【旅行の予習】ベトナムという国について【治安、物価、観光、食】

ベトナム編

 これからベトナムを旅行してみようという人に、ベトナムの魅力をできるだけ分かりやすく説明することを目的にした記事になっています。

 ベトナムの治安、観光地、食べ物、物価や人々の暮らしに焦点を当て、実際に訪れて感じたことやアドバイスをご紹介します。

 初めての異国における「旅行の予習」として目を通して頂ければ幸いです。

ベトナムという国(物価と暮らし)

 

 今回は旅行における衣食住という視点で比較してみました。衣食住の比較の後には、ベトナムに関するデータをいくつか集めてきたので紹介しています。

 ベトナムは全体的に衣服が日本よりも安いです。

 お土産のTシャツは値段交渉次第ですが10万ドン(459円 ※2020.03.16)もあれば買えると思います。やろうと思えば全身1,000円くらいで揃えることもできると思います。

 ただし、ベトナムの伝統衣装であるアオザイは5,000円くらいするお店が多かったです。オーダーメイドしたら10,000円くらいすると思います。

 道端に並ぶ屋台やローカルレストランでは一食数百円で楽しむことができます。

 例えばフォーは以下の写真のものが30,000ドン(139円 ※2020.03.15)で楽しめます。

 ベトナムはホテルも安いです。普通のホテルも安い上に、ゲストハウスやホステルといった安宿もかなり充実しています。

 ホテル比較サイトのブッキングドットコムで調べてみたところ、ホーチミンで1番安い部屋は1泊231円でした(※2020.03.15)。

 下にスクリーンショットとブッキングドットコムの公式サイトを貼っておきます。

世界最大の宿泊予約サイト、Booking.com

ビックマックの価格

 世界中にあるマクドナルド。その代表的なハンバーガーの「ビックマック」の価格はその国の物価を知るための一つの指標として使われることがあります。

ベトナムのビックマックは66,000ドンです。日本円で約307円(2020.03.15)です。

The Economist

 日本のビックマックが390円なのでハンバーガー(食費)はベトナムの方が安いと言えます。

その他のデータ

人口:9,650万人【2019年次】

平均月収:263USD(約28,387円 ※2020.03.15)【2018年、四半期】

失業率:3.1%【2019年次】

観光収入:274億USD(約2兆9,574億円 ※2020.03.15)【2018年次】

入国者数:124万人【2020年2月次】

CEIC

 

ベトナムの治安

 

 ベトナムの治安は世界で第57位です。

 これは「The Institute for Economics & Peace」という機関の「Global Peace Index Rankings 2019(世界平和度指数ランキング)」が発表した順位です。

 ちなみに日本の順位は第9位ですベトナムは日本よりもランキングが48つも離れており、治安に関してはそのくらいの差があるという事を頭に入れておきましょう。

実際の犯罪被害

ホテルや空港のロビー,レストラン,大規模ショッピングモールといった多数の人が出入りする場所で置き引き被害が発生しています。チェックインの手続をしているときや,ロビーで人に話しかけられたとき,レストランでトイレに立ったとき,民族舞踊を観賞しているとき,公園のベンチで一息ついているとき,空港で出入国手続きを行っているとき等にバッグ等の手荷物をカウンター,テーブル,椅子の上や床等に置いて目を離した一瞬の隙に被害に遭われています。

外務省

観光スポット等において,親しげに声をかけられ飲食(酒)をともにした際,飲み物(睡眠薬入り)を勧められ,意識が薄れたところで,現金やクレジットカード等を奪われる被害が発生しています。意識が戻った時には24時間以上経過していたり,病院のベッド上であったり,身体が傷だらけであったりすることもあり,盗まれたクレジットカードを不正使用され,後刻同カード会社より多額の請求を受けたという例もあります。また,少量の睡眠薬を飲まされ,意識がもうろうとしたところで,ATM機まで連れて行かれ,現金の引き出しを強制される例も報告されています。

外務省

国内各所で発生しており,その形態・手口も様々です。いきなり路上で殴られたり,あるいはナイフなどの凶器を突きつけられて金品を強奪される手口が発生しています。特に都市部では,タクシー乗車中に運転手から恐喝を受ける「タクシー強盗」の被害も発生しており,注意が必要です。

外務省

防犯対策

・貴重品はポケットに入れない

・夜間は不必要に出歩かない→出歩いても常に警戒心を持つ

・初めて出会った人を安易に信用しない

・安易にスマートフォンや財布を机の上などに置かない

・財布を別に用意して、最悪盗られても良いものを普段使いする

・財布、金銭に干渉してくる輩には警戒度をMAXにする→日本円見せて、カード見せて、換金してなどはみんな詐欺

・女性一人でのタクシー利用はなるべく避ける。特に夜間は危険。

・男性の場合でも例えば、深夜に一人で郊外へ行くような場合には、タクシーの利用は避ける。どうしても深夜に乗る必要がある場合には、最寄りの警察派出所に赴き、タクシーを呼んでもらう。

 

 あまり考えたくはないですが、被害に遭遇するかもしれないと考慮に入れて保険をかけておくことも重要です。短期間の旅行であればわざわざ海外保険なんかには入る必要はありませんが、せめて海外保険が自動でついてくるクレジットカードを一枚持っておきましょう。万が一の備えになります。

 オススメのカードを一枚ご紹介しておきます。

 エポスカードの公式サイトです。年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯してくるので作っておいて損はないのかなと思います。

 外国での盗難対策についても詳しくまとめているので↓↓をどうぞ。

主な観光地

 

サパ

 

ダナン市

 

ダラット市

 

ホーチミン市

 

ニャチャン市

 

ハイフォン市

 

ニンビン省

 

バーリア―ヴンタウ省

 

キエンヤーン省

 

参考:ベトナム政府観光局

 上記に挙げた場所にはそれぞれにたくさんの観光スポットがありますが、これだけでも観光地のほんの一部にすぎません。

 ベトナムを旅行する際には目的別に行き先を決めるのが良いと思います。

 

ベトナムの食べ物

 

・バインチュン、バンテット(おこわ) ・カンマーグ(干し竹の子のスープ)

・ボン(豚の皮の乾燥) ・ハン−ムオイ(タマネギのピクルス) ・ミエン(春雨麺)

・モック(豚肉スープ) ・ガランとルオック(フライドチキンとゆでチキン)

・コリエンカープ(ガランガルのコイ ) ・ボーコーケ(シナモン入り牛肉)

バインチュン

 

・ソイガー(もち米蒸し) ・チェコー(ベトナムのプリン) ・ネムラン(春巻き)

・マット(プリザーブドフルーツ) ・ジオルア(肉のペースト)

・フォー(ライスヌードルスープ) ・バンタン(ソフトヌードルスープ)

・ムンオック(カタツムリ) ・コム(焼き緑米) ・カーコート(魚の土鍋煮)

バンタン

 

・チャ–カ–ラ–ヴォング(焼き魚のパイ) ・バンクオン(ライスペーパーロール)

・ロンキーランソン(ローストポーク) ・バイントムホータイ(揚げた海老の料理)

・バインベオ(小皿料理) ・ブンボジオホ(牛肉のソフトヌードルスープ)

・バインラチャートム(ザリガニのグリル焼き餅) ・コムヘンソングフオン(貝ご飯)

バンクオン

 

・カオラウホイアン (ホイアン春雨) ・マイクアン(ソフトヌードルスープ)

・バインチャンクオンティッヘオ(肉や野菜をライスペーパーで巻いて食べる)

・ソイチンフォン(餅米料理) ・ゴーイブォーイ(グレープフルーツのサラダ)

・ラウマム(野菜と肉の鍋) ・クアランムーイ(揚げ塩漬けカニ)

・カーターイトゥーンチーンスー(魚のフライ) ・カーヌオンチュイ(魚の素揚げ)

参考:ベトナム政府観光局

実際に訪れてみて

 ベトナムはなんと言ってもコストパフォーマンスの高いご飯が最高の国でした。

 たくさんのビーチや歴史ある遺跡もありましたが、僕はもっぱらご飯ばかり食べていました。ベトナムを旅行する際のアドバイスと感想を箇条書きしたのでご参考までにどうぞ。

・屋台やローカル食堂にチャレンジできると安くて最高にうまいご飯が食べられる。

・ベトナムコーヒーとフォーの組み合わせは天下一。

・バイク社会で歩行者は最弱の存在ということを忘れずに。

・良い人もたくさんいるが、東南アジアの中ではかなり手強い部類。詐欺やボッタクリに気をつけるべし。

・妙な建物やB級感満載のスイティエン公園はとても楽しい。

 

 最後まで読んで頂きありがとうございました!

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