フィリピンはたくさんの島々を持つ南国です。
島はどれも同じというわけではなく、島それぞれによって持っている特徴が大きく違います。セブ島なんかは有名ですが、個人的な意見ではセブ島のビーチはそこそこという感じです。良くも悪くも観光地化されすぎており、他の島々に比べるとかなり都会化されているという感じです。
セブ島の周りにあるたくさんの離島はどこも秘境感満載でビーチも綺麗な印象です。
僕は短期の語学留学でセブ島に3ヶ月ちょっと滞在していたのですが、ほとんど遊ばずに頑張って勉強していました。とは言え、流石に3カ月間ずっと部屋にこもって勉強していては息が詰まるので、たまに海や離島にも行っていました。
今回は、セブ島の周りに点在する離島の一つである「カモテス諸島」での1日についてご紹介します。後述するのですが、先に一つカモテスの魅力を挙げておくと、それは僕の旅史上ベスト3に入る神秘の海ということです。
死海に肩を並べる神秘の海について是非共有したいと思います。
朝
セブ島からカモテスまでは早朝の船で行きました。
学校のみんなと行ったのですが、10人近い団体行動はめちゃくちゃ久しぶりでした。船着場で眠い目を擦りながら船を待っていると、南国のセブでも少し冷えたのを覚えています。
お昼前に島に着くと、そこには現地の商売人たちが観光客たちを待ち受けていました。僕らは事前に予約していたソンテウ(赤い乗り合いトゥクトゥクみたいなやつ)に乗り込み、ビーチを巡ったりご飯を食べたりしました。
カモテスはセブ島と比べると何にもない島でした。畦道や砂利道などの舗装されていない道路もしばしばで、まさに「島」に来たという感じでした。コンクリートの近代的な建物はホテルくらいで、民家は木や草で作られているようでした。そもそも民家もかなり少なく、ホテルも背が高くて目を引くようなものは見かけませんでした。
昼
島についてからはまっすぐホテルには向かいませんでした。
お昼ご飯を食べたりビーチをいくつか周り、近くの小さな島にボートで遊びに行ったりもしました。島にはビーチだけではなく、洞窟もありました。洞窟は思っていた以上に巨大で、狭いのですがどこまでも奥が続いました。
洞窟の道のりは途中から水路になり、段々と足がつかなくなって来ました。頼り無いぼんやりとした白いライトがついになくなる所にまでやって来ると、ようやくそこが行き止まりのようでした。何人かは水に潜ってさらに奥があることを確認していました。おそらく海に繋がっているのでしょう。
夜
予約してくれた友達には感謝しか無いのですが、その夜宿泊したホテルはめちゃくちゃ良かったです。
部屋は男女で別れての4人部屋という感じで、僕がいつも泊まっているような安宿のドミトリーと大差ない感じだったのですが、ホテルについているプールとそのホテルの場所が最高だったのです。
僕ら以外にはほとんどお客さんがいなかったので、ほぼ貸切でプールを使うことができてかなりのんびりできました。僕らが行ったのがオフシーズンだったのか分かりませんが、プールに浮かぶバーは閉まっていたのでそれだけ残念でした。
ホテルの場所が最高というのは、そこが海辺にあるホテルという点です。ホテルの裏がすぐ海になっており、そこの海がとんでもなく凄かったのです。
夜の海に突入した僕は驚くべき新体験をするのです。恐らく時期的なものも関係するのでしょうが、その夜の海では星を拾うことができるのです。
海をかき混ぜるとキラキラと光るのです。
衝撃でプランクトンが光を放っているのだそうですが、それは中々神秘的な体験でした。Tシャツで海水をすくうと、服の上で一瞬だけキラキラと光を放ちます。
ふと、この光の分以上のプランクトンたちがいると思うと、若干気持ち悪くもありますが、海に入るということはそういう事かとすぐに気にならなくなりました。目に見えないだけで、いくらでも海にはプランクトンがいるのです。
小一時間は海をかき混ぜてキラキラの光と遊んでいました。
やがて、1日の疲れとお酒で僕らは眠りについてカモテスでの1日が終わったのでした。
最後に
時期的な問題でいつも見られるのかは分かりませんが、僕らの泊まった宿泊施設の地図をご参考までに↓↓に置いておきます。
フィリピンは語学留学目的で訪れたので、次回はしっかり旅をしようと思っています。
まだあちこち行ったわけではありませんが、フィリピンを旅するなら島巡りが面白そうだと思っています。まだまだ秘境、秘島がたくさん眠っており、日本からも近くて気軽に行ける距離にあるという魅力があります。
旅についてではないのですが、僕の語学留学の体験を詳しくまとめている記事もあるので↓↓をどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!