台湾(台北)へやってきました。長いこと旅をしていますが中華圏へ入るのは初めてです。街中を歩きまわっての第一印象は思った以上に中華感薄目という感じです。親日という噂をよく耳にしますが、そこら中に日系企業が進出しています。セブンイレブンやファミリーマート、吉野家、すき家、やよい軒に丸亀製麺、ココ壱番屋!ラーメンや餃子なんてのもありました。余談ですが、焼き餃子は日本人が作ったものだそうです。現地の子に聞いてみると、「なんで餃子を焼くんだ、食感が台無しじゃないか」と言われました。「でも食べてみたら結構美味しいんだよ!」と隣の人に言われて、あれこれ議論に発展していました。
そして日本で大流行中のタピオカ屋さんもたくさんあって、日本顔負けに並んでいたりします。しかも安い!200円弱~でしかも美味しいタピオカ屋さんがそこら中にありました。タピオカそのものも美味しいですが、そのミルクティーなどのお茶がめちゃくちゃ美味しいです。
ついてすぐお腹ペコペコだったのでかねてからお目当てだった「魯肉飯(ルーローハン)」を検索しました。近くに見つけたお店はここ「金峰魯肉飯」。
お目当てはこんなやつです。
ブタの角煮を野菜とみじん切りにしたものがご飯の上に乗っています。
中国語や英語が使えなくても大丈夫!この黄色い紙に記入して店員さんに渡すだけです。色々ごちゃごちゃ丸とか付けちゃってますが、数だけ記入すれば良かったみたいでした。(隣のおばちゃんの紙チラ見した)
スープと野菜炒めを勘で選んでこんな感じでした。
全部で120元!大体400円ちょっとです。柔らかいブタのお肉と脂身が甘ダレと絡み合い、ご飯は一瞬でした。野菜の炒め物(若い空心菜かな?)はニンニクダレがピリッとしていてこれだけでも白米がいけそうです。スープは普通でした。下に地図を置いておきます。
旅の最大の醍醐味の1つはもちろん「食」です!そして台湾の食といえば夜市!早速地元の子にお勧めしてもらった近くの夜市に行ってきました。「寧夏路夜市(ねいかろよいち)」です。
台湾のSIMを買わなかったのでインターネットを外で使えない状況、何が美味しいのか事前リサーチを忘れた僕はいつもの方法で人気のお店を探すことにしました。「行列を見つけたら並ぶ」ただそれだけです!最初で最大の行列はこれでした。気になって後から調べたらやはり相当人気のものだったようです。
並ぶこと15分程、お芋の上げ団子でした。その名も「劉芋仔蛋黄芋餅(リュウユーザイダンホァンユィビン)」、1つ30元で2つから。60元で200円ちょっとかな。
なんだか並んだ割にはそこまででした。良く言えば外はカリカリ、中はお芋ほくほく。お芋がぱさぱさで水分持ってかれる系でした。そんなに大きくないですが、結構しっかりしていて一番最初の屋台なのにもう割とお腹がふくれてしまいました。
そしてお次はこれ、行列の後ろから作っているところを見ていてもなんだかよく分からなかったのですが、とりあえず長蛇の列だったので試してみました。「阿婆飯糰(アーポーファントヮン)」。40元。140円弱くらい
ピタパン的なものに具を巻いた中華風ケバブかと思っていたけど、どうやらご飯を使っていることがこの距離でようやく分かりました。
おにぎりでしたが、米が千巻で食べたことのある感じ(もち米?)で中には高菜とカリカリの揚げパンのようなものが入っていました。ビビって辛くない方を頼んでしまったからか、少し薄味でした。海外での辛さ調節は難しいですね。とんでもなく辛いのが来る可能性もありますから…。次からは迷わず辛口を選ぼうと思いました。
そして最後に並んだのは「月氏激蛋葱油餅」。50元。170円ちょっと。
中に卵焼きが挟んであるジューシーな揚げ餅。「辛いのいけるか?」の質問にはすかさず「YES」、台湾の「辛い」はいけるかもしれないと思いました。油油しているので人を選びそうな食べ物でしたが、僕はジャンクフード大好きなのでむしゃむしゃ食べれました。
そんな寧夏路夜市(ねいかろよいち)はココ。
一人フラフラと宿に戻って思わず吹き出しそうになったの入口の写真。
この方がどんな方なのか知っていて飾っているんだろうか…。偉大なゴールドフィンガーに会える「Taipei Taipei Hostel 桟留台北」、おすすめしておきます。ドミトリーで朝食つき、平日は一泊1,000円くらいで泊まれて便利な立地にあります。ランドリーが30元で洗剤無料です。乾燥機も30元で干すためのスペースもあります。何軒か泊まり歩きましたが、一番コスパが良かったように感じました。cafe&barが併設されており、そこが共有スペースにもなっています。入口がちょっと分かりにくいですが、階段を上がって建物の2階に位置しています。
ではでは