【旅行の予習】マレーシアという国について【治安、物価、観光、食】

マレーシア(クアラルンプール)編

 これからマレーシアを旅行してみようという人に、マレーシアの魅力をできるだけ分かりやすく説明することを目的にした記事になっています。

 マレーシアの治安、観光地、食べ物、物価や人々の暮らしに焦点を当て、実際に訪れて感じたことやアドバイスをご紹介します。

 初めての異国における「旅行の予習」として目を通して頂ければ幸いです。

マレーシアという国(物価と暮らし)

 

 今回は旅行における衣食住という視点で比較してみました。衣食住の比較の後には、マレーシアに関するデータをいくつか集めてきたので紹介しています。

 マレーシアでは衣服も激安で購入できますが、大きなデパートのようなところでは日本と同じくらいのものもたくさんあります。

 かなりピンキリなので一概には言えませんが、全身1,000円以内で収めることも可能です。日本のような古着屋も少しですが存在します。

 道端に並ぶ屋台やローカルレストランでは一食数百円で楽しむことができます。

 例えばマレーシアでは以下の写真のものが5リンギット(123円 ※2020.03.10)で楽しめます。

 マレーシアはホテルも安いです。普通のホテルも安い上に、ゲストハウスやホステルといった安宿もかなり充実しています。

 ホテル比較サイトのブッキングドットコムで調べてみたところ、クアラルンプールで1番安い部屋は1泊331円でした(※2020.03.10)。

 下にスクリーンショットとブッキングドットコムの公式サイトを貼っておきます。

海外ホテル検索、Booking.com

ビックマックの価格

 世界中にあるマクドナルド。その代表的なハンバーガーの「ビックマック」の価格はその国の物価を知るための一つの指標として使われることがあります。

 マレーシアのビックマックは9.5リンギットです。日本円で約234円(2020.03.10)です。

The Economist

 日本のビックマックが390円なのでハンバーガー(食の物価)に関しては日本よりはかなり安いということが分かります。

その他のデータ

人口:3,260万人【2019年次】

平均月収:957USD(約99,800円 ※2020.03.10)【2019年12月次】

失業率:3.3%【2019年12月次】

観光収入:209億USD(約2兆1783億円 ※2020.03.10)【2018年次】

入国者数:200万人【2019年9月次】

CEIC

 

マレーシアの治安

 

 マレーシアの治安は世界で第16位です。

 これは「The Institute for Economics & Peace」という機関の「Global Peace Index Rankings 2019(世界平和度指数ランキング)」が発表した順位です。

 ちなみに日本の順位は第9位ですマレーシアは日本よりもランキングが7つも離れており、治安に関してはそのくらいの差があるという事を頭に入れておきましょう。

実際の犯罪被害

空港の出入国時,ホテルのチェックイン・チェックアウト時,飲食店での雑談中,周囲への警戒が緩む隙を狙い,バッグ等から財布等の貴重品を抜き取られる又はスーツケースや鞄等を盗まれるのが典型例です。

外務省

マレーシアではスリ被害も多数発生しており,バス等の公共交通機関の車内や,駅・大規模商業施設など,人が密集する場所が狙われます。複数で被害者の周りを取り囲み,被害者や周囲の人々に気付かれないように犯行に及ぶ集団スリや,職務質問名目で財布を預かり,一部の現金を抜き取る手口もあります。集団スリの場合,被害品を盗む実行犯が直ちに周辺にいる共犯に被害品をリレー式で手渡し,その場を立ち去るケースが多く狙われると被害阻止は極めて困難です。

外務省

観光地等で知り合った見知らぬ人物と意気投合し,共に飲食したところ意識を失い,目覚めたときには所持品が無くなったというのが典型的な例です。手口としては,薬物を入れた飲み物を勧める,トイレ等で中座した隙に飲食物に混入する等のものがあります。

外務省

防犯対策

・貴重品はポケットに入れない

・夜間は不必要に出歩かない→出歩いても常に警戒心を持つ

・初めて出会った人を安易に信用しない

・安易にスマートフォンや財布を机の上などに置かない

・財布を別に用意して、最悪盗られても良いものを普段使いする

・財布、金銭に干渉してくる輩には警戒度をMAXにする→日本円見せて、カード見せて、換金してなどはみんな詐欺

・女性一人でのタクシー利用はなるべく避ける。特に夜間は危険。

・男性の場合でも例えば、深夜に一人で郊外へ行くような場合には、タクシーの利用は避ける。どうしても深夜に乗る必要がある場合には、最寄りの警察派出所に赴き、タクシーを呼んでもらう。

 

 あまり考えたくはないですが、被害に遭遇するかもしれないと考慮に入れて保険をかけておくことも重要です。短期間の旅行であればわざわざ海外保険なんかには入る必要はありませんが、せめて海外保険が自動でついてくるクレジットカードを一枚持っておきましょう。万が一の備えになります。

 オススメのカードを一枚ご紹介しておきます。

 エポスカードの公式サイトです。年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯してくるので作っておいて損はないのかなと思います。

 外国での盗難対策についても詳しくまとめているので↓↓をどうぞ。

 

主な観光地

 

・クアラルンプール

 

・マラッカ

 

・ランカウイ

 

・ペナン

 

・イポー

 

・ジョホール&ジョホール・バル

 

・マレー半島東海岸

 

・サバ&コタキナバル(ボルネオ島)

 

・サラワク(ボルネオ島)

参考:マレーシア政府観光局

 

 上記に挙げた場所にはそれぞれにたくさんの観光スポットがありますが、これだけでも観光地のほんの一部にすぎません。

 マレーシアを旅行する際には目的別に行き先を決めるのが良いと思います。

 

 観光する上で多少の障壁になってくるのが言語です。

 マレーシアでは基本的に英語が通じますが、たまに全く話せない人もいます。

 ボディランゲージと気持ちでなんとかなりますが、不安な方には翻訳機持って行く事をオススメします。スマホのアプリなんかよりもずっと便利で使い勝手が良いので紹介しておきます。

 ポケトークという翻訳機です。オススメする理由は以下の通りです。

・Wi-Fiなしで74言語対応 ・126の国や地域で利用可能 ・保証サービスあり

・受取、返却は空港カウンターでも国内宅配でも可 ・ノイズキャンセル機能付き

 レンタルする日数で価格を決められるので短期〜中期旅行に便利です。英語はもちろん、マレーシアで使われるマレー語、中国語、タミル語にまで対応しています。

マレーシアの食べ物

マレー料理

・サテー(串焼き) ・ナシレマ(定食) ・ナシゴレン(焼き飯)

・ミーゴレン(焼きそば) ・ラクサ(麺料理) ・チキンカレー

ラクサ

中華料理

・バクテー(骨付き肉スープ) ・チキンライス ・スチームボート(火鍋)

・クイティオ(麺料理) ・飲茶

バクテー

インド料理

・ロティチャナイ ・タンドリーチキン ・バナナリーフカレー

バナナリーフカレー

ニョニャ料理

・オタオタ(魚の練物) ・パイティー(春巻) ・カンコンブラチャン(空芯菜炒め)

・ウダン ルマッ ナナス(煮込み料理) ・バク シオ(豚肉の煮物)

・アヤム ポンテ(煮物)

オタオタ

参考:マレーシア政府観光局

 

実際に訪れてみて

 マレーシアは3つの異なる文化、マレーシア、中華、インドが見事に調和をとっている国です。

 1つで3つ美味しいではないですが、街中にそれぞれの文化の色がそれぞれに強く現われているのが興味深かったです。治安も良かったですが、車文化で時折街中を歩くのがストレスに感じることもありました。

 首都のクアラルンプールはめちゃくちゃ都会ですが、他は割とまったりとした雰囲気でゆっくりできます。

 

 少しですがマレーシアについてもまとめているのでコチラをどうぞ。

 

 最後まで読んで頂きありがとうございました!

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