コロナ禍のシーシャ屋について思うこと
新型コロナウイルスは様々な業界に打撃を与えていますがシーシャ業界もまた然りです。
お店によって対応は様々ですが、多くのお店が緊急事態宣言を受けて一時的に営業を停止することとなりました。しかし、5月の半ばを過ぎた現在ではポツポツと営業を再開し始めるお店が増えてきたようです。
自粛自粛と叫ばれる中での営業開始ですが、オーナーさんやスタッフさんたちがそれぞれの人生まで自粛しないための決断かと思います。
今回はそんなコロナ禍で苦しむシーシャ屋さん、業界について、僕の意見をつらつらと述べていこうかと思います。
緊急事態宣言下でのシーシャ屋さんの活動
7、8人のシーシャ屋のスッタフさんやオーナーさんから話を聞く限り、当たり前ですが現在の状況を楽観視している人はいませんでした。
「長引きそうだよね」「いつまで続くのやら」「困ったもんだ」
みたいなぼやきはどこの業界も同じなのでしょう。しかしまあ、ぼやいてばかりではどうしようもないので、色々な施策をシーシャやさんは始めていました。
家でシーシャを楽しめるようにシーシャの解説動画を作ったり、オンラインで解説したり、回数券を販売したり、物販に力を入れたり、勉強会をしたり、SNSで発信したりと、それぞれ出来ることを見つけ出してなんとかという感じです。
あまり大っぴらに言えるような状況でもなかったために、SNSなどで公表されてはいませんでしたが、シーシャの勉強会は割とたくさん開かれていたように感じます。お店を開けることができない期間をシーシャ修行に費やせば、再開した際に腕が鈍ることなくパワーアップしたシーシャをお客さんに提供できます。
営業再開したシーシャ屋さんには色々と期待が高まる思いです。
シーシャ屋さんのルール変更
ルールを変更して営業しているお店もたくさんあるようです。
僕の知る限りのシーシャ屋さんのコロナ対策を以下に箇条書きにしてみました。
・時短営業
・店員による吸い出し調整を制限
・入店時のアルコール除菌
・入店時の体温計測
・ホースの買取義務
・吹き出し禁止
・シェア禁止
・換気の徹底
・時間制
・人数制限
・完全予約制
・席の間隔調整
お店ごとにその対応は様々ですが、上記のような対策をいくつか採用しているお店が多いようです。一方で、全く対策を講じずにいつも通り変わらず営業をしているお店もありますが、それに関して否定的な意見は一切ありません。アルコール除菌ぐらいは欲しいかなくらいの気持ちです。
自分の尺度でそれぞれどのくらい対策を講じているお店に行くのかを決めれば良いと思います。そもそも色々なシーシャ屋さんがあった中で、コロナに対する対応も様々なので一層シーシャ屋さんの多様化が進んだ感じがします。
それぞれのシーシャ屋さんがどんな対策を講じているのか知りたい場合は、SNSやホームページをチェックするか、電話で直接連絡して聞いてみると良いと思います。
実際シーシャ屋さんに行って大丈夫?
「シーシャ屋がコロナのクラスター原因になってしまったら不安」、「もしそうなったらシーシャ全体のイメージが悪くなる」というような意見があり、実際に自粛閉店に踏み切ったお店はそう言った声に耳を傾けてというケースが少なくないようです。
僕はこれらの意見には割と否定的です。
シーシャ屋が密だとか間接的に接触する機会が多いことは確かにその通りですが、それでクラスターや感染拡大によるシーシャ全体のイメージに議論が発展していくのはいささか飛躍し過ぎかなと思っています。
最悪の想定はもちろん必要かもしれませんが、飲食店でもコンビニでもスーパーでも、その他マンションや物流や交通機関でも同じく最悪の想定をすればクラスターとネガティブなイメージ繋がります。
シーシャのことを想っているが故にネガティブな想定に至るのはとても理解できますが、シーシャカフェだけがそのリスクを一手に引き受けているわけではありません。
もっと言えば、コロナによるロックダウンが始まる以前、エジプトやヨルダン、イランなどのシーシャ天国の国で爆発的なコロナ感染者が出たという話も聞いたことがありません。もしシーシャがとんでもなくコロナをばらまくなら、日本よりもよっぽどシーシャが吸われている国でまずは大きな問題になっているはずなのではと思います。
シーシャでは一切コロナに感染しないということを言っているのではありません。リスクが他の業界と対して変わらないというのが僕の意見です。
シーシャ屋さんに行って大丈夫かどうかは自己判断としか言えないのですが、電車通勤してランチにカフェでパスタを食べて夜に居酒屋に行って休日に公園で遊んでいるのに「シーシャだけは危険」となるのはどうかなと考えます。
最後に
コロナ禍ということでどこのシーシャ屋さんもイベントはおろか、開店告知もやりにくそうにしているのが現状です。
しかしながら、お客さんが来なければお店というのは潰れてしまいます。シーシャ屋さんは個人店も多く、このままでは……というお店も少なくないと思います。開けているお店の本音はどこも「ご来店お待ちしています!」に尽きます。
外食するというのであれば、シーシャ屋にも足を運んでもらえればなあというのが僕のシーシャ屋店員としての率直な気持ちです。
他にもシーシャに関する記事をまとめているのでコチラの一覧をどうぞ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
そして、ご来店お待ちしております!!!↓↓↓↓↓@御茶ノ水シーシャWARP