これからカンボジアを旅行してみようという人に、カンボジアの魅力をできるだけ分かりやすく説明することを目的にした記事になっています。
カンボジアの治安、観光地、食べ物、物価や人々の暮らしに焦点を当て、実際に訪れて感じたことやアドバイスをご紹介します。
初めての異国における「旅行の予習」として目を通して頂ければ幸いです。
カンボジアという国(物価と暮らし)
今回は旅行における衣食住という視点で比較してみました。衣食住の比較の後には、カンボジアに関するデータをいくつか集めてきたので紹介しています。
衣
カンボジアでお土産のTシャツは300円くらいです。
道端のお店などで買えば、さらに安く1〜200円で買うことできます。1,000円あれば上から下まで揃えることもできちゃいます。
カンボジアでは夜になるといくつかの場所でナイトマーケットが始まるので、見て回ると楽しいです。交渉次第では格安でお土産が手に入るかもしれません。
食
道端に並ぶ屋台やローカルレストランでは一食数百円で楽しむことができます。
例えばカンボジアは以下の写真のものが3USD(316円 ※2020.03.08)で楽しめます。
住
カンボジアはホテルも安いです。普通のホテルも安い上に、ゲストハウスやホステルといった安宿もかなり充実しています。
ホテル比較サイトのブッキングドットコムで調べてみたところ、プノンペンで1番安い部屋は1泊316円でした(※2020.03.08)。
下にスクリーンショットとブッキングドットコムの公式サイトを貼っておきます。
海外ホテル検索、Booking.comその他のデータ
人口:1,700万人【2020年次】
失業率:0.1%【2017年次】
観光収入:49億USD(約4,516億円 ※2020.03.08)【2019年次】
入国者数:47万人【2019年5月次】
CEIC
カンボジアの治安
カンボジアの治安は世界で第89位です。
これは「The Institute for Economics & Peace」という機関の「Global Peace Index Rankings 2019(世界平和度指数ランキング)」が発表した順位です。
ちなみに日本の順位は第9位です。カンボジアは日本よりもランキングが80も離れており、治安に関してはそのくらいの差があるという事を頭に入れておきましょう。
実際の犯罪被害
マーケットなどの人混みを歩いている際に,カバンやリュックから財布や携帯電話,旅券(パスポート)などの貴重品を盗まれるケースが後を絶ちません。また,歩行中やトゥクトゥク(三輪タクシーなど)に乗った旅行者が,後方から走り寄ったオートバイに乗った男にかばんや荷物をひったくられる事案が頻発し,また,目的地とは異なる場所へ連れて行かれ,運転手やその仲間に脅されて金品を奪われる例も報告されています。
外務省
旅行者がいかさま賭博の被害に遭う事例が頻発しています。被害額も高額になってきており,今後も類似の事件が続発することが憂慮されます。
外務省
ホテルやゲストハウスの低層階に滞在し,就寝していたところ,扉や窓から侵入した何者かに,室内に置いてあった現金等の貴重品を盗まれるという事例が発生しています。犯行は,比較的警備の手薄なゲストハウスや,ホテルの低層階の客室を狙って行われるようです。また,高層階のため,鍵をかけないで就寝していたところ,侵入された事案もあります。玄関扉のほか,窓から侵入されることもあります。
外務省
防犯対策
・貴重品はポケットに入れない
・夜間は不必要に出歩かない→出歩いても常に警戒心を持つ
・初めて出会った人を安易に信用しない
・安易にスマートフォンや財布を机の上などに置かない
・財布を別に用意して、最悪盗られても良いものを普段使いする
・財布、金銭に干渉してくる輩には警戒度をMAXにする→日本円見せて、カード見せて、換金してなどはみんな詐欺
・女性一人でのタクシー利用はなるべく避ける。特に夜間は危険。
・男性の場合でも例えば、深夜に一人で郊外へ行くような場合には、タクシーの利用は避ける。どうしても深夜に乗る必要がある場合には、最寄りの警察派出所に赴き、タクシーを呼んでもらう。
あまり考えたくはないですが、被害に遭遇するかもしれないと考慮に入れて保険をかけておくことも重要です。短期間の旅行であればわざわざ海外保険なんかには入る必要はありませんが、せめて海外保険が自動でついてくるクレジットカードを一枚持っておきましょう。万が一の備えになります。
オススメのカードを一枚ご紹介しておきます。
エポスカードの公式サイトです。年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯してくるので作っておいて損はないのかなと思います。
外国での盗難対策についても詳しくまとめているので↓↓をどうぞ。
主な観光地
プノンペン
・セントラルマーケット ・ナイトマーケット
・ワットプノン ・王宮
・シルバーパゴダ ・国立博物館
・トゥール・スレン博物館
・アプサラ・アーツ・アソシエーション(Apsara Arts Association)
・影絵芝居(Sovanna Phum Association)
シェムリアップ
・オールドマーケット ・ナイトマーケット
・アンコール国立博物館 ・カンボジアンカルチャービレッジ
・プリアノロドムシハヌークアンコール博物館 ・戦争博物館
・アプサラダンスショー ・影絵芝居
・トンレサップ湖 ・カンボジアミュージカルサーカス「ファー」
シアヌークビル
・オーチュティルビーチ ・セレンティビティビーチ
・ビクトリービーチ ・レアム国立公園
参考:カンボジア王国観光省
上記に挙げた場所にはそれぞれにたくさんの観光スポットがありますが、これだけでも観光地のほんの一部にすぎません。
カンボジアを旅行する際には目的別に行き先を決めるのが良いと思います。
カンボジアの食べ物
・アモック(ココナッツカレー)
・クイティウ(米の麺)
・チャートロコーン(空芯菜の炒め物)
・チャーサイッコー(牛肉炒め)
・カボチャプリン
・ポンティアコーン(羽化前のたまご)
・カンボジアコーヒー
・カンボジアフルーツ
参考:カンボジア王国観光省
実際に訪れてみて
カンボジアは東南アジアの中でも特に発展途上国という雰囲気の強い国ですが、人々は明るく、子供たちは可愛くて人懐っこく、食べ物は美味しくて物価も安いので、旅行するにはとてもオススメです。
カンボジアには観光地がたくさんありますし、バカンスできるリゾート地もあって色々なタイプの旅行先になり得ると思います。
いくつかカンボジアに関する記事もまとめているのでコチラをどうぞ。