旅行は楽しみに来ていますが、旅は冒険しに来ているという風に僕は区別しています。
このページでは旅、つまり冒険をするのにピッタリな国で、なおかつそれほど旅慣れていなくても楽しめる国を5つ紹介しています。旅、冒険に向いている理由や根拠を分かりやすくまとめました。
4つの国に共通する点として、日本から遠すぎない、過酷すぎないという基準を設けました。初心者向けの理由はこの2点だけであり、旅しがいのある国々を選んだつもりです。
ミャンマー
東南アジアで最も冒険しがいのある国はミャンマーだと思っています。
もちろん他の東南アジア諸国も冒険はできますし楽しいのですが、「冒険、探検」に重きを置くと、僅差ですがミャンマーが1番だと思います。その理由の一つは情報の少なさにあります。
タイやカンボジア、ベトナムといった知れた観光大国では細かいところまで旅人や旅行者が調べてまとめあげてブログを書いていたり、本や雑誌なんかもたくさん出ています。
ミャンマーもそう言った情報がないわけではありませんが、圧倒的に情報量は少ないと思います。ミャンマー料理と言われて何か思い浮かぶでしょうか? シャン料理は僕が旅をして来た中でもトップクラスに美味しかったです。
どんな料理があるのかは別の記事で紹介しているので↓↓に置いておきます。
食だけではなく、観光地もバガン遺跡くらいしかあまり知られていません。その有名なバガン遺跡は冒険にはもってこいの場所で、町全体が遺跡に囲まれたファンタジーな場所です。
他にも神秘的な洞窟や美しい田園風景を持つパアンなんかは探検するのにピッタリです。
文化もまた興味深く、「タナカ」と呼ばれる化粧品で頬っぺたにうずまきや猫ヒゲを描いていたり、伝統衣装のロンジーと言われる巻きスカートを男性でも履いています。
様々な面で未知の世界が広がるミャンマーは好奇心溢れる冒険家の卵にはピッタリの国だと思います。
スリランカ
スリランはインドのすぐ下にある小さな国で、旅にはめちゃくちゃオススメの国です。
あまり旅行に来る人というのは少ないですが、旅するのにはサイズ感がとてもちょうど良いのです。国をグルッと一周観光して周るのに1ヶ月くらい使えるとのんびりできてオススメです。
この国の冒険ポイントはまさに国一周にあると思います。旅行ならば行きたい観光地だけ拾って見てまわれば良いのですが、冒険したいのなら陸路を彷徨ってナンボです。
「国を一周」するというのは中々体験できるものではありません。母国日本ですら一周するというのは大変ですが、スリランカならば可能です。大国を一周する前にスリランカのような小さな国から一周チャレンジをしてみましょう。
シギリアロックをはじめ、旧市街ゴール、元ヒッピーの楽園エッラ、そして大都市コロンボと小さな国とは思えないほど色々な顔を持つのがスリランカの魅力であり、冒険しがいのある点と言えるでしょう。
ネパール
ネパールは山の国です。
ご存知、世界一高い山のヒマラヤ山脈がそびえているのがこのネパールです。流石にヒマラヤ山脈に挑戦しようとまでは言いませんが、たくさんの山があるネパールではトレッキングツアーが盛んです。
「外国に来てまで山かよ!」と思うかもしれませんが、外国の山はかなり冒険感溢れているのでオススメです。日本のように丁寧に整備された山道ではなかったり、ガイドさんが秘密の洞窟や滝なんかに連れて行ってくれるというようなこともあります。
さらにネパールについて特筆すべきは街並みです。圧倒的異国を感じることができます。町歩きをしているだけでそれは十分に冒険になり得ます。日本とは全く違う風景と人々に囲まれて過ごす日常はそれだけで旅と言えます。
ネパールは料理も美味しいので、そちらの冒険もオススメです。
ちなみにですが、ネパールとスリランカに挟まれた「インド」という国は上級者向けなのでネパールかスリランカに行ってから、もしくは旅慣れてから行くことをオススメします。
エジプト
地球上で1番観光できる国だと思います。
全ての国へ渡航したことがあるわけではないので偉そうなことは言えませんが、エジプトの観光資源は他の国を大きく上回ります。その量も多いのですが、質も高く、観光していて非常に高い満足感を得ることができると思います。
カイロにあるエジプト考古学博物館は20万超の貴重な宝物が収蔵されおり、見学することができますが、展示品は貯蔵品の一部で、まだまだ鑑定中のものなんかがたくさんあると聞きました。
ナイル川沿いには数々の遺跡があり、町も異国情緒溢れる雰囲気に包まれていて興味の尽きないモノや食、文化で溢れています。旅の難易度的には紹介した4国の中ではトップになりますが、初心者が中級者になれるきっかけをくれる国かなとも思います。
エジプトを楽しく旅することができる人はとっくに初心者の域は越えており、旅慣れている人だと思います。そういう意味でも、エジプトは冒険する価値があると思います。
ピラミッドやスフィンクスが有名ですが、冒険するならナイル川沿いをずーっと南下してスーダンの国境際までは行きたいところです。そこからスーダンに入るも良し、戻って別の国に飛び立つも良しです。
最後に
結局行ってみたいところを優先して行くことが大切です。
この記事が行きたいところがありすぎて困っていたり、どうしようか迷っている人の参考になれば幸いです。
旅に関するエピソードやノウハウをコチラの一覧にまとめています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!