワーホリプレゼンテーションを受けて気になり出しました。そしてその一年後にワーホリビザを取ったのです。
ワーホリに関してどうしても伝えたいことは、「年齢制限」です。気になっているのなら、なるべく早いうちに行くべきです。30(もしくは35)を過ぎたらもうチャレンジできなくなってしまうので、気になっているだけではなくトライすることをお勧めします。
ワーホリに関していくつかまとめているのでコチラをどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!